尿蛋白
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 摘出術後膵液瘻を起こした膵鉤部巨大solid-pseudopapillary neoplasmの1例
- 安井 良僚,山本 栄司
- 日本小児外科学会雑誌 47(7), 1016-1020, 2011-12-20
- … 小児の膵solid pseudopapillary neoplasm(以下SPN)の治療経験を報告する.症例は12歳,女児.検診の尿タンパク陽性に対して施行した腹部超音波検査で膵頭部に巨大な腫瘤を認め,CT,MRI等の精査で膵SPNを疑い手術を行った.腫瘍は球形で膵鉤部に存在し,頭側は膵実質組織により被覆され,尾側は膵外に突出していた.腫瘍は被膜に覆われ,境界明瞭で周囲組織への浸潤は見られず,腫瘍全摘出術が可能であった.大きさは13×11×10cm,重さ878gで,病 …
- NAID 110008896721
- 妊婦水泳の継続が妊娠経過におよぼす影響 : 妊娠23週前開始の長期群と24週後開始の短期群との比較
Related Links
- 尿タンパク/尿中クレアチニンとは一日どれくらい蛋白質がでてるか測定する方法で... 学校の尿検査で蛋白?タンパク?でひっかかりました><なんか、再検査って言われちゃ... 尿検査でタンパクが出てというのは蛋白質の撮りすぎ ...
- 尿蛋白の陽性は腎不全などの病的なものと、運動や発熱などの病的ではない無症候性のものがあります。 ... 健康診断で尿酸を測る場合、通常の尿検査と同様に排尿を採取して、尿試験紙で検査をします。 また、現在は紙コップでは ...
- 尿の健康・悩みがわかるサイト 頻尿・尿管結石・尿酸値・尿検査・尿蛋白・ 尿漏れ(失禁)・尿潜血などを解説した ... 「尿蛋白(タンパク)」とは、尿の中に含まれている蛋白(主にアルブミン)の総称です。蛋白は栄養分を運んだり ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- protein
- 同
- タンパク質、タンパク、蛋白、プロテイン
- 関
- アミノ酸、ポリペプチド
- L-アミノ酸が重合してできた高分子化合物であり、生物の重要な構成成分のひとつである。
年齢
|
男性
|
女性
|
推定平均 必要量
|
推奨量
|
目安量
|
耐容 上限量
|
推定平均 必要量
|
推奨量
|
目安量
|
耐容 上限量
|
0~5(月)
|
―
|
―
|
10
|
―
|
―
|
―
|
10
|
―
|
6~8(月)
|
―
|
―
|
15
|
―
|
―
|
―
|
15
|
―
|
6~11(月)
|
―
|
―
|
―
|
―
|
―
|
―
|
―
|
―
|
9~11(月)
|
―
|
―
|
25
|
―
|
―
|
―
|
25
|
―
|
1~2(歳)
|
15
|
20
|
―
|
―
|
15
|
20
|
―
|
―
|
3~5(歳)
|
20
|
25
|
―
|
―
|
20
|
25
|
―
|
―
|
6~7(歳)
|
25
|
30
|
―
|
―
|
25
|
30
|
―
|
―
|
8~9(歳)
|
30
|
40
|
―
|
―
|
30
|
40
|
―
|
―
|
10~11(歳)
|
40
|
45
|
―
|
―
|
35
|
45
|
―
|
―
|
12~14(歳)
|
45
|
60
|
―
|
―
|
45
|
55
|
―
|
―
|
15~17(歳)
|
50
|
60
|
―
|
―
|
45
|
55
|
―
|
―
|
18~29(歳)
|
50
|
60
|
―
|
―
|
40
|
50
|
―
|
―
|
30~49(歳)
|
50
|
60
|
―
|
―
|
40
|
50
|
―
|
―
|
50~69(歳)
|
50
|
60
|
―
|
―
|
40
|
50
|
―
|
―
|
70以上(歳)
|
50
|
60
|
―
|
―
|
40
|
50
|
―
|
―
|
妊婦(付加量)
|
初期
|
|
+ 0
|
+ 0
|
―
|
―
|
中期
|
+ 5
|
+ 5
|
―
|
―
|
末期
|
+ 20
|
+ 25
|
―
|
―
|
授乳婦(付加量)
|
+ 15
|
+ 20
|
―
|
―
|
QB
- 蛋白質の1日の摂取量は体重1kgあたり約1g。腎不全の食事療法(低蛋白食)では0.6-0.8g/体重kgである。
- PFC比率=蛋白:脂肪:炭水化物=10-20%:20-30%:50-70%
臨床関連
参考
- http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/s0529-4.html
[★]
- 英
- urine protein, urinary protein, protein in urine
- 同
- 尿中タンパク質、尿タンパク
- 関
- 蛋白尿、尿蛋白/クレアチニン比
尿蛋白の生化学
- 1/3は血清アルブミン
- 1/3はアルブミン以外の小分子蛋白質
- 1/3は尿細管上皮細胞中のタム-ホースフォール蛋白質(ムコ蛋白質)
基準値
24時間蓄尿
- 運動、体位、精神的ストレスによって変動しうる
- 20-120 mg/day (臨床検査法提要第32版 p.1806)
- <150 mg/day (HIM.A-11)
生理的な尿蛋白
- 起立性蛋白尿:体位による。糸球体濾過圧が高まる?
- 機能性蛋白尿:運動、発熱、ストレス
診断
- 24時間蓄尿:150 mg/日以上で異常。1 g/day以上で糸球体疾患疑い。 ネフローゼ症候群の診断基準は3.5g/day以上
- 随時尿:30 mg/dl以上で異常
尿蛋白量と診断の目安
- 内科診断リファレンス.350
尿蛋白
|
|
150mg/日未満
|
健常者の基準(15mg/dL 10dL)
|
300mg/日
|
糖尿病性腎症の顕性タンパク尿の定義
|
1000mg/日
|
起立性タンパク尿や熱性タンパク尿などの良性タンパク尿の上限 (血尿があるときは500mg/日のタンパク尿で腎疾患を考慮)
|
1500-3000mg/日
|
尿細管障害によるタンパク尿の限界で、これ以上は糸球体疾患と考える。
|
腎前性
腎性(腎実質性)
腎後性
- 下部尿路系の尿路結石
- 腎盂腫瘍
- 尿管腫瘍
- 膀胱腫瘍
尿蛋白による尿細管の障害
- 尿蛋白→尿細管での過剰吸収・蓄積→尿細管間質へのマクロファージ・T細胞の浸潤→(in vitroでは尿細管細胞をアルブミンと共存させるとMCP-1・炎症性サイトカイン(TNF, IL-1, LPS, 変性IgG)を分泌→間質炎症反応→間質線維化→腎瘢痕
臨床関連
異常値の出るメカニズム第5版 p.177改
検査
試験紙法
- 随時尿で施行可能。感度が低い。
- 強アルカリ性で偽陽性 ← アルカリ性で青変する試薬を使用
- X線造影剤で偽陽性はでない。
- Bence Jones蛋白に対しては偽陰性
24時間蓄尿
検査法の比較(QB E-134)
|
煮沸法
|
スルフォサリチル酸法
|
試験紙法
|
原理
|
蛋白質の熱変性による混濁 (特異性が高い)
|
蛋白と酢酸の不溶性塩による混濁
|
指示薬の蛋白誤差を利用
|
感度
|
5mg/dl
|
1.5-2mg/dl (鋭敏)
|
5-20 mg/dl
|
偽陽性
|
ヨード造影剤 トルブタミド ペニシリン系抗菌薬 セフェム系抗菌薬
|
リン酸塩を含むアルカリ性尿 第4級アンモニウム化合物 (防腐剤、洗浄剤)EDTAのことか?
|
偽陰性
|
リン酸塩を含むアルカリ性尿
|
低分子タンパク尿(BJP等)
|
試験紙法による蛋白尿の評価
- 参考1
- 尿蛋白:± = 15 mg/dL。1+ = 30 mg/dL。2+ = 100 mg/dL。3+ = 300mg/dL ← 赤字はメーカー間で差が少ないらしい。
- 1+では蛋白尿が存在すると考えて良い水準。
参考
- http://www.jsn.or.jp/jsn_new/iryou/kaiin/free/primers/pdf/CKDguide2009.pdf
[★]
- 英
- urine
- ラ
- urina
- 関
- 尿浸透圧、尿量
臨床関連
尿中への代謝物質の異常排出
尿の色
- 決定する要素:ウロビリノゲン、ヘモグロビン、ミオグロビンなど