出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/06 22:09:10」(JST)
健康管理システム(けんこうかんりシステム)とは、健康管理を目的としたまとまりや仕組みの全体、系。 健康自体の考え方がかなり広い意味があるため、様々な形での健康管理システムが考えられている。
体重計・体脂肪計のように、家庭でも簡単に測定できる計測機器が普及されるようになり、その測定結果を紙に記録していたのが通常であった。
その後、パソコンが普及し、また計測機器には通信機能、記録・記憶機能が付加されるようになり、記録を残すことや、健康に関する情報を得ることが比較的簡単にできるようになってきた。
近年では、インターネットや携帯電話の普及、IT革新が著しい形で発展していく中で、これらの環境を上手く駆使した形での健康管理ソフトやサービスが提供され始めた。 また、SNSやブログなどにあるような、ユーザー参加型の仕組みも主流になってきており、ただ単にデータ管理するばかりではなく、仲間意識・競争意識を持たせ、ユーザー同士で解決しあう、新しい健康管理の仕組みが築かれ始めている。
よって、ユーザーはいつでもどこでも様々な形で(ユビキタス)健康に関する情報、サービスを受けることができ、常に新しい情報を活用して健康管理できるようになってきている。
ただし、このように便利になってきたため、情報を得るだけで満足するとか、情報が多すぎて混乱するなど、上手く健康管理ができないという新たな課題が出始めてきている。
また、自身の身体的情報の他者への漏洩の危険性など、情報セキュリティも問題となっている。
株式会社タニタでは、2007年3月8日に、通信機能が搭載された体組成計をはじめとする計測機器と、インターネット上のWebサイトサービスを融合させた新しい健康管理システムとして、タニタの健康応援ネット「からだカルテ」をリリース(サービス開始)している。また「からだカルテ」は2009年1月にポータルサイトgooの「ダイエットコミュニティSNS」gooからだログとデータ連携をしている。
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熱痙攣 | 熱疲労 | 熱射病 | ||
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古典的熱射病 | 努力性熱射病 | |||
疫学 | 幼小児、老人 基礎疾患(脳血管障害、虚血性心疾患、アルコール依存症) 薬剤性(フェノチアジン系(抗精神病薬)、抗コリン薬、利尿薬) 死亡率:40% |
小児~成人 死亡率:10% 横紋筋融解症、DIC、MOF合併多い | ||
原因 | 電解質喪失 | 脱水 | 温熱中枢障害 | 熱産生>>熱放射 |
病態生理 | 細胞外液の減少(≒循環血漿量の減少)→頻脈、 | 高温により熱中枢が障害される あるいは、心拍出量、発汗能力、血管調節能力の低下により体温調節能が失われる ↓ 汗が出ないことがある。 |
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意識 | 意識障害あり | |||
体温 | → | ↑~↑↑ | ↑~↑↑↑ | ↑↑↑ |
血圧 | 低血圧 | ? | 低血圧 | |
発汗 | ++ | +++ | -~+++ | +++ |
筋肉 | 有痛性筋収縮 | 筋肉崩壊 | ||
その他症状 | 悪心・嘔吐、頭痛、めまい | |||
治療 | ストレッチ、マッサージ 経口補液(飲めねば静注) |
冷却(外部冷却)。⇔冷却は必要なし(ICU.607) | 冷却(外部冷却・内部冷却) |
従来の分類 | 新分類 | 症状 |
熱痙攣 熱失神 |
I度 | めまい、大量発汗、失神、筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り) |
熱疲労 | II度 | 頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感、集中力や判断力の低下、血圧低下、頻拍 |
熱射病 | III度 | 下記3症状のうちいずれか1つ以上 ①中枢神経症状:意識障害、小脳症状、けいれん発作 ②肝・腎機能障害:AST/ALT、UN、Cr上昇 ③血液凝固異常:急性期DIC診断基準(日本救急医学会)にてDICと診断 |
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