レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系
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Japanese Journal
- 131I-アドステロールシンチグラフィーが陽性所見の非機能性副腎偶発腫瘍の一例
- 小河 淳,的場 ゆか,坂井 義之 [他]
- 福岡医学雑誌 101(6), 128-131, 2010-06-25
- … た.内分泌学的検査では,コルチゾールは正常な日内リズムで,デキサメサゾン1 mg 抑制試験で十分な抑制を認めた.早朝ACTH値は正常で,CRH負荷試験においても正常な反応がみられた.レニンーアルドステロン系や副腎髄質ホルモンは正常であり,以上から非機能性副腎腺腫と診断した.ところが131I-アドステロールシンチグラフィー検査では患側に陽性所見を認めた.この4年間において腫瘍の …
- NAID 120002451552
- 神田 杏子,野津 寛大,橋村 裕也,飯島 一誠,松尾 雅文
- 日本小児腎臓病学会雑誌 = Japanese journal of pediatric nephrology 22(2), 123-125, 2009-11-15
- … 偽性低アルドステロン症I型 (PHA1) は,レニン-アルドステロン系の亢進にもかかわらず,遠位尿細管におけるナトリウムの再吸収が障害されているため,低ナトリウム血症,高カリウム血症を呈することを特徴とするまれな尿細管疾患である。 …
- NAID 10026411765
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- renin-angiotensin-aldosterone system RAA
- 同
- レニン-アルドステロン系 renin-aldosterone system
- 関
- アンギオテンシノゲン、アンギオテンシンI、アンギオテンシンII、アンギオテンシンIII。レニン-アンギオテンシン系
[★]
- 英
- renin-angiotensin system RA system
- 同
- レニン-アルドステロン系
- 関
- レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系
[★]
- 英
- aldosterone
- 関
- 尿細管
基準値
- 血漿濃度は35-240 pg/ml, EDTA加血漿 安静臥位 30-160 pg/ml
- 30-160 pg/ml (LAB.715)
- 35.7-240 pg/ml (随時), 29.9-159pg/ml (臥位), 38.9-307pg/ml (立位) (SRL)
分類
性状
産生組織
標的組織
生理作用
- 1. 腎の接合尿細管と集合管、唾液腺、乳腺、汗腺等に働いてNa+の再吸収を促進し、K+の排出(分泌)を促進する (SP.791,792 によれば、腎接合尿細管を含む)
- 2. 腎集合管でH+の排出(分泌)を促進する。
- Na+/K+-ATPase活性↑@遠位尿細管・皮質集合管 → 管腔側K↑ → K再吸収/H+分泌 (QB CBT vol2 p.360) ← 成書での裏付けがないが、確かにアルドステロン↑によりK+分泌が↑となれば、管腔側にK+があふれるのでα間在細胞上の管腔側にあるK+/H+交換輸送体担体によりH+管腔側にくみ出されるな。
作用機序
- アルドステロンは何らかの経路を経て、ある遺伝子(アルドステロン誘導タンパク質 AIP)の転写・発現を促進する。これにより、以下の作用を及ぼす (2007年度後期生理学授業プリント)
- (1)Na+-K+ATPaseの発現
- (2)基底膜面積の増加
- (3)Na+チャネルの活性化
- (4)K+チャネルの活性化
- Na+-K+ ATPase活性を上昇させる(SP.792)
- ミトコンドリアのエネルギー産生系が活性化される(SP.792)
分泌調節
- 1. 体液↓、血圧↓→レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系でアンジオテンシンIIが生成→P450scc↑、P450aldo↑
-
- →レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系
- 2. 血漿K+↑→アルドステロン分泌↑ ← direct action on the adrenal cortical cells.
- 3. ドパミン、ソマトスタチン→アルドステロン分泌↓ (出典不明)
- 4. ACTH
- アルドステロン分泌作用は弱い。only a short-term effect(NEL.2351).
分子機構
生合成
臨床関連
[★]
- 英
- renin
- 関
- アンジオテンシノゲン、アンジオテンシン
分類
産生組織
標的組織
作用
分泌の調整 (PT. 480)
- 循環中枢からの刺激→レニン放出↑ β1受容体を介する
- 立位 → 交感神経亢進(おそらく脳への血行を保つため) → レニン放出↑
- 腎動脈圧↓→レニン放出↑
- 腎動脈圧↑→レニン放出↓
- 腎臓の輸入細動脈の圧受容器による
- cf.腎動脈の動脈狭窄により血流↓→レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系↑→血圧↑
- 遠位尿細管濾液中のNaCl濃度↓→レニン放出↑
- 緻密斑細胞により検出される
- 血漿濃度や輸入細動脈圧の減少はGFRを減少させ、それによって遠位尿細管濾液中のNaCl濃度を減少させる
- ネガティブフィードバック制御を受ける。
- アンジオテンシンII↑→レニン↓
分子機構
臨床関連
[★]
- 関
- 一連、菌株、緊張、系統、系列、シリーズ、歪み、連続、システム、体系、体制、方式、筋挫傷