出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/10/16 11:10:30」(JST)
二リン酸 | |
---|---|
IUPAC名
diphosphoric acid |
|
別称
ピロリン酸
|
|
識別情報 | |
CAS登録番号 | 2466-09-3 |
PubChem | 1023 |
ChemSpider | 996 |
UNII | 4E862E7GRQ |
ChEMBL | CHEMBL1160571 |
SMILES
|
|
InChI
|
|
特性 | |
化学式 | H4P2O7 |
モル質量 | 177.98 g/mol |
融点 |
71.5 °C |
水への溶解度 | 極めてよく溶ける |
溶解度 | アルコール、エーテルに極めてよく溶ける |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
二リン酸(にリンさん、英: diphosphoric acid)は、化学式 H4P2O7 で表される無機化合物である。ピロリン酸(ピロリンさん、英: pyrophosphoric acid)とも呼ばれる。
リン酸を高温で脱水縮合することで生成する(接頭辞の pyro- は「熱・炎・高温」を意味する)。また、日本語において名称の類似するピロリンはアミンおよびイミンの一種であり、直接の関係はない。
ヌクレオシド三リン酸における2つのリン酸間にある結合は高エネルギーリン酸結合と呼ばれ、高い結合エネルギーを有する。この加水分解反応で生じるエネルギーを利用して、液胞膜を介したプロトン輸送や、解糖系におけるフルクトース-6-リン酸のリン酸化が起こる。
DNA 合成時の副産物として生じるが、この二リン酸は直ちに加水分解されるため、合成中の逆反応(分解)が起こらないようになっている。
|
|
この項目は、化学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:化学/Portal:化学)。 |
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
インクレミンシロップ5%
年齢 | シロップとして (mL) |
溶性ピロリン酸 第二鉄として(mg) |
鉄として (mg) |
1歳未満 | 2〜4 | 100〜200 | 12〜24 |
1〜5歳 | 3〜10 | 150〜500 | 18〜60 |
6〜15歳 | 10〜15 | 500〜750 | 60〜90 |
リンク元 | 「オルニチン回路」「二リン酸」「pyrophosphate」「二リン酸塩」「PPi」 |
拡張検索 | 「溶性ピロリン酸第二鉄」「ピロリン酸第二鉄」「5-ホスホリボシル1-ピロリン酸」「ホスホリボシルピロリン酸」 |
関連記事 | 「リン」「酸」 |
1) アンモニア + 炭酸 + 2ATP → ADP + Pi + カルバモイルリン酸 5)から ↓ 2) カルバモイルリン酸 + オルニチン → シトルリン + Pi ↓ 3)へ
2)から ↓ 3) シトルリン + アスパラギン酸 + ATP → AMP + ピロリン酸 + アルギニノコハク酸 4) アルギニノコハク酸 → フマル酸 + アルギニン 5) アルギニン + 水 → 尿素 + オルニチン ↓ 2)へ
| ornithine | ----------mitochondria | ornithine | |<-carbamoyl phosphate {ornithine transcarbamoylase} | citrulline | ----------mitochondria | citrulline | |<-aspartate {argininosuccinate synthase} | argininosuccinate | |->fumarate {argininosuccinase} | arginine | |<-H2O | {arginase} |->urea | ornithine |
通常次の量を1日量とし、3~4回に分けて経口投与する。 | |||
年齢 | シロップ (mL) |
溶性ピロリン酸 第二鉄として(mg) |
鉄として (mg) |
1歳未満 | 2~4 | 100~200 | 12~24 |
1~5歳 | 3~10 | 150~500 | 18~60 |
6~15歳 | 10~15 | 500~750 | 60~90 |
近位尿細管 | 70% |
遠位尿細管 | 20% |
.