- 英
- bias
- 関
- 偏る、傾向、偏見、片寄り。偏り
WordNet
- slanting diagonally across the grain of a fabric; "a bias fold"
- a partiality that prevents objective consideration of an issue or situation (同)prejudice, preconception
- cause to be biased (同)predetermine
- influence in an unfair way; "you are biasing my choice by telling me yours"
PrepTutorEJDIC
- 〈C〉(布地の裁断や縫い目の)斜線,バイアス / 〈C〉〈U〉(…に対する)心理的傾向,性癖;先入観;偏見《+『toward』(『against』,『for』)+『名』》 / 斜めの;斜めに裁った / (…に対して)〈人〉‘に'偏見を抱かせる,〈人の意見・心〉'を'一方に片寄らせる / 《+『名』+『against』(『towards, in favor of』)+『名』》
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/11/22 13:43:53」(JST)
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バイアス bias (英語)
- 偏りのこと。「サンプリングバイアス」(標本抽出の問題により、母集団を代表しない特定の性質がまぎれこんでいる)のように統計で用いられる。
- 「あの人の意見にはUncyclopediaは無意味だというバイアスがかかっているから」のように思い込みや思想などから意見等が偏っていることにも用いる。この場合は「彼の意見はバイアスだ」より、「彼の意見にはバイアスがかかっている」と使われることが多い。(偏見を参照)
- ある数に特定の数を足して嵩上げすること。ゲタばきとも。
- 電子回路や磁気記録回路において、動作の基準としてあらかじめ回路に付加しておく電圧・電流・磁気のこと。
- 斜めに繊維が走っていること。「バイアス編み」(この場合「バイヤス」とも)
- また斜めに裁つこと。
- タイヤ内部の材質が斜めに入っている「バイアスタイヤ」のこと。
- 認知バイアスのこと。
- 「バイアス {biAs+} 嗤笑ける幻音が聴こえる」は2003年6月6日にソフトブランド SPEEDから発売されたアダルトゲーム。
- バイアステープの略。
- Biometric Identity Assurance Services - 生体認証を用いたID認証の仕組み。(OASISおよびISO/IEC JTC 1/SC 37で策定)
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Japanese Journal
- 内田 英明,藤井 秀樹,吉村 忍,荒井 幸代
- 情報処理学会論文誌 53(11), 2409-2418, 2012-11-15
- … 改良について説明する.不規則な格子状のネットワークにおいて,渋滞や信号制御に対する本経路選択モデルの基本的な振舞いを検証し,最後に岡山市内の現実のLRT延伸計画を対象としてシミュレーションを行い,延伸実行後に小規模な渋滞が発生する可能性を示す.また,この渋滞現象は運転者の保持する延伸前の走行経験がバイアスとして影響した結果,一時的に生じるもので,十分な時間経過の後定常状態に至ることを示す. …
- NAID 110009486855
- 精神科で必須のフィジカルアセスメントと見逃しの原因となる“バイアス” (特集 身体の異変を見逃さない : 精神科で必要なフィジカルアセスメント)
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- 臨床 · 消費者 · 教育 · 健康 · 組織 · 産業 · 法 · 労働衛生 · 政治 · 学校 · スポーツ · 軍事. 一覧. 心理療法 · 表・話・編・歴. 認知バイアス(にんちバイアス、英: Cognitive bias)は、 認知心理学や社会心理学での様々な観察者効果の一種であり、非常に基本的な統計 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
バイアスピリン錠100mg
組成
成分・含量
添加物
- 粉末セルロース,トウモロコシデンプン,メタクリル酸コポリマーLD,ラウリル硫酸ナトリウム,ポリソルベート80,タルク,クエン酸トリエチル
禁忌
- 本剤の成分又はサリチル酸系製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
- 消化性潰瘍のある患者[プロスタグランジン生合成抑制作用により,胃の血流量が減少し,消化性潰瘍を悪化させることがある.(ただし,「慎重投与」の項参照)]
- 出血傾向のある患者[血小板機能異常が起こることがあるため,出血傾向を助長するおそれがある.]
- アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[重篤なアスピリン喘息発作を誘発させることがある.]
- 出産予定日12週以内の妊婦[「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照]
- 低出生体重児,新生児又は乳児[「小児等への投与」の項参照]
効能または効果
- ●下記疾患における血栓・塞栓形成の抑制
- 狭心症(慢性安定狭心症,不安定狭心症)
- 心筋梗塞
- 虚血性脳血管障害(一過性脳虚血発作(TIA),脳梗塞)
- ●冠動脈バイパス術(CABG)あるいは経皮経管冠動脈形成術(PTCA)施行後における血栓・塞栓形成の抑制
- ●川崎病(川崎病による心血管後遺症を含む)
- ●狭心症(慢性安定狭心症,不安定狭心症),心筋梗塞,虚血性脳血管障害(一過性脳虚血発作(TIA),脳梗塞)における血栓・塞栓形成の抑制,冠動脈バイパス術(CABG)あるいは経皮経管冠動脈形成術(PTCA)施行後における血栓・塞栓形成の抑制に使用する場合
通常,成人にはアスピリンとして100mgを1日1回経口投与する.
なお,症状により1回300mgまで増量できる.
- ●川崎病(川崎病による心血管後遺症を含む)に使用する場合
急性期有熱期間は,アスピリンとして1日体重1kgあたり30〜50mgを3回に分けて経口投与する.解熱後の回復期から慢性期は,アスピリンとして1日体重1kgあたり3〜5mgを1回経口投与する.
なお,症状に応じて適宜増減する.
- 急性心筋梗塞ならびに脳梗塞急性期の初期治療において,抗血小板作用の発現を急ぐ場合には,初回投与時には本剤をすりつぶしたり,かみ砕いて服用すること.[「臨床成績 1.臨床薬理」の項参照]
- 心筋梗塞患者及び経皮経管冠動脈形成術(PTCA)施行患者の初期治療においては,常用量の数倍を投与することが望ましい1).
- 原則として川崎病の診断がつき次第,投与を開始することが望ましい.
- 川崎病では発症後数ヵ月間,血小板凝集能が亢進しているので,川崎病の回復期において,本剤を発症後2〜3ヵ月間投与し,その後断層心エコー図等の冠動脈検査で冠動脈障害が認められない場合には,本剤の投与を中止すること.冠動脈瘤を形成した症例では,冠動脈瘤の退縮が確認される時期まで投与を継続することが望ましい.
- 川崎病の治療において,低用量では十分な血小板機能の抑制が認められない場合もあるため,適宜,血小板凝集能の測定等を考慮すること.
慎重投与
- 消化性潰瘍の既往歴のある患者[消化性潰瘍を再発させることがある.]
- 血液の異常又はその既往歴のある患者[血液の異常を悪化又は再発させるおそれがある.]
- 出血傾向の素因のある患者[出血を増強させるおそれがある.]
- 肝障害又はその既往歴のある患者[肝障害を悪化又は再発させるおそれがある.]
- 腎障害又はその既往歴のある患者[腎障害を悪化又は再発させるおそれがある.]
- 気管支喘息のある患者[気管支喘息の患者の中にはアスピリン喘息患者も含まれており,それらの患者では重篤な喘息発作を誘発させることがある.]
- アルコールを常飲している患者[アルコールと同時に服用すると,消化管出血を誘発又は増強することがある.(「相互作用」の項参照)]
- 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
- 妊婦(ただし,出産予定日12週以内の妊婦は禁忌)又は妊娠している可能性のある婦人[「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照]
- 小児[「小児等への投与」の項参照]
- 手術,心臓カテーテル検査又は抜歯前1週間以内の患者[手術,心臓カテーテル検査又は抜歯時の失血量を増加させるおそれがある.]
- 非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍のある患者で,本剤の長期投与が必要であり,かつミソプロストールによる治療が行われている患者[ミソプロストールは非ステロイド性消炎鎮痛剤により生じた消化性潰瘍を効能・効果としているが,ミソプロストールによる治療に抵抗性を示す消化性潰瘍もあるので,本剤を継続投与する場合には,十分経過を観察し,慎重に投与すること.]
重大な副作用
**ショック,アナフィラキシー
(頻度不明)
- ショックやアナフィラキシー(呼吸困難,全身潮紅,血管浮腫,蕁麻疹等)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
出血
(頻度不明)
- 脳出血等の頭蓋内出血:脳出血等の頭蓋内出血(初期症状:頭痛,悪心・嘔吐,意識障害,片麻痺等)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,このような症状があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
肺出血,消化管出血,鼻出血,眼底出血等:肺出血,消化管出血,鼻出血,眼底出血等があらわれることがあるので,観察を十分に行い,このような症状があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
**中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),はく脱性皮膚炎
(頻度不明)
- 中毒性表皮壊死融解症,皮膚粘膜眼症候群,はく脱性皮膚炎があらわれることがあるので,観察を十分に行い,このような症状があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
再生不良性貧血,血小板減少,白血球減少
(頻度不明)
- 再生不良性貧血,血小板減少,白血球減少があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
喘息発作
(頻度不明)
肝機能障害,黄疸
(頻度不明)
- AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTP等の著しい上昇を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止するなど,適切な処置を行うこと.
消化性潰瘍,小腸・大腸潰瘍
(頻度不明)
- 下血(メレナ)を伴う胃潰瘍・十二指腸潰瘍等の消化性潰瘍があらわれることがある.また,消化管出血,腸管穿孔を伴う小腸・大腸潰瘍があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
薬効薬理
- 低用量アスピリンはシクロオキシゲナーゼ1(COX-1)を阻害(セリン残基のアセチル化)することにより,トロンボキサンA2(TXA2)の合成を阻害し,血小板凝集抑制作用を示す.血小板におけるCOX-1阻害作用は,血小板が本酵素を再合成できないため,不可逆的である.一方,血管組織ではCOX-1の再合成が行われるため,プロスタサイクリン(PGI2)合成阻害作用は可逆的で比較的速やかに回復する.なお,代謝物であるサリチル酸はCOX-1を阻害せず,血小板凝集抑制作用を有しない.アスピリンのその他の作用(解熱,鎮痛,抗炎症)については成書21)を参照のこと.19,20)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
分子式
分子量
融点
性状
- 本品は白色の結晶,粒又は粉末で,においはなく,わずかに酸味がある.
本品はエタノール(95)又はアセトンに溶けやすく,ジエチルエーテルにやや溶けやすく,水に溶けにくい.
本品は水酸化ナトリウム試液又は炭酸ナトリウム試液に溶ける.
本品は湿った空気中で徐々に加水分解してサリチル酸及び酢酸になる.
★リンクテーブル★
[★]
- 600床の病院の外来を1か月間に受診した胸痛患者70名中20名が急性心筋梗塞であった。同じ地域の無床診療所を同じ1か月間に受診した胸痛患者20名中、急性心筋梗塞の患者は1名であった。特定の施設の患者データから地域全体の疾患頻度を推定することによって生じる誤りを表す用語はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096F012]←[国試_096]→[096F014]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [103F012]←[国試_103]→[103F014]
[★]
- a. 疾患の判定が困難である。
- b. 相対危険度を直接計算できない。
- c. 要因の情報を記憶に頼ることが多い。
- d. まれな疾患を対象とすることが多い。
- e. 疾患を有しない群の同定が困難である。
[正答]
※国試ナビ4※ [101B014]←[国試_101]→[101B016]
[★]
- 英
- cohort study
- 関
- 研究デザイン、コホート内症例対照研究
定義
- 対照集団を要因の有無別に分けて、疾病罹患の傾向を比較する
- ある時点で研究対象を決めて、その人たちを追跡調査するスタイルの研究
種類
- 前向きコホート研究 (Prospective Cohort Study)
- 後ろ向きコホート研究 (Retrospective Cohort Study)
特徴
|
名称
|
患者対照研究
|
コホート研究
|
時間軸
|
後向き研究
|
前向き研究
|
調査の方法
|
既往調査、病歴調査
|
追跡調査
|
対象
|
曝露情報の 信頼性
|
患者の過去の記録やカルテに頼るため 信頼性は低い
|
現時点での曝露状況が判明しているので信頼性は高い
|
対象
|
偏り バイアス
|
抽出の段階で、既に患者、対照群とも に偏りが発生している場合が多い
|
母集団から、要因の有無別に対照群が 抽出されるため、偏りは小さい
|
対象
|
まれな要因
|
評価不能
|
評価可能
|
調査
|
観察期間
|
なし
|
長期
|
調査
|
費用 労力
|
患者と対照のみを観察するので、費用・労力が少ない
|
大きな集団を長期に追跡しなければな らないので、費用・労力が多い
|
疾患
|
対照疾患
|
単一
|
複数
|
疾患
|
診断の正確性
|
正確性が高い
|
正確性が低い →診断基準が必要
|
疾患
|
まれな疾患
|
可能
|
困難
|
解析
|
罹患率
|
計算不可
|
算出可能
|
解析
|
相対危険度
|
近似値の算出
|
算出可能
|
解析
|
寄与危険度
|
計算不可
|
算出可能
|
その他の特徴
- 人口の移動の激しい地域で追跡調査は困難
- 前もって発生頻度を予測して対照群の人口サイズを決定する必要がある
- 診断基準の設定が必要な場合もある →長期の観察では診断方法や疾病概念が変化することがあるため
- 因果関係について、患者対照研究よりも、より多くの情報が得られる
- 患者対照研究に比べ、選択バイアスが生じにくい。
- 患者対照研究に比べ、交絡因子の調整が容易。
参考
- http://phi.med.gunma-u.ac.jp/epidemiology/epi03.html
- http://phi.med.gunma-u.ac.jp/epi-spc/term4.pdf
[★]
- 英
- case-control study
- 同
- ケース・コントロール研究
- 同
- 患者対照研究
- 関
- 症例対照法、アトリビュータブル・リスク、コホート研究、分析疫学、マッチング
特徴
|
名称
|
患者対照研究
|
コホート研究
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時間軸
|
後向き研究
|
前向き研究
|
調査の方法
|
既往調査、病歴調査
|
追跡調査
|
対象
|
曝露情報の 信頼性
|
患者の過去の記録やカルテに頼るため 信頼性は低い
|
現時点での曝露状況が判明しているので信頼性は高い
|
対象
|
偏り バイアス
|
抽出の段階で、既に患者、対照群とも に偏りが発生している場合が多い
|
母集団から、要因の有無別に対照群が 抽出されるため、偏りは小さい
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対象
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まれな要因
|
評価不能
|
評価可能
|
調査
|
観察期間
|
なし
|
長期
|
調査
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費用 労力
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患者と対照のみを観察するので、費用・労力が少ない
|
大きな集団を長期に追跡しなければな らないので、費用・労力が多い
|
疾患
|
対照疾患
|
単一
|
複数
|
疾患
|
診断の正確性
|
正確性が高い
|
正確性が低い →診断基準が必要
|
疾患
|
まれな疾患
|
可能
|
困難
|
解析
|
罹患率
|
計算不可
|
算出可能
|
解析
|
相対危険度
|
近似値の算出
|
算出可能
|
解析
|
寄与危険度
|
計算不可
|
算出可能
|
その他の特徴
- 対照群は母集団を代表しているわけではない →対照は必ずしも健常者でなくともよい(同じ病院の他の疾病の患者が選ばれることが多い)
- 交絡因子を考慮した調査対象の選択が必要である.
- 統計学的検定にはカイ二乗検定などが用いられる
参考
- はじめてケースコントロールシート2.5 Beginners’ Training Sheet for Case-control study
- http://spell.umin.jp/BTS_CCS2.5.pdf
[★]
- 英
- tendency、trend、bias、liability、proclivity、prone、apt
- 関
- 易発性、偏る、傾向性、しそう、しやすい、性癖、責任、責務、適当、バイアス、偏見、趨勢、トレンド、片寄り、動向
[★]
- 関
- apt、liability、offset、prejudice、proclivity、prone、tendency、trend
[★]
- 英
- prejudice、bias
- 関
- 隔離、偏る、傾向、バイアス、片寄り、性差別、ジェンダーバイアス、人種差別
[★]
- 英
- sampling bias
- 関
- サンプリング誤差、選択バイアス、サンプリングバイアス
[★]
- 英
- sampling bias
- 関
- 標本抽出バイアス
[★]
- 英
- sex bias
- 関
- 性差、性差別