- 62歳の女性。朝食前に夫と散歩中、冷汗と動悸とを訴え、間もなく意識が混濁し救急車で搬入された。5年前から糖尿病治療のため経口血糖降下薬を服用している。来院時、意識は傾眠状態。体温36.5℃。呼吸数16/分。脈拍98/分、整。血圧152/70mmHg。発汗が著明である。四肢に明らかな麻痺はない。検査結果が出るまでの緊急処置として適切なのはどれか。
- a. 降圧薬の投与
- b. ブドウ糖液の静注
- c. ニトログリセリンの舌下投与
- d. インスリンの静注
- e. 生理食塩液の静注
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 600床の病院の外来を1か月間に受診した胸痛患者70名中20名が急性心筋梗塞であった。同じ地域の無床診療所を同じ1か月間に受診した胸痛患者20名中、急性心筋梗塞の患者は1名であった。特定の施設の患者データから地域全体の疾患頻度を推定することによって生じる誤りを表す用語はどれか。
[正答]
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- 14歳の男子。2時間前に化学薬品が右眼に飛入し、眼痛を訴えて来院した。眼痛が激しく開瞼が困難であったため表面麻酔薬を点眼した。次に行うべき処置はどれか。
- a. 生理食塩液で洗浄(洗眼)
- b. エタノールで洗浄(洗眼)
- c. 縮瞳薬点眼
- d. 抗菌薬点眼
- e. 副腎皮質ステロイド薬点眼
[正答]
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