- 英
- dopaminergic neuron
- 同
- ドパミンニューロン、ドーパミンニューロン、ドパミン神経、ドーパミン神経、ドパミン作働性ニューロン、ドーパミン作働性ニューロン、ドパミン作動性ニューロン
- 関
- ドーパミン
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概念
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/10/05 05:29:30」(JST)
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脳: ドーパミン作動性ニューロン |
ドーパミン経路の一部
|
名称 |
日本語 |
ドーパミン作動性ニューロン |
英語 |
dopaminergic neuron |
関連情報 |
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ドーパミン作動性ニューロン(—さどうせい—、dopaminergic neuron)は神経伝達物質としてドーパミンを放出するニューロンである。
目次
- 1 哺乳類のドーパミン作動性ニューロン
- 2 脚注
- 3 関連項目
- 4 外部リンク
哺乳類のドーパミン作動性ニューロン
以下のような分類整理がなされている[1]。
- A8細胞群 赤核後方部 (RRF) の中脳辺縁系投射をするドーパミン作動性ニューロン。A10とともに大脳辺縁系に投射し、中脳辺縁系を構成する。
- A9細胞群 黒質緻密部 (SNc) の中脳線条体投射をするドーパミン作動性ニューロン。一部はA10とともに前頭前皮質に投射し、中脳皮質系を構成する。
- A10細胞群 腹側被蓋野 (VTA) の中脳辺縁系投射をするドーパミン作動性ニューロン。
- A11細胞群 尾側中脳間脳水道周囲灰白質 (caudal mesodiencephalic periaqueductal gray, PAG) のドーパミン作動性ニューロン。A13, A14とともに視床下部に投射、また脊髄側角に投射し、視床下部脊髄路を構成する。
- A12細胞群 弓状核から正中隆起、下垂体中間葉、下垂体後葉に終わり、隆起漏斗ドーパミン作動系を構成する。
- A13細胞群 不確帯 (zona incerta, ZI) のドーパミン作動性ニューロン。A11の一部とともに視床下部に投射し、不確帯視床下部ドーパミン作動系を構成する。
- A14細胞群 視床下部のドーパミン作動性ニューロン。A11の一部とともに視床下部に投射し、不確帯視床下部ドーパミン作動系を構成する。
- A15細胞群 視床下部のドーパミン作動性ニューロン。
- A16細胞群 嗅球の periglomerular cell。
- A17細胞群 網膜のドーパミン作動性ニューロン。
脚注
- ^ Dahlstroem, A; Fuxe, K (1964). "Evidence for the existence of monoamine-containing neurons in the central nervous system. I. Demonstration of monoamines in the cell bodies of brain stem neurons". Acta Physiol Scand Suppl. SUPPL 232: 1–55. PMID 14229500.
関連項目
外部リンク
- 痛みと鎮痛の基礎知識-ドーパミン神経系 - 滋賀医科大学 生理学講座 小山なつ
- BrainInfo検索結果
- (百科事典)「Dopamine anatomy」 - スカラーペディアにある「ドーパミン系の解剖」についての項目。(英語)
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Japanese Journal
- ビタミンC及びE共投与の胎生期ラット腹側中脳におけるチロシン水酸化酵素及びNurr1の発現への影響(解剖学)
- LEE Hae Young,NAHA Nibedita,ULLAH Najeeb,JIN Guang Zhen,KONG II Keun,KOH Phil Ok,SEONG Hwan Hoo,KIM Myeong Ok
- The journal of veterinary medical science 70(8), 791-797, 2008-08-25
- チロシン水酸化酵素(TH)は,ドーパミン生合成の律速酵素であり,ビタミンC投与により活性化される.Nurr1遺伝子は,脳で顕著に発現しており,中脳のドーパミン作動性細胞の発達と生存に重要である.しかし,Nurr1の発現におけるビタミンCないしEの役割は明らかではない.また,TH発現におけるビタミンC及びEの相乗効果についても,臨床的な実験は未だ行われていない.そこで我々は,胎齢13.5日のラットの …
- NAID 110006878926
- 薬物療法--まずドパミン・アゴニスト L-ドパはなるべく少量に (シンポジウム パーキンソン病を学び直す)
- 久野 貞子
- 日経メディカル (414), 119-122, 2002-05
- パーキンソン病は,中脳黒質緻密質にあるドパミン作動性ニューロンの変性・脱落(細胞死)によって,パーキンソニズムと呼ばれる錐体外路性運動障害を生ずる疾患である。その治療法は,症状の改善(QOLの改善)を目的とする対症療法と,神経変性の進行遅延(予後の改善)を目的とする神経保護療法に大別される。
- NAID 40002811580
- パ-キンソン病の診断と治療-3-パ-キンソン病の病理学的所見と生化学的背景--ド-パミン作動性ニュ-ロンとノルアドレナリン作動性ニュ-ロン
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- 脳の中にはおよそ1兆個の神経細胞がありますが、そのなかにはドーパミンにしか反応 しない神経も存在します。 この神経は快感を伝達する神経といわれいて、「ドーパミン 作動性神経」と呼ばれています。 ドーパミン神経細胞は、「快の情報」に関わり、それ ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- dopamine receptor DA-R
- 同
- ドーパミン受容体
- 関
- ドパミン、ドーパミン作動性ニューロン、受容体、カテコールアミン受容体
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- GOO.249
- 7回膜貫通型Gタンパク共役型受容体
- D1受容体
- Gs:アデニル酸シクラーゼ活性化→[cAMP]i↑
- 低用量での血管拡張はこの受容体を介して起こる
- 大脳基底核の神経回路では直接路にかかわる(SP.377)。
- Gi:アデニル酸シクラーゼ抑制→[cAMP]i↓、K+チャネル活性化、Ca2+チャネル抑制
- 中枢神経系に存在
- シナプス後ニューロン、ドーパミン作動性ニューロンの細胞体・樹状突起・軸索・終末部に存在し、興奮性の調節に関わる
- autoreceptor
- 大脳基底核の神経回路では間接路にかかわる(SP.377)。
作動薬(アゴニスト)
拮抗薬(アンタゴニスト)
[★]
- ラ
- substantia nigra (KH)
- 同
- 黒核 intercalatum, nucleus nigra
- 関
- 錐体路
概念
解剖
臨床関連
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
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ドーパミン作動性ニューロン
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ドーパミン作動性ニューロン
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- 英
- neuron, nerve cell
- 同
- 神経細胞、神経元?、神経単位?
組織学
構造
-
分類
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- 英
-
- 関
- オペレーティング、機能、行為、作用、手術、操作、措置、オペ、運用、操縦、施行
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- 英
- dopaminergic
- 関
- ドパミン作動性、ドパミン系、ドーパミン系
[★]
ドパミン dopamine DA