- 英
- thymol
- 商
- アスモロール、イソジンガーグル、ゼスタック、フッ化ナトリウム洗口液、フローセン 、モービリン、ヤンヤン温パップ、ヤンヤン冷パップ
WordNet
- a colorless crystalline solid used in perfume or preserving biological specimens or in embalming or medically as a fungicide or antiseptic (同)thyme camphor, thymic acid
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/04/13 16:53:14」(JST)
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この項目では、有機化合物について説明しています。東南アジアの島については「ティモール島」を、南米の古代国家については「チムー王国」をご覧ください。 |
チモール |
|
|
IUPAC名
チモール(許容慣用名)
2-イソプロピル-5-メチルフェノール(系統名)
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
89-83-8 |
KEGG |
D01039 |
特性 |
化学式 |
C10H14O |
モル質量 |
150.22 |
外観 |
無色結晶 |
密度 |
0.9699, 固体 |
融点 |
51.5
|
沸点 |
233.5
|
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
チモール (thymol) は分子式 C10H14O で表されるモノテルペン誘導体。エタノール、エーテル、クロロホルム、酢酸、ベンゼンに易溶、グリセリン、水にやや溶ける。タチジャコウソウ(タイム)様の特有の香気を有する。 舌をやくような味がある。
チモールを得る方法としては、タチジャコウソウなどの植物からのアルカリ抽出のほか、塩化アルミニウムの存在下での m-クレゾールと塩化イソプロピルの反応が知られている。
チモールは防腐剤、殺菌剤として歯磨き粉、軟膏、石鹸などに用いられるほか、駆虫剤や呈色試薬としても用いられている。また、DL-メントールの合成原料ともなる。
鎮痛外用剤のサロメチールやアンメルツ、洗口液のリステリンにはチモールが配合されている。
関連項目
- カルバクロール
- イソプロピルメチルフェノール - チモールとイソプロピルメチルフェノールは異性体の関係にある。
参考資料
- 厚生労働省, ed (2011). “チモール”. 日本薬局方 (第十六改正 ed.). p. 888. http://moldb.nihs.go.jp/jp/DetailList_ja.aspx?submit=%E8%A9%B3%E7%B4%B0%E6%A4%9C%E7%B4%A2%28%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E5%90%8D%29&keyword=%E3%83%81%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AB.
脚注
|
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Japanese Journal
- 水耕ハーブの根ならびに根の分泌物が青枯病菌に及ぼす影響
- 竹井 かおり,市村 匡史
- 東京農業大学農学集報 57(2), 92-97, 2012-09-21
- 本試験では,ハーブ類が青枯病菌に対して示す発病抑制の作用機構の解明を目的に,ハーブ根の抗菌活性を検討すると共に,ハーブを水耕した培養液を分析して,根からの抗菌物質の溶出の可能性について検討した。抗菌活性試験の結果,ハーブ根の基部,中間部では主にハーブ根圏微生物によるものと考えられる阻止帯が形成され,先端部では主にハーブ分泌物によるものと考えられる阻止帯が形成された。また,ハーブ根圏微生物由来阻止帯 …
- NAID 110009462345
- 日本の国際平和協力とロールプレイ : 東チモールを事例として
Related Links
- チモール混濁テストは主に肝臓の病気を判断する検査です。血液中のγ-グロブリンというタンパク質は肝機能が病的に衰えたり、感染症にかかると著
- デジタル大辞泉 - チモールの用語解説 - ジャコウソウなどから得られる香油の成分。無色の結晶。防腐剤・殺菌剤・駆虫剤などに使用。 ... チモール ちもーる thymol 芳香性のにおいと舌を焼くような刺激性のある無色の結晶または結晶 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
チモール「ホエイ」
組成
効能または効果
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- anthelmintic, anthelmintic agent, antiparasitic agent, helminthagogue, insectifuge, vermicide, worm powder, wormer
商品
[★]
チモール、フェノール、メントール
[★]
ラタノプロスト、チモール
[★]
ハロタン+(チモール)
[★]
- turbidity
- 英
- thymol turbidity test, TTT
- 同
- チモール混濁反応
- 関
- チモール、硫酸亜鉛混濁試験 ZTT
- 血清膠質反応
- 混濁の程度で判定。
- 混濁のメカニズム:γグロブリン(特にIgM)、リポ蛋白 (LAB.1347)
- 高値:慢性活動性肝炎、肝硬変、A型肝炎ウイルスによる急性肝炎(IgMが増加しやすいため。他の急性肝炎との鑑別に役立つ)、慢性感染症、膠原病。食後 (LAB.1347)
- 現在ではあまり使われない。
[★]
- 英
- bromthymol blue, BTB
- 同
- ブロモチモールブルー bromothymol blue、3,3'-ジブロモチモールスルホンフタレイン 3,3'-dibromothymolsulfonphthalein
参考
[★]
- 英
- Brugia timori
- 関
- リンパ系糸状虫症、チモール糸状虫症
参考
- http://www.jomf.or.jp/report/kaigai/19/worm/c/c2/c2-1.htm
[★]
- 英
- bromothymol blue、bromthymol blue、BTB
- 関
- ブロムチモールブルー
[★]
- 商
- 桂芍知母湯エキス、酸棗仁湯エキス、滋陰至宝湯エキス、消風散エキス、辛夷清肺湯エキス、清肺湯エキス、白虎加人参湯エキス