ピランテル
UpToDate Contents
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- 1. 蟯虫症および鞭虫症 enterobiasis pinworm and trichuriasis whipworm
- 2. 駆虫薬療法 anthelminthic therapies
- 3. 回虫症 ascariasis
- 4. 鉤虫感染 hookworm infection
- 5. 寄生虫感染症の管理のための集団投薬 mass drug administration for control of parasitic infections
Japanese Journal
- 真喜屋 清,塚本 増久,鵜木 秀明,筋田 和文,森 直樹,御木 高志,横山 満
- 産業医科大学雑誌 10(1), 123-132, 1988-03-01
- … 糞便に多数の回虫卵を認めたため, コンバントリンを投与したところ回虫2隻を排泄し, 虫卵排出も陰転した. … 同時に鉤虫卵も検出されたが, コンバントリン投与によって両虫卵とも陰転した. …
- NAID 110001260308
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- 医療用医薬品 : コンバントリン. List Top · KEGG DRUG 情報 ...
- コンバントリンとは。効果、副作用、使用上の注意。 寄生虫を直接死滅させたり、寄生虫 に、まひ、けいれん、呼吸停止をおこさせたりする作用をもつ薬です。 エスカゾール は、 包虫症 の治療剤です。 コンバントリン は、 蟯虫症(ぎょうちゅうしょう) 、 回虫.
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
コンバントリンドライシロップ100mg
組成
成分・分量[1g中]
- 日局ピランテルパモ酸塩をピランテルとして100mg
添加物
- D- マンニトール、白糖、カルメロースカルシウム、カルメロースナトリウム、サッカリンナトリウム水和物、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸プロピル、香料、黄色5号
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- ピペラジン系駆虫薬を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
効能または効果
- 通常小児に対し体重1kg当りピランテルとして10mgを1回経口投与する。
- 体重換算による服用量の概算は、次表の通りである。(用法及び用量の表参照)
本剤は食事に関係なく投与することができ、また下剤を使用する必要はない。
本剤は、用時適量の水を加えシロップ剤として投与するが、そのまま経口投与することもできる。
なお、投与は1回のみである。
体重 |
10kg |
20kg |
30kg |
40kg |
50kg以上 |
服用量 |
1包 |
2包 |
3包 |
4包 |
5包 |
薬効薬理
- ピランテルパモ酸塩は、イヌ回虫あるいはイヌ鉤虫による感染動物(イヌ)及びネズミ蟯虫による感染動物(マウス)のいずれに対しても、1回投与により優れた駆虫効果を示している18〜20)。
本剤の駆虫効果は、虫体の神経−筋伝達を遮断して運動麻痺を起こすことによるものと考えられている1)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ピランテルパモ酸塩(Pyrantel Pamoate)
化学名
- 1-Methyl-2-[1(E)-2-(thien-2-yl)vinyl]-1,4,5,6-tetrahydro-pyrimidine mono[4,4'-methylenebis(3-hydroxy-2-naphthoate)]
分子式
分子量
融点
性状
- ピランテルパモ酸塩は、淡黄色〜黄色の結晶性粉末で、におい及び味はない。N,N-ジメチルホルムアミドにやや溶けにくく、メタノール又はエタノール(95)に極めて溶けにくく、水、酢酸エチル又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- anthelmintic, anthelmintic agent, antiparasitic agent, helminthagogue, insectifuge, vermicide, worm powder, wormer
商品
[★]
- 英
- pyrantel
- 化
- パモ酸ピランテル ピランテルパモエート pyrantel pamoate
- 商
- コンバントリン
- 関
- 駆虫薬
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- bird、avian
- 関
- 鳥類