- 英
- dynorphin
- 関
ダイノルフィンA
- 鎮痛、筋弛緩性麻痺、胴体回転運動
- 腸管収縮抑制
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/08/26 15:45:21」(JST)
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ダイノルフィン (dynorphin) は、オピオイド(内在性のアヘン類縁物質)の一種であり、ペプチドである。
プロダイノルフィン遺伝子 (Pdyn) がコードしており、前駆体タンパクが翻訳後にプロセシングを受けてダイノルフィンA、ダイノルフィンB、α-ネオエンドルフィン、β-ネオエンドルフィン、大ダイノルフィンが作られる。 なお、プロダイノルフィン遺伝子 (Pdyn) 産物である前駆体からは、ロイシン-エンケファリンも作られる。
関連項目
Japanese Journal
- 3P-174 ^<13>C NMRによるオピオイドペプチドダイノルフィンと,κ-受容体細胞外第2ループの相互作用解析(生体膜・人工膜-構造・物性,第47回日本生物物理学会年会)
- Sasaki Yoshiyuki,Miyamori Takenori,Naitou Akira,Kawamura Izuru,kira Atsushi
- 生物物理 49(SUPPLEMENT_1), S180, 2009-09-20
- NAID 110008102028
- 1P-219 ^<13>C-NMRによるオピオイドペプチドダイノルフィンとK-オピオイド受容体ECL-2との相互作用解析(生体膜/人工膜・構造物性,第46回日本生物物理学会年会)
- Sasaki Yoshiyuki,Miyamori Takenori,kira Atsushi,Kawamura Izuru,Naito Akira
- 生物物理 48(SUPPLEMENT_1), S55, 2008-10-25
- NAID 110007013381
Related Links
- ダイノルフィン (dynorphin) は、オピオイド(内在性のアヘン類縁物質)の一種であり 、ペプチドである。 プロダイノルフィン遺伝子 (Pdyn) がコードしており、前駆体 タンパクが翻訳後にプロセシングを受けてダイノルフィンA、ダイノルフィンB、α-ネオ ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- opioid receptor
- 同
- モルヒネ受容体 morphine receptor
- 関
- オピオイドペプチド、オピオイド
- オピオイド受容体はμ受容体、κ受容体、δ受容体がある。
- モルヒネ、フェンタニルはμ受容体刺激薬
- 呼吸抑制はμ2受容体を介したものである。
オピオイドとオピオイド受容体 (GOO.552)
オピオイド受容体の生理作用(周術期管理学 091211 III)
受容体
|
μ
|
δ
|
κ
|
μ1
|
μ2
|
作用
|
鎮痛
|
鎮痛
|
鎮痛
|
鎮痛
|
悪心・嘔吐
|
鎮静
|
鎮静
|
身体依存
|
多幸感
|
呼吸抑制
|
身体違和感
|
精神依存
|
掻痒感
|
身体依存
|
気分不快
|
呼吸抑制
|
縮瞳
|
精神依存
|
興奮
|
|
尿閉
|
消化器運動抑制
|
幻覚
|
|
鎮咳
|
鎮咳
|
|
呼吸抑制
|
縮瞳
|
利尿
|
オピオイド受容体と非麻薬性鎮痛薬について
身体依存性
- 痛みがある人には精神的依存はきたさない(痛みの有無によらず退薬現象はある)
[★]
- 英
- neurotransmitter (SP)
- 同
- ニューロトランスミッター、化学的伝達物質 化学伝達物質 chemical transmitter、伝達物質 transmitter
概念
作用の方向で分類
- アセチルコリン
- グルタミン酸
- GABA
- グリシン
部位で分類
物質群別
アミノ酸 (SPC.76-78)
ペプチド (SPC.79)
[★]
- 英
- narcotic analgesic, narcotic analgesics
- 同
- オピオイド鎮痛薬、モルフィン鎮痛薬???
- 関
- オピオイド
モルフィン鎮痛薬
内因性オピオイド
外因性オピオイド
合成
麻酔薬として
- 心臓手術やハイリスク患者の麻酔に用いる。
- 使用される薬にはクエン酸ファンタネルやモルヒネがある。
- 脳神経に存在する麻酔特有の受容体(オピオイド受容体)をしげきする
- 鎮痛作用は協力
- 麻酔薬なので常習性がある。
- 副作用:呼吸抑制、精神神経作用、消化器症状がある。
- 注意:患者さんの状態に合わせて、睡眠作用のある薬を使用。すなわち、これ単独では眠らない(記憶を失わない)
- ○強力な鎮痛・鎮静。血圧安定
- ×術中覚醒。呼吸抑制。筋硬直。徐脈。術中高血圧
- パンクロニウム(長時間使用で頻脈になる)を併せて使うことがある。
依存性
副作用
[★]
- 英
- [[]]
- 関
- オピオイド、オピオイド受容体
[★]
- 英
- prodynorphin
- 関
- プレプロエンケファリン
[★]
- 英
- dynorphin A
- 関
- ダイノルフィン