- 英
- ornithine transcarbamoylase deficiency
- 同
- OTC欠損症 OTC deficiency、高アンモニア血症II型 hyperammonemiatype II
- 関
- オルニチン回路、高アンモニア血症
- 尿素サイクル酵素欠損症のなかでは最も頻度が高い。
- オルニチントランスカルバミラーゼが欠損によりアンモニアから尿酸を精製する反応が阻害され、生体内のアンモニア濃度が上昇することにより種々の症状を呈する。
- X染色体上に責任遺伝子が存在するために、X連鎖遺伝となる。
- そのために男性では新生児期から発症する重症が多く、女性では保因者となるか発症しても軽症のことが多い。
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症6症例に対するフェニル酪酸ナトリウムの使用経験
- 小松崎 匠子,大浦 敏博,坂本 修 [他],高柳 正樹,田中 藤樹,奥山 虎之,遠藤 文夫,松原 洋一
- 日本小児科学会雑誌 116(5), 842-848, 2012-05-01
- NAID 10030648516
- 意識障害をきたしオルニチントランスカルバミラーゼ欠損症と診断された妊娠の1例
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★リンクテーブル★
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[正答]
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[★]
- 英
- hyperammonemia
- 関
- アンモニア、アンモニア血症
分類
原因
- アンモニア代謝経路の酵素の異常
- 門脈と体循環のシャント
増悪させる要因
- 横紋筋量の減少:アンモニアは肝臓でオルニチン回路により解毒される他、横紋筋にてグルタミン酸+アンモニア→グルタミンを合成することで解毒している(HIM.1924)。肝疾患を有している患者では筋肉量が落ちている患者が多く、この病態を加速させる。
[★]
- 英
- ornithine carbamoyl transferase
- 同
- オルニチントランスカルバミラーゼ ornithine transcarbamoylase
- 関
- オルニチン回路、オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症、
- カルバモイルリン酸+オルニチン--(オルニチンカルバモイルトランスフェラーゼ)-→シトルリン+リン酸
[★]
- 英
- hyperammonemiatype II
- 関
- オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症
[★]
オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症
[★]
- 英
- ornithine, Orn
- 同
- α,δ-ジアミノ-n-吉草酸 α,δ-diamino-n-valeric acid、2,5-ジアミノ-n-吉草酸 2,5-diamino-n-valeric acid、2,5ジアミノペンタン酸 2,5-diamino pentanoic acid
- 関
- オルニチン回路
- アミノ酸の一種
- 尿素回路でアルギニンから得られる。アルギニンから-C(NH)(NH3+)が取れた形。
- 極性、塩基性
-CH2-CH2-CH2-NH2
α β γ >γアミノ基を有する。即ち、側鎖には炭素が3つ含まれる。<リジンと比べて炭素が一つ少ない。
オルニチン回路での反応
[★]
- 英
-
- 同
- 欠損症
- 関
- 異常、遺伝子欠失、欠く、欠失、欠損症、欠点、欠乏、欠乏症、欠乏性、欠落、削除、除去、ディリーション、発育不全、非形成、不完全、不十分、不足、無形成、欠くこと、欠陥、失う、ミス
概念
- 本来存在するはずのものが、まったく失われている状態。
[★]
- 英
- defect、deficiency、absence、morphological defect
- 関
- 異常、欠失、欠神、欠損、欠点、欠乏、欠乏症、欠乏性、非存在、ないこと、欠くこと、欠如、欠陥、形態異常
[★]
- 英
- ornithine transcarbamylase
- 関
- オルニチンカルバモイルトランスフェラーゼ
[★]
- 英
- trans、t-、(心理)trance = 催眠状態 = トランス状態