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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/12/10 22:47:55」(JST)
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西ナイルウイルス(にしナイルウイルス、英:West Nile virus)は蚊を媒介とする感染症の病原ウイルス。ウエストナイルウイルス、ウエストナイル熱ウイルスとも呼ばれる。フラビウイルス科フラビウイルス属に属し、血清学的には日本脳炎ウイルス群に含まれる。
目次
- 1 起源
- 2 感染サイクル
- 3 関連項目
- 4 外部リンク
起源
名前は、1937年ウガンダ国西ナイル地方で発見されたことに由来する。本来の分布域は、アフリカ、ウガンダの西ナイル地方、南ヨーロッパ、パキスタン、中近東、インド西部。鳥類が増幅動物となり、蚊によって媒介される。1999年、アメリカ・ニューヨーク(クイーンズ地区)に上陸し、その後、アメリカ全域に蔓延しつつある。2002年には、ドミニカ、ジャマイカなどの一部のカリブ海諸国で野鳥から抗体を検出。航空機に蚊が侵入することにより、世界中への蔓延が心配されている。
感染サイクル
通常の感染サイクルは、蚊と鳥類(トリ)を中間宿主とし完結している。ウイルスを保有する蚊に刺された鳥類は、免疫を持たない個体はウイルス血症を起こし死亡する個体もあるが生き残った個体は免疫を獲得する。免疫を持っている個体は感染サイクルとは無関係となる。トリ以外の中間宿主としてはコウモリ。ウイルスを媒介する蚊は、アカイエカ、コガタアカイエカ、ヤブカ属など。
関連項目
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ウィキメディア・コモンズには、西ナイルウイルスに関連するメディアがあります。 |
外部リンク
- 「West Nile Virus」 - Medpediaにある「西ナイルウイルス」についての項目。(英語)
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Japanese Journal
- 鈴木 亮介,小西 英二
- ウイルス 63(1), 13-22, 2013-06-01
- … フラビウイルスは日本脳炎ウイルス,ウエストナイルウイルス,黄熱ウイルス,デングウイルス,ダニ媒介性脳炎ウイルスなどに代表されるフラビウイルス科フラビウイルス属に分類されるウイルスの総称であり,節足動物に媒介されて出血熱や脳炎等の重篤な症状を引き起こす公衆衛生上重要なウイルスが多く含まれている.フラビウイルスの最初の感染性クローンは1980年代後半に報告されたが,ウイルスゲノム …
- NAID 10031187699
- 白藤 浩明
- 鶏病研究会報 48(4), 261-265, 2013-02-25
- … ウエストナイルウイルス(West Nile virus:WNV)は,蚊と野鳥との間で感染環が維持されるウイルスとして知られている。 …
- NAID 10031155003
- ウエストナイルウイルス (特集 新時代の感染症旅行医学)
Related Links
- 1)アルゼンチンでウエストナイルウイルスに感染し馬が3頭死亡しました。(2006年2月から3月にかけてです。) 2)ウエストナイル熱輸入症例の国内初報告症例については、IDWR(Infectious Diseases Weekly Report Japan)7(40)p13-14、
- 1 ウエストナイル熱・脳炎Q&Aについて 詳細 2 ウエストナイル熱の診断、治療等について ウエストナイル熱の診断・治療ガイドライン 感染症の診断・治療ガイドライン 3 ウエストナイル熱の感染が疑われる患者の対応要領について
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★リンクテーブル★
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- ラ
- Culicidae
- 関
種類
-
-
- 媒介:マラリア
- ナミカ亜科 Culicinae
- オオカ亜科 Toxorhynchitinae
-
-
- 媒介:黄熱ウイルス、デングウイルス
- 媒介:デングウイルス
-
- 媒介:日本脳炎ウイルス
- 媒介:バンクロフト糸状虫、イヌ糸状虫、ウエストナイルウイルス、日本脳炎ウイルス
[★]
- 英
- West Nile virus, WNV
- 関
- ウエストナイルウイルス、West Nileウイルス、クンジンウイルス
[★]
- 英
- West Nile virus
- 関
- 西ナイルウイルス、ウエストナイルウイルス
[★]
- 英
- West Nile viral infection
- 関
- ウエストナイルウイルス感染症、West Nileウイルス感染症、西ナイルウイルス感染症
[★]
- 英
- West Nile viral infection
- 関
- ウエストナイルウイルス感染、West Nileウイルス感染症、西ナイルウイルス感染症
[★]
- 英
- West Nile virus vaccine
- 関
- 西ナイルウイルスワクチン
[★]
- 英
- virus
- 同
- ウイルス粒子 virus particle、ビリオン virion
- 関
- 微生物学、抗ウイルス薬、国試に出がちなウイルス
感染経路による分類 SMB.374
学名
目(order, -virales), 科(family, -viridae), 亜科(subfamily, -virinae), 属(genus, -virus), 種(species)
増殖過程
- 吸着 absorption
- 侵入 penetration
- 脱殻 uncoating
- ゲノムの複製 replication、遺伝子発現 transcription
- ウイルス粒子の組み立て assembly
- 放出 release
感染の分類
持続時間
ゲノム
- 一本鎖RNA(-)をゲノムとするウイルスはウイルス粒子内にRNA依存性RNA合成酵素を有する。
[★]
- 英
- id
- 独
- Es
- 同
- イド
- 関
- リビドー
- フリードリヒ・ニーチェが使用し、ゲオルグ・グロデック(Georg・Groddeck)の『エスとの対話』("Gesellschaft")などで使われた用語で、彼と交流があったジークムント・フロイトが採用した精神分析学用語ともなった。(なお、1953年にジェイムズ・ストレイチーによるフロイト翻訳全集の英訳の際、エスはイド(ラテン語)と訳されアメリカ系の精神分析学で流布された。)自我参照。(wikipedia jaより)
参考