- ラ
- Aedes
- 関
- Aedes属、アエデス属
WordNet
- yellow-fever mosquitos (同)genus Aedes
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/02/10 14:12:45」(JST)
[Wiki ja表示]
ヤブカ属 Aedes |
ヒトスジシマカ Aedes albopictusの吸血
|
分類 |
界 |
: |
動物界 Animalia |
門 |
: |
節足動物門 Arthropoda |
綱 |
: |
昆虫綱 Insecta |
目 |
: |
ハエ目(双翅目) Diptera |
亜目 |
: |
カ亜目(長角亜目、糸角亜目) Nematocera |
科 |
: |
カ科 Culicidae |
亜科 |
: |
ナミカ亜科 Culicinae |
族 |
: |
ナミカ族 Culicini |
属 |
: |
ヤブカ属 Aedes |
|
ヤブカ(藪蚊)はヤブカ属 (Aedes) に分類されるカである。ほぼ全てが昼間に吸血し、おおくは全体的に暗色、ないし黒色である。
特徴
ヤブカ類はイエカ類とならび、普通に見られる吸血性のカである。ヤマトヤブカ、ヒトスジシマカなどに代表されるように、あらゆる水溜りに発生し、環境を選ばずに生育できる種が多い。また、ほとんどの種の吸血姿勢は腹節を屈曲し、頭部および吻を吸血する対象の皮膚に垂直につきたてる独特のものである。
様々なウイルスを媒介する衛生害虫であり、かつ吸血時に湿疹を発生させるため不快害虫でもある。
分類
- キンイロヤブカ亜属(Aedimorphus)
- セスジヤブカ亜属(Ochlerotatus)
- シマカ亜属(Stegomyia)
- ヒトスジシマカ
- ヤマダシマカ:しばしばヒトスジシマカと混同される
- ネッタイシマカ
- トウゴウヤブカ亜属(Finlaya)
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- タイのAedes (ヤブカ)属蚊の殺虫剤感受性の現状
- Raweewan Srisawat,Narumon Komalamisra,Theerawit Phanphoowong [他],高崎 智彦,Lucky Ronald Runtuwene,倉根 一郎,成田 弘成,江下 優樹
- 日本赤十字豊田看護大学紀要 6(1), 31-37, 2011-03-31
- デング熱の伝播を止めるのに現在使われている方法は、流行地域に殺虫剤を噴霧することである。そのような場合、媒介昆虫の殺虫剤感受性についての情報があれば、適切な殺虫剤を散布できるであろう。このことは対策プログラムの重要な要素でもある。そこで、WHO 感受性評価キットを使って、ネッタイシマカAedes aegypti とヒトスジシマカAe.albopictus の殺虫剤に対する感受性を調べた。2008 …
- NAID 110008439809
- マレーシア,サラワク州,クチンで採集されたArmigeres (Armigeres) setifer Delfinadoの再記載
- 當間 孝子,宮城 一郎,岡澤 孝雄 [他],Leh Charles
- 衞生動物 58(4), 283-290, 2007-12-15
- … マレーシアのサラワク州,クチンの海岸沿いのココナツ園の落下した果実の水溜りより採集したクロヤブカ属(Armigeres)の蚊は,既知種や米国の自然史博物館に保管してある模式標本と比較した結果,Armigeres setifer Delfinado,1966と同定された.本種はフィリピンのパラワン島から採集された雄成虫の不完全な標本をもとに記載されている.本論文では本種の成虫,幼虫,蛹を含めて再記載を行うと共に,図や写真でも示した. …
- NAID 110006571281
- A29 東マレーシア・サラワク州, クチン近辺のココナツに発生するクロヤブカ属5種の形態(第59回日本衛生動物学会大会特集)
Related Links
- ヤブカ属 Aedes 学名 Aedes Meigen, 1818 亜属 A. (Aedes) キンイロヤブカ亜属 A. (Aedimorphus) A. (Alanstonea) A. (Albuginosus) A. (Belkinius) A. (Bothaella) A. (Cancraedes) A. (Christophersiomyia) A. (Coetzeemyia) ...
- 農研機構は食料・農業・農村に関する研究開発を行う機関です。写真をクリックすると、別ウィンドウで大きく表示されます。 ... 写真をクリックすると、別ウィンドウで大きく表示されます。 =ウエストナイルウイルスを媒介する ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- dengue virus
- 同
- デング熱ウイルス dengue fever virus
- 関
- デング熱、デング出血熱
ウイルス学
潜伏期間
感染経路
疫学
- 致命率0.1%以下。デング出血熱の場合、死亡率10%
症状
デング熱
- 発熱、頭痛、腰痛、関節痛、骨痛、食欲低下、悪心嘔吐
- 比較的徐脈、皮疹、リンパ節腫大
デング出血熱 dengu hemorrhagic fever
- 東南アジアの3-5歳の小児。デング熱の症状+皮膚・消化管の毛細血管からの出血。
- 一度罹患した患者が別の方のウイルスに再度感染したときにデングショック症候群 dengue shock syndromeを伴うことがある。
にデング出血熱とよばれる重症型がみられ,血小板低下を伴う出血傾向やショックを伴い,その死亡率は10%に至る。
経過
- 悪寒戦慄でで発熱。5-6日後解熱し、1-2日後に再度発熱。二峰性発熱
- インフルエンザ様症状と充血を伴った眼痛(動眼痛、眼底痛)、発疹(四肢)が出現
治療
- 対症療法のみ
- ワクチン開発はデングショック症候群の可能性があるため、困難
検査
- 血液検査:白血球減少傾向、血小板減少
- ウイルス分離:第3-5病期の血液から哺乳マウスの嚢胚摂取、培養細胞への接種
[★]
- 英
- yellow fever virus
- 関
- 黄熱、ウイルス一覧、蚊、感染症、感染症法
ウイルス学
潜伏期間
感染経路
疫学
- アフリカ(Guinea,Sierra Leone, Liberia, Ivory Coast Ghana, Togo, Benin, Nigeria)・中南米に分布
- 中国の東北地区で頻繁に発生。朝鮮半島でも104のオーダーで患者がいるらしい
症状
軽症
重症
- 黄疸、出血、腎炎、脳炎
- 3-4日で死亡。致命率は25-30%(土着民は5%)
経過
- 感染期:発熱。頻脈から徐脈へ。Faget's sign
- 緩解期:感染4日後に解熱傾向
- 中毒期:発熱、上腹部痛、嘔吐、乏尿・無尿
治療
検査
- 第3病期までの血液から哺乳類マウスへの脳内接種、培養細胞への接種。
予防
[★]
- 英
- mosquito
- ラ
- Culicidae
- 関
種類
-
-
- 媒介:マラリア
- ナミカ亜科 Culicinae
- オオカ亜科 Toxorhynchitinae
-
-
- 媒介:黄熱ウイルス、デングウイルス
- 媒介:デングウイルス
-
- 媒介:日本脳炎ウイルス
- 媒介:バンクロフト糸状虫、イヌ糸状虫、ウエストナイルウイルス、日本脳炎ウイルス
[★]
- ラ
- Aedes
- 関
- ヤブカ属、アエデス属
[★]
ヤブカ属、アエデス属、Aedes属