- 英
- enkephalin
- 関
- 神経伝達物質、オピオイドペプチド
- 5残基からなる。C末端のアミノ酸により2種類に分けられる
- 内因性オピオイド = 内因性モルヒネ様ペプチド
種類 (GOO.549)
- Y-G-G-F-M
- Y-G-G-F-L
受容体
- enkephalin receptor GOO.149
- 痛覚抑制
作用
脊髄後角、下腸間膜動脈神経節におけるエンケファリンの作用 (SPC.80)
WordNet
- an endorphin having opiate qualities that occurs in the brain and spinal cord and elsewhere
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/12/26 09:44:15」(JST)
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エンケファリン |
メチオニン-エンケファリンの3次元構造。アルファ炭素はボールであらわされ、残基名が付してある[1]。
|
識別子 |
略号 |
PENK |
Entrez |
5179 |
HUGO |
8831 |
OMIM |
131330 |
RefSeq |
NM_006211 |
UniProt |
P01210 |
他のデータ |
遺伝子座 |
Chr. 8 q23-q24 |
エンケファリン (enkephalin) は、オピオイド(内在性のアヘン類縁物質)の一種。5つのアミノ酸からなるペプチドである。C末端のアミノ酸がメチオニンのものと、ロイシンのものと2種類が存在する。1975年に発見された。
- メチオニン-エンケファリン (Met-enkephalin) Tyr-Gly-Gly-Phe-Met
- ロイシン-エンケファリン (Leu-enkephalin) Tyr-Gly-Gly-Phe-Leu
プロエンケファリン遺伝子 (Penk1) が両方をコードしており、前駆体タンパクが翻訳後にプロセシングを受けてエンケファリンが作られる[2]。 ロイシン-エンケファリンについては、プロダイノルフィン遺伝子 (Pdyn) 産物である前駆体からも作られる[3]。
関連項目
- 脳内麻薬
- ダイノルフィン
- エンドルフィン
- オピオイド
出典
- ^ PDB 1plx; Marcotte I, Separovic F, Auger M, Gagné SM (March 2004). “A multidimensional 1H NMR investigation of the conformation of methionine-enkephalin in fast-tumbling bicelles”. Biophys. J. 86 (3): 1587–600. Bibcode 2004BpJ....86.1587M. doi:10.1016/S0006-3495(04)74226-5. PMC 1303993. PMID 14990485. http://www.pubmedcentral.nih.gov/articlerender.fcgi?tool=pmcentrez&artid=1303993.
- ^ Noda M, Teranishi Y, Takahashi H, Toyosato M, Notake M, Nakanishi S, Numa S (June 1982). “Isolation and structural organization of the human preproenkephalin gene”. Nature 297 (5865): 431–4. Bibcode 1982Natur.297..431N. doi:10.1038/297431a0. PMID 6281660.
- ^ Opioid peptides: Molecular pharmacology, biosynthesis and analysis, R.S. Rapaka and R. L. Hawks (editors) in a National Institute on Drug Abuse Research Monograph (#70), 1986.
外部リンク
- Enkephalins - the US National Library of Medicine Medical Subject Headings (MeSH)
- Physiology at MCG 6/6ch2/s6ch2_36
|
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 視床下部下垂体路における神経線維の概年リズムでの形態変化について
- 大友 和夫,福原 紅子,呉 毅
- 秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻紀要 19(1), 39-46, 2011-03
- … が大きな役割を果たしていることが近年明らかにされている.HHTは主に視床下部の神経分泌からのホルモンの分泌に関わることが多い.そこで,本研究ではHHTのアルギニンバソプレシン(aVP) とメチオニンエンケファリン(mEnk) の免疫陽性神経線維とヘリング小体(HB)の形態学的季節変化について,光学顕微鏡及び電子顕微鏡で観察し検討した.HTTにおけるHBは,非冬眠期と冬眠期で顕著な形態変化を示した.さらに,神経分泌核か …
- NAID 110008424961
- メチオニンエンケファリン(Met5-Enk),ロイシンエンケファリン(Leu5-Enk) (広範囲 血液・尿化学検査 免疫学的検査(第7版・4)その数値をどう読むか) -- (内分泌学的検査 間脳下垂体関係(subunitを含む))
- マウス脊髄におけるニコチンのエンケファリン作動性神経活性化作用
- 岸岡 史郎,木口 倫一,前田 武彦,山本 明弘,雑賀 史浩,岩井 茂樹,敦賀 美恵,山本 千鶴子
- 日本神経精神薬理学雑誌 = Japanese journal of psychopharmacology 27(5), 274, 2007-11-25
- NAID 10023964871
Related Links
- エンケファリン (enkephalin) は、オピオイド(内在性のアヘン類縁物質)の一種。5つの アミノ酸からなるペプチドである。 ... プロエンケファリン遺伝子 (Penk1) が両方をコード しており、前駆体タンパクが翻訳後にプロセシングを受けてエンケファリンが作られる。
- オピオイドは、作用する受容体の違いによって、エンドルフィン類、エンケファリン類、 ダイノルフィン類の3つに分類される。 ←→オピオイド受容 ... βリポトロピンのC末端の 最初の5つのアミノ酸配列がメチオニンエンケファリンと全く同じである。 生体内では、3 種類 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- opioid receptor
- 同
- モルヒネ受容体 morphine receptor
- 関
- オピオイドペプチド、オピオイド
- オピオイド受容体はμ受容体、κ受容体、δ受容体がある。
- モルヒネ、フェンタニルはμ受容体刺激薬
- 呼吸抑制はμ2受容体を介したものである。
オピオイドとオピオイド受容体 (GOO.552)
オピオイド受容体の生理作用(周術期管理学 091211 III)
受容体
|
μ
|
δ
|
κ
|
μ1
|
μ2
|
作用
|
鎮痛
|
鎮痛
|
鎮痛
|
鎮痛
|
悪心・嘔吐
|
鎮静
|
鎮静
|
身体依存
|
多幸感
|
呼吸抑制
|
身体違和感
|
精神依存
|
掻痒感
|
身体依存
|
気分不快
|
呼吸抑制
|
縮瞳
|
精神依存
|
興奮
|
|
尿閉
|
消化器運動抑制
|
幻覚
|
|
鎮咳
|
鎮咳
|
|
呼吸抑制
|
縮瞳
|
利尿
|
オピオイド受容体と非麻薬性鎮痛薬について
身体依存性
- 痛みがある人には精神的依存はきたさない(痛みの有無によらず退薬現象はある)
[★]
- 英
- narcotic analgesic, narcotic analgesics
- 同
- オピオイド鎮痛薬、モルフィン鎮痛薬???
- 関
- オピオイド
モルフィン鎮痛薬
内因性オピオイド
外因性オピオイド
合成
麻酔薬として
- 心臓手術やハイリスク患者の麻酔に用いる。
- 使用される薬にはクエン酸ファンタネルやモルヒネがある。
- 脳神経に存在する麻酔特有の受容体(オピオイド受容体)をしげきする
- 鎮痛作用は協力
- 麻酔薬なので常習性がある。
- 副作用:呼吸抑制、精神神経作用、消化器症状がある。
- 注意:患者さんの状態に合わせて、睡眠作用のある薬を使用。すなわち、これ単独では眠らない(記憶を失わない)
- ○強力な鎮痛・鎮静。血圧安定
- ×術中覚醒。呼吸抑制。筋硬直。徐脈。術中高血圧
- パンクロニウム(長時間使用で頻脈になる)を併せて使うことがある。
依存性
副作用
[★]
- 英
- [[]]
- 関
- オピオイド、オピオイド受容体
[★]
- 英
- -Enkephalin
- 関
- アラニン(2)-メチルフェニルアラニン(4)-グリシン(5)-エンケファリン
[★]
- 英
- [[]]
[★]
- 英
- D-penicillamine (2,5)-enkephalin、DPDPE
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- cephalin
- 関
- セファリン