ホスファチジルエタノールアミン、ケファリン、cephalin
Japanese Journal
- 樹状突起フィロポディア形成・維持による緩やかなシナプス成熟--終脳特異的細胞接着分子テレンセファリンの役割 (特集・シナプス後部構造の形成・機構と制御)
- 天然神経興奮毒とカイトセファリンの全合成(最前線)
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- コリン神経系でのアセチルコリン生合成経路におけるコリンの供給源となる。 ホスファチジルエタノールアミン - セファリン(ケファリン)ともいう。 ホスファチジル イノシトール - 細胞膜中の存在量は多くないが、PI3キナーゼなどの基質となり、 シグナル伝達における ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
センセファリンシロップ用細粒10%
組成
1g中の有効成分
添加物
- 黄色5号、香料、ヒドロキシプロピルセルロース、シリコーン樹脂、精製白糖
禁忌
効能または効果
適応菌種
- 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、大腸菌、クレブシエラ属、インフルエンザ菌
適応症
- 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染
咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染
膀胱炎、腎盂腎炎
涙嚢炎、麦粒腫
外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎
歯周組織炎、顎炎、抜歯創・口腔手術創の二次感染
猩紅熱
- 通常、幼小児に対しては、体重kg当りセファレキシンとして1日25〜50mg(力価)〔シロップ用細粒10%の場合は0.25〜0.50g、シロップ用細粒20%の場合は0.125〜0.25g〕を分割して6時間毎に経口投与する。
重症の場合や分離菌の感受性が比較的低い症例に対しては、体重kg当りセファレキシンとして1日50〜100mg(力価)〔シロップ用細粒10%の場合は0.5〜1g、シロップ用細粒20%の場合は0.25〜0.50g〕を分割して6時間毎に経口投与する。
なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
- 高度の腎障害のある患者には、投与量・投与間隔の適切な調節をするなど慎重に投与すること。
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最少限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
- ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
- 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
- 高度の腎障害のある患者[高い血中濃度が持続することがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。]
重大な副作用
- ショック、アナフィラキシー様症状(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、眩暈、便意、耳鳴、発汗、喘鳴、呼吸困難、血管浮腫、全身の潮紅・蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(0.1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 急性腎不全等の重篤な腎障害(0.1%未満)があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 顆粒球減少、溶血性貧血(0.1%未満)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(0.1%未満)があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE症候群(0.1%未満)等があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
薬効薬理
抗菌作用2〜3)
- ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌等のグラム陽性菌、大腸菌、クレブシエラ属等のグラム陰性菌に抗菌作用を示す。
- 作用は殺菌的で、最小発育阻止濃度(MIC)又はそれに近い濃度でも殺菌作用を示す。
作用機序2)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
略号
化学名
- (6R,7R)-7-[(2R)-2-Amino-2-phenylacetylamino]-3-methyl-8-oxo-5-thia-1-azabicyclo[4.2.0]oct-2-ene-2-carboxylic acid
分子式
分子量
融点
性状
- セファレキシンは、白色〜淡黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。水にやや溶けにくく、メタノールに溶けにくく、エタノール(95)又はN,N−ジメチルホルムアミドにほとんど溶けない。吸湿性である。
★リンクテーブル★
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- 英
- phosphatidylethanolamine PE
- 同
- ケファリン、セファリン cephalin
- 関
- ホスファチジルセリン
[★]
ホスファチジルエタノールアミン phosphatidylethanolamine。セファリン、ケファリン
[★]
- 英
- cephalin
- 関
- セファリン
[★]
- 英
- cephalin-cholesterol flocculation test
- 同
- CCF試験 CCF test
- 関
- セファリンコレステロール
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3