- 英
- childhood bronchial asthma
- 同
- 小児喘息 childhood asthma
UpToDate Contents
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- 1. 12歳未満の小児における慢性喘息:初回評価および診断asthma in children younger than 12 years initial evaluation and diagnosis [show details]
…epidemiology, initial evaluation, and diagnosis of childhood asthma are reviewed here. The assessment of severity/control and monitoring, and treatment of childhood asthma are discussed separately. The pathogenesis …
- 2. 12歳未満の小児における慢性喘息:治療開始およびモニタリングの管理asthma in children younger than 12 years initiating therapy and monitoring control [show details]
…panel guidelines, published in 2007, that provide recommendations for the management of chronic childhood asthma in children aged 0 to 4 years and 5 to 11 years . Their recommendations for the management of…
- 3. Unconjugated hyperbilirubinemia in the newborn: Interventionsunconjugated hyperbilirubinemia in the newborn interventions [show details]
…protection. There is limited evidence that moderate levels of hyperbilirubinemia are associated with childhood asthma, but phototherapy does not alter this risk . Exchange transfusion, an intervention with known…
- 4. 喘息の自然歴natural history of asthma [show details]
…lung function. Similarly, data from the Childhood Asthma Management Program (CAMP) suggest that reduced lung growth due to early onset persistent childhood asthma has a greater impact on adult lung function …
- 5. 12歳未満の小児における慢性喘息:持続性喘息の治療およびコントロール薬asthma in children younger than 12 years treatment of persistent asthma with controller medications [show details]
…role in childhood asthma management remains to be established . Like cromolyn, nedocromil appears to be less effective than inhaled glucocorticoids in controlling asthma . In the Childhood Asthma Management …
Japanese Journal
- 川崎市内におけるPM2.5/光化学オキシダントと小児気管支喘息有病率の経年的変化の関連性
- 高柳 良太,坂元 昇
- 日本職業・環境アレルギー学会雑誌 = Occupational and environmental allergy 26(2), 71-79, 2019-05
- NAID 40021985327
- 小児気管支喘息コントロール状態のアセスメントと評価 (特集 気管支喘息のケア 最前線) -- (知っておきたい知識)
- 小児気管支喘息で使用する薬の知識 (特集 気管支喘息のケア 最前線) -- (知っておきたい知識)
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- 気管支喘息の概要は本ページをご確認ください。小児慢性特定疾病情報センターは、慢性疾患をお持ちのお子さまやそのご家族、またそれらの患者の治療をされる医療従事者、支援をする教育・保健関係の皆さまに向けた情報を提供し ...
- 最近では、重症喘息に対する注射薬(オマリズマブ、メボリズマブ)や、複数の薬を使っても改善がみられない場合には、気管支内視鏡を使って気管支内部を温めて喘息症状を安定させる新たな治療法(気管支サーモプラスティ)も登場して
- 気管支喘息の発作はとても苦しいものです。 症状が悪化した際は、すぐに病院で診てもらう必要があります。また、発作が起きないために普段から使用する薬もあります。 喘息の症状や原因、薬の種類、治療についてご紹介します。
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★リンクテーブル★
[★]
- a. 最も多い原因抗原はハウスダストである。
- b. アトピー型よりも感染型が多い。
- c. 発作時には呼気の延長がみられる。
- d. 重症発作では呼吸音は減弱する。
- e. 副腎皮質ステロイド吸入が有効である。
[正答]
※国試ナビ4※ [103A017]←[国試_103]→[103A019]
[★]
- 英
- childhood asthma
- 関
- 小児気管支喘息
[★]
- 英
- bronchial asthma
- 同
- 喘息 asthma
- 関
- 喘息発作(喘息の急性増悪)
概念
- 気道の慢性炎症、気道過敏性、可逆性の気道閉塞を呈する
疫学
病型
- アトピー型:小児に多く、60-70%は成人になる前に寛解
- 感染型
- 混合型
病態生理
- 遺伝子素因を背景とした気道過敏性が存在し、ある誘因により気道閉塞が起こる。これが喘息症状を引きおこす。
- ここに気管炎症が加わると、気道過敏性亢進、気道閉塞を直接引きおこすほか、気道リモデリングを促してさらに気道過敏性亢進・気道閉塞を亢進させる。
- この病態の中で、気道に起こっている変化は次のようにまとめられる。
- 可逆的変化 :気道上皮細胞の剥離、粘液栓、炎症細胞(好酸球など)の浸潤、粘膜・粘膜下の浮腫、うっ血
- 不可逆的変化:平滑筋の肥厚、気道上皮下の線維性肥厚、気道上皮での杯細胞の過形成、気道粘膜下の血管新生
気流制限をきたす機序
- 気流制限は4つの機序により成立
- (1)気道平滑筋収縮、(2)気管壁の浮腫、(3)気道粘液分泌、(4)気道壁リモデリング
気管炎症
- 好酸球性気道炎症:好酸球、肥満細胞、リンパ球などの炎症細胞がサイトカインと化学伝達物質などを介して炎症を惹起する。
- リンパ球
- 肥満細胞
- 好酸球
- 気道上皮細胞
- 気管支平滑筋
- 気管支分泌腺
気管壁リモデリング
- 慢性の炎症状態 → 永続的な気道壁の肥厚 → 不可逆的な気流制限
- (1) 基底膜下にコラーゲンが沈着 → 気道粘膜の線維化
- (2) 気管支平滑筋の肥厚、過形成
- (3) 粘膜下線過形成
気道過敏性
- 非特異的な刺激により気管支平滑筋が容易に収縮する状態
- ヒスタミン、アセチルコリン、メサコリンの希釈系列を投与してFEV1.0が20%以上低下する閾値を測定して評価
- 気道過敏性と喘息の重症度が相関する。
検査
- 高値であることが多く、その場合には抗原の同定を行う。
- IgEの値と症状には相関関係がない。
症状
身体所見
診断
成人喘息での診断の目安
- 参考1
- 成人喘息の診断基準はない
- 1.発作性の呼吸困難、喘鳴、咳(夜間、早朝に出現する傾向)の反復
- 2.可逆性気流制限:自然に、あるいは治療により寛解する。PEF値の日内変動20%以上、β2刺激薬吸入により1秒量が12%以上増加かつ絶対量で200mL以上増加
- 3.気道過敏性の亢進:アセチルコリン、ヒスタミン、メサコリンに対する気道収縮反応の亢進
- 4.アトピー素因:環境アレルゲンに対するIgE抗体の存在
- 5.気道炎症の存在:喀痰、末梢血中の好酸球数の増加、ECP高値、クレオラ体の証明、呼気中NO濃度上昇
- 6.鑑別診断疾患の除外:症状が他の心肺疾患によらない
治療
-
-
- β2受容体に結合→Gsα活性化→[cAMP]i↑
- 副作用:振戦、動悸
- PDE阻害→[cAMP]i↑。抗炎症作用もあるらしい(T細胞、好酸球に対する作用(SPU.241))
- 安全域(有効安全治療濃度閾)が狭いので、血中濃度モニタリングが必要。5-15μg/ml
- 副作用:悪心、嘔吐、頻脈、不整脈
- M3受容体に拮抗して作用を発現。作用力、即時性ともにβ2作動薬より劣る。(SPU.242)
- β2作動薬と併用するらしい。
- イプラトロピウム
-
- 化学伝達物質遊離抑制薬、ヒスタミンH1機構薬、ロイコトリエン拮抗薬、トロンボキサンA2阻害薬。
薬物療法に用いられる薬剤
長期管理薬 (コントローラー)
|
・ステロイド薬(吸入、経口)
|
・テオフィリン徐放製剤
|
・長時間作用性β2刺激薬(吸入、経口、貼付)
|
・抗アレルギー薬
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・ロイコトリエン受容体拮抗薬
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・メディエーター遊離抑制薬
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・ヒスタミンH1拮抗薬
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・トロンボキサン阻害薬
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・Th2サイトカイン阻害薬
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発作治療薬 (リリーバー)
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・ステロイド薬(注射・経口)
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・短時間作用性β2刺激薬(吸入・経口・注射)
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・アミノフィリン点滴静注
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・短時間作用性テオフィリン製剤(経口)
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・抗コリン薬(吸入)
|
ガイドライン
- 1. 一般臨床医のための喘息治療ガイドライン2007
- http://www.jaanet.org/medical/guide.html
国試
[★]
- 英
- trachea (Z), tracheal tube
- ラ
- trachea
- 関
- 気管支、気管支の分岐、肺
解剖
- 長さ12cm、直径2cm (HIS.298)。
- C6椎体-T5椎体 / C6椎体の下部より始まりT4-T5椎体で左右の気管支に分かれる。)
- 喉頭の輪状軟骨の直下から始まり主気管支が分岐するところに終わる。 (HIS.298)
粘膜
- a. 杯細胞 goblet cell 30% 粘液物質の分泌 ムチンmucin
- b. 線毛細胞 ciliated cell 30% 核は基底部に存在 線毛と微絨毛
- c. 基底細胞 basal cell 30% 丈の低い細胞、未分化細胞
- d. その他 刷子細胞、漿液細胞、DNES細胞 など
- 2. 粘膜固有層 疎性結合組織 膠原線維、弾性線維、気管腺(混合腺)
- 3. 粘膜下組織 密生結合組織
- 4. 外膜 気管軟骨 馬蹄形(C字軟骨)後方に開いている。10-12個
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- bronchus / bronchi(pl.) (Z)
- ラ
- bronchus principalis
- 同
- 主気管支 main bronchus、一次気管支 primary bronchus
- 関
- 気管、気管支の分岐、肺区域、区域気管支
-
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- child、children、infantum
- 関
- 子供、小児用、子
[★]
- 英
- breath
- 関
- 呼吸、一呼吸