UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 症例報告 ヒドロクロロチアジドによる光線性白斑黒皮症の1例
Related Links
- アフロクァロソによる光線性白斑黒皮症 図5 白斑部メ ラニソ染色組織像 図6 色素沈着部yラニソ染色組織像 胞聞浮腫が著明で,基底層は保たれていた.真皮上層 は,浮腫性で血管拡張があり,血管周囲にリンパ球,
- 光線性白斑黒皮症(図説-2-) 地土井 襄璽 [他] この論文をさがす NDL-OPAC CiNii Books 収録刊行物 広島医学 広島医学 25(10), 1155-1156, 1972-10 広島医学会 Tweet 各種コード NII論文ID(NAID) : 40018457656 NII書誌ID(NCID) : ...
- 「光線性白斑黒皮症 」の掲示板 / 関連記事 / コメント コウセンセイハクハンコクヒショウ 【英】photo leucomelanoderma →[[光過敏性薬疹]] 「http://wikimatome.com/index.php?title=光線性白斑黒皮症&oldid=3445207 」から取得 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- thiazide diuretic, benzothiazide diuretic
- 同
- サイアザイド系利尿薬
- 関
- 利尿薬、利尿薬の作用部位、sodium-chloride symporter inhibitor。ギテルマン症候群
特徴
- 安価である
- 有効率が高い
- 遠位尿細管前半部に作用するらしい
- Na+とCl-の共輸送体(NCCT)を阻害→Na+,Cl- の再吸収を阻害する
排泄される電解質の変化
- Na↑、K↑、H↑、Ca↓、Mg↑、Cl↑、HCO3↑、H2PO4↑
-
- チアジド系利尿薬の慢性使用により体液量が減少し、近位尿細管での再吸収が亢進するため (GOO.755) ??
- チアジド系利尿薬自体のDCTでの作用による;NCCTを阻害すると細胞内のNa濃度低下、これにより側底膜でのNa+-Ca2+交換系が亢進することでCa2+の再吸収↑ (GOO.755) → つまり管腔側から受動的に引き込まれるということ。
- ループ利尿薬と同様の機序による (GOO.755)
チアジド系利尿薬
効能・効果
禁忌
- 無尿(効果なし)
- 急性腎不全(腎機能悪化):緻密斑より下流にチアジド系利尿薬の作用部位があるため、GFRを増加させたい場合にフィードバックがかかりにくいため?(緻密斑は適正量のNaが排泄されていると検出し、GFRを低下させても、下流では想定より多くのNaを喪失し、hypovolemicになる?)
- 電解質異常
副作用
- 長期間の使用における副作用:低カリウム血症、高尿酸血症、高脂血症、耐糖能低下、光線過敏症、脂質代謝障害。高カルシウム血症(YN.C-62) → (利尿薬参照。ループ利尿薬との違いはカルシウムを排泄するかどうか)
低カリウム血症
- GOO.756
- カリウムは抗高血圧作用があるので、チアジド系利尿薬の利尿作用を打ち消してしまう。
耐糖能の低下
- GOO.756
- 低カリウム血症の関与が示唆されている。K+をチアジド系利尿薬と共に投与すると高血糖が改善されるから。
歴史
- 第二次世界大戦中、衛生状態の悪い兵士の間でシラミを介したバルトネラ属の感染症(塹壕熱、病原体はBartonella quintana)が流行していたが、この治療にサルファ剤が用いられていた。このサルファ剤が有する利尿作用に中臆して開発されたのがチアジド系利尿薬である。1957年にクロロチアジド、1959年に10倍の利尿作用を有するヒドロクロロチアジドが開発された。いずれも光線過敏症が副作用として知られている。日本では光線過敏症がより少ないと言われているトリクロルメチアジド(フルイトラン)がもっぱら用いられている。チアジド系利尿薬は日本では光線性白斑黒皮症と知られており、色素沈着と白斑を伴う。
- 参考:チアジド系利尿剤の副作用の歴史 日本医史学雑誌第58巻第2号(2012)p156
[★]
- 英
- melanosis、melasma, melanoderma
- 同
- 皮膚色素沈着症 melanopathy
- 関
- メラニン沈着、肝斑、メラノーシス、摩擦黒皮症
[★]
- 英
- vitiligo、white spot
- ラ
- leukoderma
- 同
- 脱色素斑 depigmented spot
- 関
- 白点、白斑症、尋常性白斑
[★]
- 英
- sis, pathy
[★]
- 英
- ray、light
- 関
- 明るい、見地、光、軽い
[★]
- 英
- leukomelanoderma, melanoleukoderma