- 英
- temporal amnesic syndrome
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- 〈緒言〉 健忘という語は二つの意味で用いられてきた。一つは,原因と関係なく重い記憶障害を指す場合であり,もう一つはより伝統的な用いられ方で,他の認知機能障害を伴わずに記憶障害をきたす特定の症候群を指す場合である。
- 1.健忘症候群 1968年にCorkinは,難治性てんかんのため両側の海馬,鈎,扁桃体が手術により切除され,以後著明な健忘症候群を示した有名な患者HMが,学習を行ったことや課題の内容を一貫して記憶できないにもかかわらず,回転盤 ...
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[★]
側頭葉性健忘症候群
[★]
- 英
- syndrome, symptom-complex
- 同
- 症状群
- 関
- [[]]
- 成因や病理学的所見からではなく、複数の症候の組み合わせによって診断される診断名あるいは疾患。
内分泌
先天的代謝異常
高プロラクチン血症
- 分娩後の視床下部障害によるプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制のため、高プロラクチン血症を呈する。
- 分娩に関係なくプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制をきたし、高プロラクチン血症を呈する。
性腺機能低下
- 嗅覚の低下・脱出、低ゴナドトロピン性性腺機能低下症
- 肥満、網膜色素変性症、知能低下、低ゴナドトロピン性性器発育不全、多指症、低身長
性早熟
- 思春期早発症、多発性線維性骨異形成症、皮膚色素沈着
- 女性型の肥満、性器の発育障害の2主徴を示し、視床下部に器質的障害をもつ疾患群。
脳神経外科・神経内科
[★]
- 英
- amnesia
- 関
- 記憶消失、記憶喪失、健忘症、健忘性
概念
- 記憶障害の1つである。
- 出来事を過去にさかのぼって思い出せない場合や、新たな出来事を覚えることができなくなる場合を指して言う。
- 最も良くある原因としては、頭部外傷、てんかん、片頭痛
分類
鑑別疾患
- V vascular:脳動脈硬化症、脳出血、脳血栓症、脳塞栓症、片頭痛。一過性脳虚血発作。
- I inflammatory:髄膜炎、脳膿瘍、マラリア、脳寄生虫、神経梅毒。発熱性疾患(発熱と健忘を来しうる)
- N neoplasm:原発性脳腫瘍や転移性脳腫瘍は一時的な記憶喪失を起こしうる。
- D deficiency:ウェルニッケ脳症、ペラグラ、悪性貧血。
- I intoxication:LSD、アルコール、臭素化合物、オピオイド。尿毒症、低酸素血症、および肝不全も健忘を来しうる。
- C convulsive:側頭葉てんかん
- A autoimmune:ループス脳炎など
- T trauma:脳挫傷、硬膜外血腫、硬膜下血腫
- E endocrine:低血糖、糖尿病性アシドーシス、副甲状腺機能低下症、低カルシウム血症はてんかんや一過性健忘を来しうる。emotional:ヒステリー、うつ病、統合失調症。仮病。
[★]
- 英
- temporal lobe
- ラ
- lobus temporalis
- 関
- 側頭骨、脳葉
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
臨床関連
[★]
- 英
- amnestic syndrome
- 同
- 健忘症状群
- 関
- 軸性健忘。コルサコフ症状群、ウェルニッケ・コルサコフ症候群、前向健忘、前向性健忘、脳広汎性精神症候群
分類
- 損傷の部位と神経心理学的プロフィールで3つに分類されている。
[★]
- 英
- group
- 関
- グループ、集団、分類、群れ、基、グループ化