- 英
- early deceleration
- 関
- 胎児心拍数図
- 子宮収縮と一致して30秒以上の経過で低下
- 子宮収縮による児頭圧迫:正常反応:胎児状態良好
- 分娩第2期に早発一過性徐脈が見られるのは生理的である。
UpToDate Contents
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- 1. 小児における徐脈bradycardia in children [show details]
… an etiology for bradycardia in premature neonates. However, a study in preterm infants (average gestational age 29.4 weeks) showed that bradycardia events were preceded… although its use may be limited by the occurrence of bradycardia as a transient event.…
- 2. 早産児における甲状腺の生理機能およびスクリーニングthyroid physiology and screening in preterm infants [show details]
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- 3. 麻酔中に生じる不整脈arrhythmias during anesthesia [show details]
… phenylephrine and result in sinus bradycardia This effect tends to be transient, however hemodynamically significant bradycardia may be treated with an anticholinergic… Hypokalemia is associated with a variety of arrhythmias including premature atrial and ventricular beats, sinus bradycardia,…
- 4. 成人における心臓移植:不整脈heart transplantation in adults arrhythmias [show details]
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- 5. 後期早産児late preterm infants [show details]
… Transient tachypnea (retained fetal lung fluid) and persistent pulmonary hypertension of the newborn are other causes of respiratory distress seen in late preterm infants . Late preterm infants are… (obstructive and central apnea) and bradycardia events was greater in late preterm infants versus term infants . Late preterm infants are also at increased risk for…
Japanese Journal
- 一過性徐脈 早発一過性徐脈とは? (特集 胎児心拍数陣痛図よみ方講座 基本からのブレークスルー : 定義がわかると対応できる!)
- 牧 洋平
- Perinatal care = ペリネイタルケア : 周産期医療の安全・安心をリードする専門誌 38(4), 347-349, 2019-04
- NAID 40021903632
- 5日目 一過性徐脈を判読しよう 早発一過性徐脈・遅発一過性徐脈 (特集 波形がみるみるスラスラ読める! 10日で免許皆伝! 胎児心拍数モニタリング道場)
- 大事なサインを見逃さない! 胎児心拍数モニタリング講座(5)早発一過性徐脈(early deceleration)
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- スタートアップ4(一過性徐脈の種類と原因) 一過性徐脈の種類と原因を理解し、判読することはCTGを評価するうえで、極めて重要である。なぜ、心拍数は減少するのか、もう一度原点に帰って復習していただきたい。
- 動一過性徐脈も高頻度に出現することが知られて います( 図1 )。 このように,児頭圧迫のすべてが早発一過性徐 脈となるわけではありません。子宮口が4〜6cm 前後開大した頃に,子宮収縮に併せて児頭が圧迫 されると,典型的な
- 早発一過性徐脈とは,子宮収縮に伴って規則的に反復する一過性の徐脈であり,子宮収縮の開始と同時に心拍数の低下が始まり子宮収縮の終了とほぼ同時に回復するものをいう。陣痛波形と徐脈の形は対象形で子宮収縮の強さが同じで
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- 次の文を読み、1~3の問いに答えよ。
- 27歳の妊婦。妊娠38週。陣痛を訴えて来院した。
- 妊娠・分娩歴 : 23歳時に初めて妊娠し、10週で自然流産した。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 身長158cm、体重57.5kg。体温36.4℃。脈拍84/分、整。血圧132/80mmHg。8分周期の規則正しい子宮収縮を認める。
- 内診所見 : 子宮口2cm開大、展退度50%、先底部は児頭でSP 0、頚部硬度は中、子宮口の位置は中央である。6時間後の内診所見は来院時と変化はない。この時の胎児心拍数陣痛図(別冊No.1)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [096C001]←[国試_096]→[096C003]
[★]
- 28歳の初産婦。妊娠経過は順調であった。妊娠39週5日に陣痛発来のため入院した。身長160cm、体重63kg。妊娠中の体重増加は11kgである。子宮底長34cm、腹囲90cm。内診所見:児頭は骨盤入口部固定、子宮口3cm開大、頚管の硬度は軟。入院後、陣痛は増強し、子宮口10cm開大、SP+2cmで自然破水した。矢状縫合は横径に一致し、先進する小泉門は母体の左側に触れた。破水後、陣痛はさらに増強したが、4時間経過しても分娩の進行はみられなかった。再び内診したところ、児頭の所見は不変であった。胎児心拍数陣痛図で、早発一過性徐脈がみられる。
- 診断はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [098B003]←[国試_098]→[098B005]
[★]
- 30歳の初産婦。妊娠38週に陣痛発来し入院した。胎児心拍数陣痛図で異常を認め、帝王切開が行われた。娩出後の胎児付属物の写真(別冊No. 2)を別に示す。
- 胎児心拍数陣痛図の所見として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109D020]←[国試_109]→[109D022]
[★]
- 33歳の初産婦。妊娠41週1日。子宮収縮の増強を主訴に入院した。胎児心拍数陣痛図を以下に示す。正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [103B048]←[国試_103]→[103B050]
[★]
- 妊娠37週0日の妊婦に行った胎児心拍数陣痛図(別冊No. 4)を別に示す。認められる所見はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [114C029]←[国試_114]→[114C031]
[★]
- 胎児心拍数陣痛図で胎児健康状態を判定するとき、妊娠週数を考慮しなければならないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [097G087]←[国試_097]→[097G089]
[★]
- 胎児心拍数陣痛図において、胎児の健康状態の悪化が最も懸念される所見はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114B009]←[国試_114]→[114B011]
[★]
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[★]
- 英
- cardiotocogram CTG
- 同
- 心拍陣痛図
- 関
- コントラクションストレステスト、胎児心拍自動解析法
[show details]
- 図:G10M.258(胎児機能不全の判断、対処、処置)
- 多くの場合、
- 横軸:一目盛り(細い)20秒、三目盛り(太い)1分
- 縦軸:一目盛り(細い)2 bpm、五目盛り(太い)10bpm
判読ポイント
- 1. 基線の高さ。 正常では110-160bpm
- 2. 基線細変動。 正常では6-25bpm。<5bpmで基線細変動減少
- 3. 一過性変動の有無
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基線からの変動
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頂点/最下点までの時間
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持続時間
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子宮収縮との関係
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原因
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一過性頻脈
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≧15bpm上昇
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<30s
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15s≦ ≦2m
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胎動、子宮収縮、内診などの刺激、臍帯圧迫に伴う。胎児状態は悪くない
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一過性徐脈
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早発一過性徐脈
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≧30s
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一致
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児頭の圧迫のための頭蓋内圧の上昇による迷走神経反射が心拍数の低下を引き起こす
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遅発一過性徐脈
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≧30s
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遅れる
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胎盤機能低下、あるいは心筋機能抑制による低酸素血症の顕在化
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変動一過性徐脈
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>15bpm低下
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<30s
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15s≦ ≦2m
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様々
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臍帯圧迫による迷走神経反射
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遷延一過性徐脈
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>15bpm低下
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2m≦ ≦10m
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内診などによる刺激、過強陣痛、臍帯圧迫、臍帯脱出、仰臥位低血圧症候群、 硬膜外麻酔等による母体低血圧、胎盤早期離、子癇発作や癲癇発作、娩出直前のいきみ
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参考
- 1. C.産婦人科検査法 胎児心拍数モニタリング - 日産婦誌59巻7号
- http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5907-203.pdf
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- 英
- fetal heart rate monitoring
- 関
- 胎児心拍陣痛図
胎児心拍数基線
基線細変動
- 基線細変動正常:6-25bpm
- 基線細変動減少:5bpm以下
- サイヌソイダルパターン:胎児貧血、心不全、低酸素血症
胎児心拍数一過性変動
- 1. 一過性頻脈:15bpm以上増加した状態が15秒以上持続:自律神経系の正常反応:胎児状態良好
- 2. 一過性徐脈
- 1) 早発一過性徐脈:子宮収縮と一致して30秒以上の経過で低下:子宮収縮による児頭圧迫:正常反応:胎児状態良好
- 2) 遅発一過性徐脈:子宮収縮から遅れて30秒以上の経過で低下:胎盤機能不全:胎児状態不良
- 3) 変動一過性徐脈:子宮収縮から30秒未満で15bpm以上低下 :臍帯圧迫:?
- 4) 遷延一過性徐脈:15bpm以上低下した状態が2分~10分持続 :胎盤循環不全(架橋陣痛、臍帯圧迫、臍帯下垂・脱出、仰臥位低血圧症候群):胎児状態良好~不良
参考
- 1. 胎児機能不全の診断基準の作成と妥当性の検証に関する - 日産婦誌60巻6号
- http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/shusanki_vol60no6.pdf
[★]
- 英
- transient、transitory、ephemeral、transiently
- 関
- 過渡応答、過渡的、一日限り、トランジェント、一過的、一過性型
[★]
- 英
- deceleration
- 関
- 胎児心拍数陣痛図
[★]
- 英
- bradycardia
- 関
- 徐拍
- 脳圧亢進、閉塞性黄疸、甲状腺機能低下症、迷走神経緊張
- 脈拍数が60回/分以下のものを指す。
[★]
- 英
- premature
- 関
- 成熟前、早熟性、早発性、中途、未熟