- 英
- endomyocardial biopsy, myocardial biopsy
- 関
- 心筋バイオプシー
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 専門医部会 考えてみよう 臨床クイズ 慢性的な経過で増悪する重症心不全に対し集学的治療が有効であった1例
- 西川 俊郎,UTO Kenta,KANAI Saeko,ODA Hideaki,KAWAMURA Shunji,NAKANISHI Toshio,HAGIWARA Nobuhisa,MORIMOTO Shin-ichiro
- Pediatrics international : official journal of the Japan Pediatric Society 53(3), 350-353, 2011-06-01
- NAID 10029558365
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- 心筋生検とは、心臓の筋肉を少量採取し、顕微鏡で観察したり、心臓の筋肉の中の ウイルスを検出したりして、心臓の異常の原因を調べる検査です。心アミロイドーシス、 心サルコイドーシスなどの病気を診断する際に行われます。
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★リンクテーブル★
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- 70歳の男性。発熱を主訴に来院した。2週前から38℃前後の発熱が出現し、解熱薬とセフェム系の抗菌薬を処方された。一時的に症状の改善がみられたが、投薬の終了後に再び発熱したため、紹介され受診した。58歳時より高血圧症および脂質異常症に対して自宅近くの診療所から内服薬を処方されている。3年前に僧帽弁逆流症を指摘されたが手術適応はないと診断されていた。意識は清明。体温 37.6℃。脈拍 72/分、整。血圧 124/80mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 94%(room air)。心音は心尖部にⅢ/Ⅵの全収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。尿所見:尿比重 1.016、蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)、沈渣に赤血球、白血球を認めない。血液所見:赤血球 452万、Hb 12.4g/dL、Ht 36%、白血球 12,400(桿状核好中球 55%、分葉核好中球 22%、好酸球 2%、好塩基球 1%、単球 5%、リンパ球 15%)、血小板 35万。血液生化学所見:AST 38U/L、ALT 36U/L、尿素窒素 20mg/dL、クレアチニン 1.0mg/dL、尿酸 7.1mg/dL、Na 137mEq/L、K4.6mEq/L、Cl 100mEq/L。CRP 20mg/dL。
- 現時点における対応で正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [114A068]←[国試_114]→[114A070]
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- 24歳の男性。高熱と全身倦怠感とを主訴に来院した。1か月前から微熱が続いている.体温39.1℃。脈拍96/分、整。血圧164/48mmHg。胸骨左縁第3肋間に3/6度の拡張期雑音が聴取される。血液所見:赤血球370万、白血球16,000。CRP13mg/dl(基準0.3以下)。胸部エックス線写真で心胸郭比55%、肺野にうっ血を認めない。心電図で軽度の左室肥大を認める。診断に有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [097D017]←[国試_097]→[097D019]
[★]
- 英
- myocardial biopsy
- 同
- 心筋生検、心内膜心筋生検 endomyocardial biopsy
[★]
- 英
- endomyocardial biopsy EMB
- 同
- 心内膜下心筋生検
- 関
- 心生検、心筋バイオプシー
[show details]
- 感染性あるいは代謝性の心筋疾患の確定診断に用いられる。
- 急性心筋炎:確定診断のために有用である(クラスI(レベルC))
参考
- http://blog.livedoor.jp/garjyusaiga/archives/52328669.html
- http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1054880711001293
- 2011 consensus statement on endomyocardial biopsy from the Association for European Cardiovascular Pathology and the Society for Cardiovascular Pathology.
- Leone O, Veinot JP, Angelini A, Baandrup UT, Basso C, Berry G, Bruneval P, Burke M, Butany J, Calabrese F, d'Amati G, Edwards WD, Fallon JT, Fishbein MC, Gallagher PJ, Halushka MK, McManus B, Pucci A, Rodriguez ER, Saffitz JE, Sheppard MN, Steenbergen C, Stone JR, Tan C, Thiene G, van der Wal AC, Winters GL.SourceU.O. di Anatomia ed Istologia Patologica, Azienda Ospedaliero-Universitaria S.Orsola-Malpighi, Bologna, Italy. ornella.leone@aosp.bo.it
- Cardiovascular pathology : the official journal of the Society for Cardiovascular Pathology.Cardiovasc Pathol.2012 Jul-Aug;21(4):245-74. doi: 10.1016/j.carpath.2011.10.001. Epub 2011 Dec 3.
- The Association for European Cardiovascular Pathology and the Society for Cardiovascular Pathology have produced this position paper concerning the current role of endomyocardial biopsy (EMB) for the diagnosis of cardiac diseases and its contribution to patient management, focusing on pathological i
- PMID 22137237
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- 英
- transvenous endomyocardial biopsy
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- 英
- cardiac muscle (K), heart muscle, myocard cardiac muscle, myocardium
- 関
- 心筋の活動電位、横紋筋、筋肉
- 筋小胞体が発達していない
心筋の酸素消費量 (SPC.226)
- (tension-time index)=左心室内圧曲線収縮期相の面積(mmHg/s)×心拍数
- (doble product)∝(tension-time index)
- 1. 骨格筋細胞と違い心筋細胞は介在板を有しており、介在板近傍に存在するギャップ結合によって活動電位が伝播する。
- 2. ギャップジャンクションを通じて活動電位が伝播すると、心筋細胞膜上の電位依存性Na+チャネルが開き、脱分極が筋細胞全体に広がる。
- 3. 脱分極はT細管(横行管)に伝わり、T細管に存在する電位依存性のタンパク質の構造を変化させ、筋小胞体上のCa2+放出チャネルを開く。
- 4. さらに少し遅れてCa2+/Na+チャネルが長時間開口し、細胞内に多量のCa2+/Na+を取り込む。
- 5. 心筋細胞のT細管は細胞外部に開口しており、Ca2+の取り込みが容易になっている。
- 6. このようにして、細胞外と筋小胞体中のCa2+が細胞質に拡散する。
- 7. ここで、筋収縮に関わるアクチンフィラメントにトロポミオシンとトロポニンが結合し、収縮開始を妨げているが、Ca2+がトロポニンに結合すると、トロポミオシンがアクチンフィラメント上で場所を変える。
- 8. この結果、トロポミオシンが覆い隠していたアクチンフィラメントのミオシン結合部位が露出する。
- 9. ミオシンはATPの加水分解のエネルギーを使って、アクチンフィラメントに結合できる構造をとり、アクチンに結合する。
- 10. ミオシンがアクチンフィラメントで首振り運動をすることで筋収縮が起こる。
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
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- 英
- biopsy
- 同
- バイオプシー、診査切除術 exploratory excision、試験切除術
- 関
施行
条件付き
- リンパ節腫脹:感染によるリンパ節腫脹は自然消退しうるので一ヶ月以上経過観察してから。
禁忌
- 悪性黒色腫:転移しやすいため
- 精巣腫瘍:血行転移のおそれ → ゆえに精巣腫瘍を否定できない陰嚢腫脹に対しては診断を兼ねた高位精巣摘除が標準的治療