- 24歳の男性。高熱と全身倦怠感とを主訴に来院した。1か月前から微熱が続いている.体温39.1℃。脈拍96/分、整。血圧164/48mmHg。胸骨左縁第3肋間に3/6度の拡張期雑音が聴取される。血液所見:赤血球370万、白血球16,000。CRP13mg/dl(基準0.3以下)。胸部エックス線写真で心胸郭比55%、肺野にうっ血を認めない。心電図で軽度の左室肥大を認める。診断に有用なのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 74歳の男性。労作時の息切れを生じるようになり来院した。20年前に高血圧を指摘されたが治療は受けていない。下肺野にcoarse crackles(水泡音)、心尖部に心室性奔馬調律を聴取する。脈拍76/分、整。血圧162/92mmHg。心電図を以下に示す。心臓カテーテル検査で左室拡張末期圧22mmHg(基準12以下)、心係数3.2l/分/m2(基準2.3~3.6)。心血管造影で左室駆出率56%、冠動脈に狭窄病変はない。適切な薬物はどれか。
[正答]
B
高血圧
- 心電図:左室肥大
- V5R = 27mm > 26mm
- V1S + V5R = 45mm > 35mm
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[★]
- 55歳の男性。最近、駅の階段を昇るときに胸部圧迫感が出現するようになり来院した。20年前から高血圧の治療を受けている。喫煙は1日30本を25年以上続けている.脈拍84/分、整。血圧164/96mmHg。心電図と左冠動脈造影写真とを以下に示す。適切でない対応はどれか。
[正答]
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