由来
支配
走行
枝
UpToDate Contents
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- 1. 下肢末梢神経症候群の概要 overview of lower extremity peripheral nerve syndromes
- 2. 上肢末梢神経症候群の概要 overview of upper extremity peripheral nerve syndromes
- 3. 神経伝導検査の概要 overview of nerve conduction studies
- 4. 外傷性単神経障害 traumatic mononeuropathies
- 5. 左脚後枝ブロック left posterior fascicular block
Japanese Journal
- 腋窩動脈とその分枝の形態形成 : 特にAdachi足立のC型腕神経叢に伴う腋窩動脈
- 田中 研介
- 新潟医学会雑誌 120(2), 107-112, 2006-02-10
- … .時にAxにはこれらの神経束を貫かず,内側神経束を乗り越えて,腕神経叢の下をくぐる変異を認め,Adachi足立のC型腕神経叢に伴う腋窩動脈(AxC)と称する.2001年度実習体50例中4例に認められたAxCについてその枝,肩甲下筋枝(Rs),胸背動脈(TD),肩甲回旋動脈(CS),後上腕回旋動脈(CHP)などと後神経束との局所関係について調査し,AxCを除く通常例や過去の報告との比較検討を通して,腋窩動脈とその分岐の形態形成について考察を加えた. …
- NAID 110004777899
- 腕神経叢後神経束および周辺領域の分枝形態 (第110回日本解剖学会総会・全国学術集会 学生セッション発表論文集)
- 高林 見和,工藤 宏幸,坂井 建雄
- 解剖学雑誌 80(-), 31-33, 2005-09
- NAID 40007004056
Related Links
- 第5、第6頚神経の前枝が合流し上神経幹、第7頚神経の前枝が中神経幹、第8頚神経 と第1胸神経の前枝が合流し下神経幹を形成する。上・中神経幹からの枝（前部）が合流 し外側神経束（C5～C7）、上・中・下の神経幹からの枝（後部）が合流し後神経 ...
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★リンクテーブル★
| リンク元 | 「腕神経叢」「橈骨神経」「腋窩動脈」「腋窩神経」「肩甲下神経」 |
| 関連記事 | 「神経」「束」「神経束」 |
「腕神経叢」
- 英
- brachial plexus (B)
- ラ
- plexus brachialis
- 図：N.413(模式図) N.457(枝の走行) KA.413(腕神経叢)
- 後頚三角にあり、前斜角筋と中斜角筋の間から出るところで3本の神経幹を作った後、外側に下行する。
- C5-T1までの5本の脊髄神経の前根が腕神経叢を作る
- 神経幹より近位の部分は、鎖骨より内側にある (N.412 KA.413)
- 1. 上神経幹
- 2. 中神経幹
- 3. 下神経幹
- 4. 外側神経束
- 5. 後神経束
- 6. 内側神経束
- 7. 筋皮神経
- 8. 腋窩神経
- 9. 正中神経
- 10. 尺骨神経
- 11. 橈骨神経
- 12. 肩甲背神経
- 13. 横隔神経
- 14. 鎖骨下筋への枝
- 15. 肩甲上神経
- 16. 長胸神経
- 17. 外側胸筋神経
- 18. 内側胸筋神経
- 19. (上位の)肩甲下神経
- 20. 胸背神経
- 21. (下位の)肩甲下神経
- 22. 内側上腕皮神経
- 23. 内側前腕皮神経
| C3 | C4 | C5 | C6 | C7 | C8 | T1 | ||
| 横隔神経 | ○ | ● | ○ | |||||
| 肩甲背神経 | ○ | ● | ||||||
| 長胸神経 | ● | ● | ● | |||||
| 上神経幹 | ● | ● | ||||||
| 鎖骨下筋神経 | 上 | 上 | ||||||
| 肩甲上神経 | 上 | 上 | ||||||
| 中神経幹 | ● | |||||||
| 下神経幹 | ● | ● | ||||||
| 外側神経束 | ● | ● | ● | |||||
| 外側胸筋神経 | 外 | 外 | 外 | |||||
| 内側神経束 | ● | ● | ||||||
| 内側胸筋神経 | 内 | 内 | ||||||
| 内側上腕皮神経 | 内 | 内 | ||||||
| 内側前腕皮神経 | 内 | 内 | ||||||
| 後神経束 | ● | ● | ● | ● | ● | |||
| 上肩甲下神経 | 後 | 後 | ||||||
| 胸背神経 | 後 | 後 | 後 | |||||
| 下肩甲下神経 | 後 | 後 | ||||||
| 腋窩神経 | 上肢 | 後 | 後 | |||||
| 筋皮神経 | 外 | 外 | 外 | |||||
| 正中神経 | 外 | 外 | 内 | 内 | ||||
| 橈骨神経 | 後 | 後 | 後 | 後 | 後 | |||
| 尺骨神経 | 内 | 内 |
| 損傷レベル | 主な動作筋 | 運動機能 |
| C1-C3 | 胸鎖乳突筋 | 頭部の前屈、回転 |
| C4 | 横隔膜(C3-C5)、僧帽筋 | 呼吸、肩甲骨挙上 |
| C5 | 三角筋、上腕二頭筋 | 肩関節屈曲・外転・伸展、肘関節屈曲・回外 |
| C6 | 大胸筋、橈側手根伸筋 | 肩関節内転、手関節背屈 |
| C7 | 上腕三頭筋、橈側手根屈筋 | 肘関節伸展、手関節掌屈 |
| C8-T1 | 指の屈筋群、手内筋 | 指の屈曲、手の巧緻運動 |
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
「橈骨神経」
- 英
- radial nerve
- ラ
- nervus radialis
- 関
- 筋皮神経、正中神経、尺骨神経、腋窩神経、腕神経叢
|
筋：上腕・前腕の伸筋、回外筋 |
由来
- C5-C8,T1神経
- 後神経束
支配
- 上腕の筋枝(後区域の伸筋)
- 前腕の皮枝 (N.461)
- 手の皮枝
- 橈骨神経浅枝・背側指神経：手掌の背側で第4指半分から外側へ第1指まで
走行 (KL.131)
- 上腕：上腕深動脈と伴行(N.415)し、上腕骨の後面(橈骨神経溝)を通り外下方に出る
- 上腕では枝を出さない
- 肘窩：上腕筋と腕橈骨筋の間を走って肘窩に至る (N.431)
- 肘窩の橈側で浅枝と深枝に分かれる
- 浅枝は腕橈骨筋の深層を橈骨動脈の橈側に沿って下行し、手背に達する (N.430(途中経過まで))
- 深枝は外側上顆で内側に向きを変え、回外筋を横断して前腕の伸筋に枝を出す。ここでは深枝は後骨間神経とよばれる (N.461)
臨床関連
「腋窩動脈」
起始
走行
分布
枝 (M.397)
臨床関連
「腋窩神経」
由来
- C5,C6神経
- 後神経束
走行
支配
筋枝
皮枝
- 上外側上腕皮神経 (KL.132)
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
「肩甲下神経」
- 英
- subscapular nerve (N)
- ラ
- nervus subscapularis
- 関
- 腕神経叢、上肩甲下神経、下肩甲下神経
- 図：N.412
- 腋窩の後壁を作る筋に分布する
由来
支配
走行
- 後神経束の近位部から遠位部に向かって、上肩甲下神経、胸背神経、および下肩甲下神経が分岐する。いずれの肩甲下神経も下行して肩甲下筋に分布するが、下肩甲下神経はさらに下行して大円筋に分布する (N.412)
「神経」