由来
支配
- 回外筋
- 前腕の伸筋
走行
枝
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』「2014/01/14 04:40:37」(JST)
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Japanese Journal
- 当科における後骨間神経麻痺の治療経験
- 角田 憲治,浅見 昭彦,石井 英樹,吉原 智仁,田中 博史,重松 正森
- 整形外科と災害外科 60(1), 69-71, 2011-03-25
- NAID 10027973878
- 保存療法にて経過観察し得た特発性前骨間神経麻痺, 後骨間神経麻痺
- 松本 泰一,柿木 良介,池口 良輔,中村 孝志
- 日本手外科学会雑誌 = The journal of Japanese Society for Surgery of the Hand 27(4), 335-338, 2011-01-24
- NAID 10030589442
Related Links
- 前骨間神経と後骨間神経は、前腕の橈骨と尺骨という2つ骨の間を繋ぐ骨間膜の前後を 走る神経です。
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| 国試過去問 | 「109A046」 |
| リンク元 | 「橈骨神経」「長母指外転筋」「尺側手根伸筋」 |
| 拡張検索 | 「後骨間神経麻痺」 |
| 関連記事 | 「神経」「骨間」 |
「109A046」
- 75歳の女性。主婦。右手指のしびれ感を主訴に来院した。3年前から特に誘因なくしびれ感が出現した。1か月前から朝方に手のしびれ感が強くなり目が覚めるようになった。さらにシャツのボタンがかけにくくなったため受診した。右母指から環指橈側にかけて軽度の感覚鈍麻を認め、二点識別覚は10mm以上である。掌側手関節部を叩打すると示指に走るようなしびれ感を訴える。手関節掌屈位を保持させると手指のしびれ感が増強する。両側の母指と示指で正円を作るように指示(perfect“O”テスト)したときの写真(別冊No. 23)を別に示す。血液所見：赤血球 463万、白血球 8,400。血液生化学所見：空腹時血糖 105mg/dL、HbA1c 6.2%(基準 4.6～6.2)。
- 障害されているのはどれか。
※国試ナビ4※ ［109A045］←［国試_109］→［109A047］
「橈骨神経」
- 英
- radial nerve
- ラ
- nervus radialis
- 関
- 筋皮神経、正中神経、尺骨神経、腋窩神経、腕神経叢
|
筋：上腕・前腕の伸筋、回外筋 |
由来
- C5-C8,T1神経
- 後神経束
支配
- 上腕の筋枝(後区域の伸筋)
- 前腕の皮枝 (N.461)
- 手の皮枝
- 橈骨神経浅枝・背側指神経：手掌の背側で第4指半分から外側へ第1指まで
走行 (KL.131)
- 上腕：上腕深動脈と伴行(N.415)し、上腕骨の後面(橈骨神経溝)を通り外下方に出る
- 上腕では枝を出さない
- 肘窩：上腕筋と腕橈骨筋の間を走って肘窩に至る (N.431)
- 肘窩の橈側で浅枝と深枝に分かれる
- 浅枝は腕橈骨筋の深層を橈骨動脈の橈側に沿って下行し、手背に達する (N.430(途中経過まで))
- 深枝は外側上顆で内側に向きを変え、回外筋を横断して前腕の伸筋に枝を出す。ここでは深枝は後骨間神経とよばれる (N.461)
臨床関連
「長母指外転筋」
- 英
- abductor pollicis longus (K) APL, abductor pollicis longus muscle
- ラ
- musculusabductor pollicis longus
- 関
- 上肢の筋、手の筋。短母指外転筋
起始
- 橈骨(背面・骨間膜)
停止
- 第1中手骨(骨底外側)
神経
機能
- 母指の外転、伸展
臨床関連
- 正中神経麻痺：母指の外転は橈骨神経支配の長母指外転筋も関わっているため麻痺しない。
「尺側手根伸筋」
- 英
- extensor carpi unlnaris (K), extensor carpi ulnaris muscle, ECU
- ラ
- musculus extensor carpi ulnaris
- 関
- 手関節の運動に関与する筋、上肢の筋
起始
停止
- 第5中手骨底
神経
機能
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
「後骨間神経麻痺」
- 同
- posterior interosseous nerve palsy
- 関
- 後骨間神経
「神経」