UpToDate Contents
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- 1. 婦人科外科手術の合併症complications of gynecologic surgery [show details]
…of the evaluation and treatment of patients suspected to have an intestinal injury are presented separately. Small bowel injury – Small defects of the serosal or muscularis may be repaired using continuous …
- 2. 成人患者における外傷性胃腸障害traumatic gastrointestinal injury in the adult patient [show details]
…cell and white blood cell counts for patients with perforated small bowel injury, nonperforated small bowel injury, or no small bowel injury . However, an increasing or persistently elevated white blood …
- 3. 消化管穿孔の概要overview of gastrointestinal tract perforation [show details]
… can also cause intestinal perforation. Treatment of small intestinal perforation is performed by closing the perforation in one or two layers. If an injury has devitalized the small intestine or if it …
- 4. 腹腔鏡下手術の合併症complications of laparoscopic surgery [show details]
…almost 50 percent of small and large bowel injuries were unrecognized for at least 24 hours. The type and proportion of organ injury during abdominal access were as follows: Small bowel (25 percent) …
- 5. コンピュータ断層撮影コロノグラフィの概要overview of computed tomographic colonography [show details]
…Recent deep endoscopic biopsy/polypectomy/mucosectomy ; Known or suspected colonic perforation ; Symptomatic or high-grade small bowel obstruction ; There is little evidence to inform a safe interval between …
Japanese Journal
- 残存小腸110cmの短腸症候群における栄養と経口投与された薬剤の検討
- 小林 正人,野口 周作,石丸 直樹,田原 温,菊池 広子,松田 潔,笠原 英城
- 日本臨床救急医学会雑誌 22(5), 741-745, 2019
- … <p>外傷性小腸損傷に対して部分切除術が施行され,Treitz靱帯から110cmの部位の口側に人工肛門,肛門側に腸瘻を造設した短腸症候群において,中心静脈栄養を離脱し経腸栄養のみで自宅退院となった症例を経験した。 …
- NAID 130007739831
- 症例報告 サッカーの試合中に相手選手と衝突し小腸損傷を来した一例
- 山下 剛範,加藤 俊宏,具 然和,馬 寧
- タウリンリサーチ 3(1), 45-47, 2017
- … 我々は、小腸損傷により致死に至る高線量放射線 曝露でマウス小腸粘膜組織中のタウリントランスポ ーター発現が低下することを明らかにした。 …
- NAID 130007743768
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- 家庭医学館 - 小腸損傷の用語解説 - [検査と診断] 腹膜刺激症状(押すと強くなる腹痛、緊張してかたい腹壁など)がみられます。 超音波検査による腹腔(ふくくう)の液体貯留、診断的腹腔洗浄(コラム「診断的腹腔洗浄とは」)に
- 症状 症状は外傷の種類によってさまざまです。 大量出血 腹腔内出血 腹膜炎 骨折 など 肝臓、脾臓、膵臓、腎臓などの臓器や、腹部を通る大きな血管、腸間膜の血管などが損傷すると大量出血がおこります。胃、小腸、大腸などの管腔 ...
- 外傷性鈍的小腸損傷の検討 ― 1143 ― の指摘により外科に紹介となった.13例中12例(92 %)に初診時の腹部CT検査にて腹水を認めた.初 診時にfree airを指摘できなかった症例でも,12時 間以内に腹部症状の変化が認められ,CT検査の
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[正答]
※国試ナビ4※ [108G037]←[国試_108]→[108G039]
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- 英
- small intestine (Z)
- ラ
- intestinum tenue
- 関
- 管腔内消化
- 小腸は3大栄養素の消化、吸収を行う重要な部位である
- 腸液を分泌する
解剖学
定義
組織学
- →腸腺
生理学
運動の型
- a.分節運動 segmentation
- b.蠕動運動 peristalsis
- 蠕動ラッシュperistalic rush:急速移動。感染性下痢など腸粘膜の異常刺激による。
- 消化間欠期伝播性収縮
運動の発生機構
- 腸平滑筋固有リズムによる。ペースメーカーとなる細胞により発生する。
- 徐波 slow wave、基本的電気リズム basic electric thythm (BER)
- 外来神経系
- 副交感性:促進
- 交感性 :抑制
- 内在神経系
- 胃小腸反射により食後期運動誘発
- なお、IMCの調節には外来、内在神経系のいずれも関係する
- ガストリン、コレシストキニン、インスリン
- 食後期運動増大
- ガストリン
- IMC抑制
- モチリン
- IMC誘発
- セクレチン、グルカゴン
- 運動抑制
炭水化物の吸収
- 食物中の3大炭水化物.
- 1. 二糖類disaccharides
- スクロース(グルコース+フルクトース)
- マルトース(グルコース+グルコース)
- ラクトース(グルコース+ガラクトース)
- 植物性でん粉
- アミロース :グルコースが直鎖状に重合
- アミロペクチン:グルコースが樹枝状に重合
- 直鎖部はα1,4結合
- 分枝部はα1,6結合
- 動物性でん粉
- グリコーーゲン
- グルコースのβ1,4結合(消化不可)
炭水化物の消化
- 管内消化は、主に口腔、十二指腸で起こる
- 唾液αアミラーゼと膵αアミラーゼにより、直鎖状に2~9分子重合したグルコースまで分解される
- αアミラーゼは直鎖部分(α1,4結合)を加水分解する
- 唾液αアミラーゼは作用が弱く、また胃で失活する
- マルトース(グルコース2分子)
- マルトリオース(グルコース3分子)
- α1,4結合マルトオリゴ糖(グルコース4-9分子)
- α限界デキストリン(グルコース5-9分子、分岐したオリゴ糖)
- 2. 膜消化 membrane digestion (終末消化terminal digestion)
- 膜消化は小腸の刷子縁で起こる。
- 刷子縁にはオリゴ糖消化酵素が存在する。
- ラクターゼ:ラクトース→グルコース+ガラクトース
- スクラーゼ:スクロース→グルコース+フルクトース
- マルターゼ:マルトース→グルコース+グルコース
- トレハラーゼ:トレハロース→グルコース+グルコース
- αデキストリナーゼ:α1,4結合,α1,6結合の分解(=isomaltase)
- グルコアミラーゼ:マルトオリゴ糖(α1,4結合)→グルコース
- 3. 吸収(炭水化物の90-95%が小腸で吸収される。)
-
- 刷子縁膜
- Na依存性能動輸送を介して細胞内に取り込まれる。Na+とグルコース(ガラクトース)の共輸送体であるSGLT1が、Na+の濃度勾配を利用して細胞内に取り込む(2次的能動輸送)
- 外側基底膜
- GLUT2による促進拡散により細胞外に拡散する
- 刷子縁膜
- GLUT5によるNa非依存的促進拡散により細胞内に取り込まれる。
- 細胞内
- フルクトース+Pi→グルコース+乳酸
- 外側基底膜
- GLUT2による促進拡散により細胞外に拡散する
炭水化物の吸収傷害
- 腸内炭水化物濃度↑→腸内浸透圧↑ →下痢
- →腸内フローラ(細菌叢) →腸内ガス発生
- 乳糖不耐症
- 小腸上皮細胞刷子縁におけるラクターゼ産生不能
タンパク質の吸収
- 胃や膵臓でタンパク質を分解してオリゴペプチド(アミノ酸4個以上)を生成
- 1-1. 消化酵素の活性化
- ペプシン
- 胃液ペプシノーゲン → (H+が触媒:::) → ペプシン
- 胃液ペプシノーゲン → (ペプシンが触媒) → ペプシン
- トリプシン
- 膵液トリプシノーゲン → (エンテロペプチダーゼ) → トリプシン
- 膵液トリプシノーゲン → (トリプシンが触媒::) → トリプシン
- その他のタンパク質分解酵素(カルボキシペプチダーゼA,B)
- トリプシンが活性化
- 刷子縁でオリゴペプチドの分解がおき、そのための酵素ペプチド分解酵素が存在する。
- アミノペプチダーゼ
- N末から加水分解してアミノ酸を遊離
- ジペプチダーゼ
- ジペプチドを2個のアミノ酸に分解
- ジペプチジルアミノペプチダーゼ
- N末よりジペプチドを遊離する
- 刷子縁膜
- Na+依存性能動的輸送
- 中性アミノ酸、イミノ酸(プロリン、水酸化プロリン)、酸性アミノ酸:::::::::::Na+非依存性促進拡散
- 塩基性アミノ酸、中性アミノ酸(疎水基を有するもの)
- 外側基底膜
- Na+依存性能動的輸送、Na+非依存性促進拡散、単純拡散(外側基底膜はアミノ酸透過性高い)
- 刷子縁膜
- Na+/H+ antiporter
- 2H+/ペプチド synporter
- 細胞内
- プロリダーゼ、ジペプチダーゼ、トリペプチダーゼによる分解
- 外側基底膜
- Na+-K+-ATPase
脂質の吸収
- トリグリセリド(中性脂肪):C14~C18
- コレステロール
- コレステロールエステル
- リン脂質:::::::::主にレシチン
-
- 乳化は脂肪水解を速める
- 胆汁酸、レシチンなどにより1μm以下の脂肪滴形成
- 膵リパーゼ
- トリグリセリド → 2分子の遊離脂肪酸(FFA) + 2-モノグリセリド
- コレステロールエステラーゼ
- コレステロールエステル → FFA + コレステロール
- ホスホリパーゼA2
- レシチン → FFA + リゾレシチン
- 脂肪分解産物(モノグリセリド,リゾレシチン,FFA,コレステロール,脂溶性ビタミン)
- 胆汁酸、レシチンとミセル形成
- ミセルが微絨毛周囲の非撹拝層に侵入→単純拡散により吸収(脂肪の消化・吸収過程の律速過程)
- ミセルにより細胞内に脂肪分解産物が運ばれ、滑面小胞体内で脂肪分解産物から脂質が再合成される。その後、リポ蛋白にと結合してカイロミクロンとなり、ゴルジ装置に入りエキソサイトーシスにより絨毛リンパ管に入る。
栄養の吸収部位
[★]
- 英
- injury, lesion
- 同
- 傷害
- 損傷 injury:組織の生理的な連絡が絶たれる、または機能が傷害された状態 → 機能障害が含まれる。
-
- 機械的なエネルギーにより生じた損傷。
- 外力によって生じた組織損傷を総括して創傷と言うが、皮膚や粘膜の連続性が離断した開放性損傷を<創>、連続性が保持された閉鎖性損傷を<傷>と区別して用いることがある(SLE.12)
分類(SLE.106)
-
-
参考
- http://www.jaam.jp/html/dictionary/dictionary/word/0906.htm
- http://www.med.nagoya-cu.ac.jp/legal.dir/lectures/newest/node4.html
[★]
- 英
- wound
- 関
- 創傷、傷つける