- 英
- diverticulum of small intestine
- 関
- 憩室
UpToDate Contents
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- 1. 小腸憩室:臨床症状、診断、およびマネージメントsmall bowel diverticula clinical manifestations diagnosis and management [show details]
… Small bowel diverticula can occur anywhere in the small bowel but are most often found in the duodenum. In one retrospective review of 208 patients with symptomatic small bowel diverticulosis, diverticula …
- 2. メッケル憩室meckels diverticulum [show details]
- 3. 小腸内細菌過剰繁殖:臨床症状および診断small intestinal bacterial overgrowth clinical manifestations and diagnosis [show details]
…enteritis, amyloidosis, and scleroderma . Anatomic disorders — Adhesions or strictures, small intestinal diverticulosis, blind intestinal loops, and reversed segment can predispose to SIBO due to intestinal…
- 4. 小腸内細菌過剰繁殖:病因および発生機序small intestinal bacterial overgrowth etiology and pathogenesis [show details]
…strictures due to radiation, inflammatory bowel disease, or tumors of the small bowel; small intestinal diverticulosis; blind intestinal loops; reversed segments; and gastric bypass for the treatment of obesity…
- 5. 吸収不良を疑う成人患者へのアプローチapproach to the adult patient with suspected malabsorption [show details]
…predisposing causes for small intestinal bacterial overgrowth (eg, adhesions or strictures, small intestinal diverticulosis, blind intestinal loops), we perform a breath test for small intestinal bacterial overgrowth …
Japanese Journal
- 阿河 杏介,大村 典子,中山 俊二,岸 真示,前田 裕已
- 外科 = Surgery : 臨床雑誌 80(10), 1060-1064, 2018-09
- NAID 40021661761
- 症例報告 腹腔鏡診断が有用であった高齢者に発症した腸結石を伴う小腸憩室炎の1例
- 田上 誉史,正宗 克浩,吉田 禎宏
- 四国医学雑誌 = Shikoku acta medica 74(1・2), 61-66, 2018-04-25
- An 82-year-old man visited his primary care doctor for epigastralgia and lower abdominal fullness. The next day, he was referred to our hospital on suspicion of ileus. Abdominal CT scan revealed dil …
- NAID 120006464494
- 症例 終末回腸憩室炎によるS状結腸小腸瘻に対して根治手術を施行した1例
- 川上 浩司,小野 武,加藤 航司,比嘉 聡,仲地 広美智,屋良 敏男
- 外科 = Surgery : 臨床雑誌 80(1), 78-81, 2018-01
- NAID 40021428859
Related Links
- …また慢性小腸炎とは臨床的に慢性下痢,腹痛,消化不良症状を示すものをいうが,これも急性症同様概念はあいまいで,詳細に検討すれば別の病名で呼ばれる可能性も大きい。(2)小腸の憩室 憩室diverticulumとは臓器の輪郭外に膨れだし ...
- 十二指腸および空腸憩室は,90%を超える 症例で無症状であり,無関係の疾患のために施行された上部消化管の画像検査または内視鏡検査で偶然発見されるのが通常である。小腸憩室は,まれに出血または炎症を起こし,疼痛と悪心を ...
- 十二指腸憩室は、消化管造影や内視 鏡検査により発見されるのですけれど も、その発見頻度は6~28%と報告さ れています。単発のことが多く、約 7~8割は下行脚内側で、乳頭近傍に 認められます。 小腸憩室はメッケル憩室が
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- Meckel diverticulum,Meckel's diverticulum
- ラ
- diverticulum ilei
- 同
- Meckel憩室、先天性臍腸管憩室、臍腸管憩室
- 関
- [[]]
- 同
- Meckel憩室
概念
- it occurs in about 2% of children, occurs within approximately 2 feet of the ileocecal valve, contains 2 types of ectopic mucosa (gastric and pancreatic), and its symptoms usually occur by age.
- 腸間膜対側にできる胎生期の卵黄腸管の遺残による小腸憩室。
- 真性憩室である。
病因
疫学
病変形成
症状
診断
放射核医学
検査
治療
国試
[★]
- 英
- fatty stool, steatorrhea ← steat + rrhea
- 同
- 脂肪性下痢 fatty diarrhea
- 関
- 脂肪吸収不全症、腸管吸収障害
- 脂肪の消化吸収が不完全なため、白っぽい脂肪でギラギラした便を脂肪便という。
原因
HIM.250
- 粘膜での吸収不良
- 粘膜から吸収された後のリンパ管系の閉塞
[★]
- 英
- ileal diverticulum
- 関
- 小腸憩室、回腸
[★]
- 英
- small intestine (Z)
- ラ
- intestinum tenue
- 関
- 管腔内消化
- 小腸は3大栄養素の消化、吸収を行う重要な部位である
- 腸液を分泌する
解剖学
定義
組織学
- →腸腺
生理学
運動の型
- a.分節運動 segmentation
- b.蠕動運動 peristalsis
- 蠕動ラッシュperistalic rush:急速移動。感染性下痢など腸粘膜の異常刺激による。
- 消化間欠期伝播性収縮
運動の発生機構
- 腸平滑筋固有リズムによる。ペースメーカーとなる細胞により発生する。
- 徐波 slow wave、基本的電気リズム basic electric thythm (BER)
- 外来神経系
- 副交感性:促進
- 交感性 :抑制
- 内在神経系
- 胃小腸反射により食後期運動誘発
- なお、IMCの調節には外来、内在神経系のいずれも関係する
- ガストリン、コレシストキニン、インスリン
- 食後期運動増大
- ガストリン
- IMC抑制
- モチリン
- IMC誘発
- セクレチン、グルカゴン
- 運動抑制
炭水化物の吸収
- 食物中の3大炭水化物.
- 1. 二糖類disaccharides
- スクロース(グルコース+フルクトース)
- マルトース(グルコース+グルコース)
- ラクトース(グルコース+ガラクトース)
- 植物性でん粉
- アミロース :グルコースが直鎖状に重合
- アミロペクチン:グルコースが樹枝状に重合
- 直鎖部はα1,4結合
- 分枝部はα1,6結合
- 動物性でん粉
- グリコーーゲン
- グルコースのβ1,4結合(消化不可)
炭水化物の消化
- 管内消化は、主に口腔、十二指腸で起こる
- 唾液αアミラーゼと膵αアミラーゼにより、直鎖状に2~9分子重合したグルコースまで分解される
- αアミラーゼは直鎖部分(α1,4結合)を加水分解する
- 唾液αアミラーゼは作用が弱く、また胃で失活する
- マルトース(グルコース2分子)
- マルトリオース(グルコース3分子)
- α1,4結合マルトオリゴ糖(グルコース4-9分子)
- α限界デキストリン(グルコース5-9分子、分岐したオリゴ糖)
- 2. 膜消化 membrane digestion (終末消化terminal digestion)
- 膜消化は小腸の刷子縁で起こる。
- 刷子縁にはオリゴ糖消化酵素が存在する。
- ラクターゼ:ラクトース→グルコース+ガラクトース
- スクラーゼ:スクロース→グルコース+フルクトース
- マルターゼ:マルトース→グルコース+グルコース
- トレハラーゼ:トレハロース→グルコース+グルコース
- αデキストリナーゼ:α1,4結合,α1,6結合の分解(=isomaltase)
- グルコアミラーゼ:マルトオリゴ糖(α1,4結合)→グルコース
- 3. 吸収(炭水化物の90-95%が小腸で吸収される。)
-
- 刷子縁膜
- Na依存性能動輸送を介して細胞内に取り込まれる。Na+とグルコース(ガラクトース)の共輸送体であるSGLT1が、Na+の濃度勾配を利用して細胞内に取り込む(2次的能動輸送)
- 外側基底膜
- GLUT2による促進拡散により細胞外に拡散する
- 刷子縁膜
- GLUT5によるNa非依存的促進拡散により細胞内に取り込まれる。
- 細胞内
- フルクトース+Pi→グルコース+乳酸
- 外側基底膜
- GLUT2による促進拡散により細胞外に拡散する
炭水化物の吸収傷害
- 腸内炭水化物濃度↑→腸内浸透圧↑ →下痢
- →腸内フローラ(細菌叢) →腸内ガス発生
- 乳糖不耐症
- 小腸上皮細胞刷子縁におけるラクターゼ産生不能
タンパク質の吸収
- 胃や膵臓でタンパク質を分解してオリゴペプチド(アミノ酸4個以上)を生成
- 1-1. 消化酵素の活性化
- ペプシン
- 胃液ペプシノーゲン → (H+が触媒:::) → ペプシン
- 胃液ペプシノーゲン → (ペプシンが触媒) → ペプシン
- トリプシン
- 膵液トリプシノーゲン → (エンテロペプチダーゼ) → トリプシン
- 膵液トリプシノーゲン → (トリプシンが触媒::) → トリプシン
- その他のタンパク質分解酵素(カルボキシペプチダーゼA,B)
- トリプシンが活性化
- 刷子縁でオリゴペプチドの分解がおき、そのための酵素ペプチド分解酵素が存在する。
- アミノペプチダーゼ
- N末から加水分解してアミノ酸を遊離
- ジペプチダーゼ
- ジペプチドを2個のアミノ酸に分解
- ジペプチジルアミノペプチダーゼ
- N末よりジペプチドを遊離する
- 刷子縁膜
- Na+依存性能動的輸送
- 中性アミノ酸、イミノ酸(プロリン、水酸化プロリン)、酸性アミノ酸:::::::::::Na+非依存性促進拡散
- 塩基性アミノ酸、中性アミノ酸(疎水基を有するもの)
- 外側基底膜
- Na+依存性能動的輸送、Na+非依存性促進拡散、単純拡散(外側基底膜はアミノ酸透過性高い)
- 刷子縁膜
- Na+/H+ antiporter
- 2H+/ペプチド synporter
- 細胞内
- プロリダーゼ、ジペプチダーゼ、トリペプチダーゼによる分解
- 外側基底膜
- Na+-K+-ATPase
脂質の吸収
- トリグリセリド(中性脂肪):C14~C18
- コレステロール
- コレステロールエステル
- リン脂質:::::::::主にレシチン
-
- 乳化は脂肪水解を速める
- 胆汁酸、レシチンなどにより1μm以下の脂肪滴形成
- 膵リパーゼ
- トリグリセリド → 2分子の遊離脂肪酸(FFA) + 2-モノグリセリド
- コレステロールエステラーゼ
- コレステロールエステル → FFA + コレステロール
- ホスホリパーゼA2
- レシチン → FFA + リゾレシチン
- 脂肪分解産物(モノグリセリド,リゾレシチン,FFA,コレステロール,脂溶性ビタミン)
- 胆汁酸、レシチンとミセル形成
- ミセルが微絨毛周囲の非撹拝層に侵入→単純拡散により吸収(脂肪の消化・吸収過程の律速過程)
- ミセルにより細胞内に脂肪分解産物が運ばれ、滑面小胞体内で脂肪分解産物から脂質が再合成される。その後、リポ蛋白にと結合してカイロミクロンとなり、ゴルジ装置に入りエキソサイトーシスにより絨毛リンパ管に入る。
栄養の吸収部位
[★]
- 英
- diverticulum
[★]
- 英
- ventricle、ventriculus、ventriculi、ventricular
- 関
- 胃、腔、心室、心室性、脳室
[★]
- 英
- intestinal diverticulum