- 英
- ileal tuberculosis
- 関
- 腸結核、小腸結核
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. 小児における結核 tuberculosis disease in children
- 2. 骨格系結核 skeletal tuberculosis
- 3. 結核と眼 tuberculosis and the eye
- 4. 粟粒結核および肺外結核の疫学および病理 epidemiology and pathology of miliary and extrapulmonary tuberculosis
- 5. 結核の皮膚症状 cutaneous manifestations of tuberculosis
Japanese Journal
- 松本 由美,安永 祐一,浜部 敦史,白石 衣里,堅田 龍生,乾 由明,辻江 正樹,坂田 千尋,興梠 隆,西川 正博
- 日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology 106(2), 208-215, 2009-02-05
- … 内視鏡検査で回盲部結核と診断され,化学療法中であった.治療開始1カ月後,イレウスを発症.回盲部の病変は改善していた.イレウスチューブを挿入し保存的治療で一旦軽快したが再発.チューブ再挿入時の造影直後のCTで回腸に3カ所狭窄を認め,開腹手術を施行.回腸結核によるイレウスであった.抗結核療法中に小腸結核によるイレウスを発症することがあり,治療前に小腸結核の検索も考慮する必要がある. …
- NAID 10024850509
- 腹痛で発症し, 特異な形態・所見を呈した回腸終末結核および結核性腹膜炎の1例
- 吉村 大輔,大脇 五鈴,明石 哲郎,北村 陽介,伊原 栄吉,落合 利彰,徳松 誠,壁村 哲平,高野 壮史,松浦 弘,中島 明彦,中村 和彦
- 日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology 105(8), 1213-1219, 2008-08-05
- … は38歳女性.下腹部痛にて受診し,CTで回盲部の肥厚,少量の腹水,腸間膜リンパ節の腫大を認めた.大腸内視鏡は回盲弁の著明な肥厚のため小腸側へ通過不能で,小腸透視では回腸終末に全周性の狭窄がみられ,腹腔鏡補助下回盲部切除術を施行した.術中,回盲部漿膜を中心に多数の赤色小結節がみられた.病理診断は回腸結核,腸間膜リンパ節炎の所見で,赤色小結節は出血をともなう巨細胞性肉芽腫であった. …
- NAID 10022610387
Related Links
- 口から入った結核菌が直接、腸に感染する原発性腸結核と、肺など他臓器の結核から二次的に感染する二次性腸結核があり、二次性腸結核は、喀痰を飲み込み感染する場合と、血流にのって肺などの臓器から腸に感染する場合がある。
- 腸結核はMycobacterium tuberculosisによる腸感染症です。口から入った結核菌が直接に腸に病巣を作るときは、原発性腸結核といいます(図1 )。 しかし、肺など多臓器の結核病巣から2次的に発症することが多く、喀痰の結核菌を ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- tuberculosis, TB
- 同
- 結核症
- 関
- 結核菌 Mycobacterium tuberculosis、抗結核薬
- 肺結核、腸結核、脳結核腫
- 感染予防学 080423I,II
- first aid step1 2006 p.135,137,143,162,172,173,181
- Pott's disease = vertebral tuberculosis. constrictive pericarditis = tuberculosis
概念
病原菌
疫学
平成21年
- 参考3
- 結核患者の発生は未だ2万4千人以上である。結核罹患率は引き続き減少傾向にあるが、減少率は2%台と低い。
- 新登録結核患者数 24,170人
- 罹患率(人口10万人対の新登録結核患者数) 19.0 (対前年比0.4減)
- 80歳以上の結核罹患率は横ばいないし増加し、70歳以上の高齢結核患者は新登録結核患者の半数以上となった。
- 80歳以上の罹患率 88.3 (H20 87.6、H19 90.5、H18 93.0)
- 70歳以上の新登録結核患者の占める割合 50.1%(H20 48.9%、H19 47.9%、H18 47.0%)
- 世界的に見て、日本は依然として結核中まん延国である。
- 日本の罹患率(19.0)は、米国(4.3)の4.4倍、カナダ(4.7)の4.0倍、スウェーデン(5.4)の3.5倍、オーストラリア(5.5)の3.5倍。
感染の型
- SPU.178
一次感染
- 初感染患者に形成される初期変化群の増悪による病変:全身性血行性散布(粟粒結核など)、肺原発巣の空洞化、リンパ節の穿孔による吸引性結核性肺炎、結核性胸膜炎
二次感染
症状
結核の皮膚病変
検査
- 「喀痰の抗酸菌検査では1日1回、連続して3日間検査することが推奨されている。抗酸菌検査では通常、塗抹検査と培養検査の2項目をオーダーするが、結核の疑いが強い場合には、健康保険診療上、結核菌核酸増幅法検査を1回行うことができる。」(ガイドライン1より引用)
診断
- 結核菌の診断を行う上では、あくまでも細菌学的検査(塗沫検査、培養検査)によることが原則である。(IRE.1034)
- 結核の疑いが強い場合にはPCR法により確定して、直ちに保健所に届けるのがよい。
治療
- 標準治療法:最初2ヶ月間4剤、次の4ヶ月間2-3剤の計6ヶ月間の治療
- 例:INH,RFP,EB,PZAで2ヶ月間(bactericidal phase) → INH,RFP(,EB)で4ヶ月間(continuation phase)
- 多剤耐性結核菌:少なくともINHとRFPに同時耐性を示す菌株
2009年に厚生労働省告示
- ピラジナミド(PZA)を使用できる場合には、まずイソニアジド(INH)、リファンピシン(RFP)およびPZAにストレプトマイシン(SM)またはエタンブトール(EB)を加えた4剤併用療法を2カ月間行い、その後INHおよびRFPの2剤併用療法を4剤併用療法開始時から6カ月を経過するまで行う。
- PZAを使用できない場合には、まずINHおよびRFPの2剤にSMまたはEBを加えてた3剤併用療法を2ないし6ヵ月間行い、その後INHおよびRFPの2剤併用療法を3剤併用療法開始時から9ヶ月を経過するまでに行う。INHまたはRFPを使用できない場合、症状が著しく重い場合、治療開始から2カ月を経ても結核菌培養検査陽性の場合、糖尿病、じん肺、HIV感染症等の疾患を合併する場合、または副腎皮質ホルモン剤を免疫抑制剤を長期にわたり使用している場合、などでは治療期間を3ヵ月間延長できる。
感染経路
公衆衛生
参考
- http://www.kekkaku.gr.jp/
- http://www.jatahq.org/about_tb/index.html
- 3. 結核登録者情報調査【平成18年まで結核発生動向調査】|厚生労働省
- http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/kekkaku_tourokusya.html
ガイドライン
- 1. 結核診療ガイドライン(の要点抜粋) 山岸文雄 独立行政法人国立病院機構千葉東病院 病院長
- http://www.kekkaku.gr.jp/ga/ga-59.htm
国試
[★]
- 英
- intestinal tuberculosis
- ラ
- tuberculosis intestinalis
- 同
- 結核性腸炎 tuberculous enteritis
- 関
- 結核、結核菌、炎症性腸疾患
検査
注腸検査
参考
- http://www.nurs.or.jp/~academy/igaku/s5/s5315.htm
国試
[★]
- 英
- ileum (Z)
- 関
- 小腸
[★]
- 英
- nucleus, nuclei
- 同
- 細胞核
- 関
- 細胞