- 英
- rizatriptan、
- 化
- 安息香酸リザトリプタン rizatriptan benzoate
- 商
- マクサルト Maxalt
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. 成人における片頭痛の急性期治療acute treatment of migraine in adults [show details]
…hand, it is worthwhile to try another triptan if the response is not optimal. Rizatriptan — The efficacy of rizatriptan for acute migraine has been demonstrated in a systematic review of seven randomized …
- 2. 小児における片頭痛の急性期治療acute treatment of migraine in children [show details]
…Almotriptan 6.25 mg, or; Rizatriptan 5 mg (decrease dose with concomitant propranolol) Tier 2 (triptans) for children who weigh 30 to 50 kg (generally 5 to 10 years of age): Rizatriptan one-half (2.5 mg) or …
- 3. 妊娠中および出産後の女性における頭痛headache in pregnant and postpartum women [show details]
…Sumatriptan (50 to 100 mg orally, 4 to 6 mg subcutaneously, or 5 to 20 mg intranasal solution) and rizatriptan are two selective serotonin agonists that are highly effective in treating migraine headaches.…
- 4. 性行為に伴う一次性頭痛primary headache associated with sexual activity [show details]
…treatment with a triptan. The available triptans include sumatriptan, zolmitriptan, naratriptan, rizatriptan, almotriptan, eletriptan, and frovatriptan. The choice among these agents should be individualized; …
- 5. 乗物酔いmotion sickness [show details]
…have been shown to be effective for prevention in small trials include diazepam, phenytoin, and rizatriptan (in migraineurs); ondansetron is not effective in the prevention of motion sickness . Preventing…
Japanese Journal
- 境 徹也,澄川 耕二
- 日本ペインクリニック学会誌 20(4), 484-487, 2013
- … うになり,6年前よりリザトリプタンを毎日,ロキソプロフェンを月に10日以上使用するほど頭痛は悪化していた.当科受診時,患者は連日性の頭痛を訴え,その性状は持続的な締め付け感を伴うものであった.薬物乱用頭痛についての患者教育を行い,リザトリプタンとロキソプロフェンの内服中止と頭痛日記の記載を指導した.5週間後,リザトリプタンとロキソプロフェンの …
- NAID 130003375370
- 間中 信也
- 脳神経外科ジャーナル = Japanese journal of neurosurgery 21(10), 771-778, 2012-10-20
- … トリプタン (セロトニン1B/1D受容体作動薬) は片頭痛の特異的治療薬であり, 現在 (2011年9月), スマトリプタン, ゾルミトリプタン, エレトリプタン, リザトリプタン, ナラトリプタンの5種類, 錠剤, 口腔錠, 点鼻液, 皮下注射液ののべ10製剤が使用可能である. …
- NAID 10031131642
- 頭痛 (特集 小児科医のための思春期医学・医療) -- (思春期における診療)
Related Links
- マクサルトとは?リザトリプタンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。 すべての副作用を掲載しているわけではありません。
- トリプタン製剤の他剤比較 他のトリプタン製剤との比較試験では、リザトリプタン10mg錠はスマトリプタン100mg錠、50mg錠、ゾルミトリプタン2.5mg錠に比し、2時間後に有意な頭痛消失率を示しました。また片頭痛発作の随伴症状である ...
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
リザトリプタンOD錠10mg「TCK」
組成
有効成分の名称
含量
- 1錠中リザトリプタン安息香酸塩14.53mg(リザトリプタンとして10mg)
添加物
- D-マンニトール、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、リン酸水素カルシウム水和物、ヒドロキシプロピルセルロース、スクラロース、結晶セルロース、クロスカルメロースナトリウム、軽質無水ケイ酸、香料、ステアリン酸マグネシウム
効能または効果
- 本剤は、国際頭痛学会による片頭痛診断基準(「参考」の項参照)により「前兆のない片頭痛」あるいは「前兆のある片頭痛」と診断が確定された場合にのみ使用すること。特に次のような患者は、クモ膜下出血等の脳血管障害や他の原因による頭痛の可能性があるので、本剤投与前に問診、診察、検査を十分に行い、頭痛の原因を確認してから投与すること。
- 今までに片頭痛と診断が確定したことのない患者
- 片頭痛と診断されたことはあるが、片頭痛に通常みられる症状や経過とは異なった頭痛及び随伴症状のある患者
- 家族性片麻痺性片頭痛、孤発性片麻痺性片頭痛、脳底型片頭痛あるいは眼筋麻痺性片頭痛の患者には投与しないこと。
- 通常、成人にはリザトリプタンとして1回10mgを片頭痛の頭痛発現時に経口投与する。
なお、効果が不十分な場合には、追加投与することができるが、前回の投与から2時間以上あけること。
ただし、1日の総投与量を20mg以内とする。
- 本剤は片頭痛の頭痛発現時に限り使用し、予防的に投与しないこと。
- 本剤投与により全く効果が認められない場合は、その発作に対して追加投与をしないこと。このような場合は、再検査の上、頭痛の原因を確認すること。
慎重投与
- 虚血性心疾患の可能性のある患者(例えば、虚血性心疾患を疑わせる重篤な不整脈のある患者、閉経後の女性、40歳以上の男性、冠動脈疾患の危険因子を有する患者)
[不整脈、狭心症、心筋梗塞を含む重篤な虚血性心疾患様症状があらわれるおそれがある。]
- 肝機能障害を有する患者
[外国において、健康成人と比較して中等度の肝機能障害患者では、本剤のAUCとCmaxが増加する傾向が報告されている。]
- てんかんあるいは痙攣を起こしやすい器質的脳疾患のある患者
[てんかん様発作が発現したとの報告がある。]
- 脳血管障害の可能性のある患者
[脳血管障害があらわれるおそれがある。]
- ウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群(WPW症候群)又は他の心臓副伝導路と関連した不整脈のある患者
[類薬(5-HT1B/1D受容体作動薬)でWPW症候群の典型的症状である重篤な発作性頻脈が発現したとの報告がある。]
- コントロールされている高血圧症患者
[一過性の血圧上昇や末梢血管抵抗の上昇がみられたとの報告がある。]
重大な副作用
アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
- アナフィラキシーショック、アナフィラキシーがまれにあらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
不整脈、狭心症あるいは心筋梗塞を含む虚血性心疾患様症状(いずれも頻度不明)
- 不整脈、狭心症あるいは心筋梗塞を含む虚血性心疾患様症状を起こすことがまれにあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
頻脈(WPW症候群における)(頻度不明)
- 類薬(5-HT1B/1D受容体作動薬)でWPW症候群の典型的症状である重篤な発作性頻脈の報告がある。
てんかん様発作(頻度不明)
- てんかん様発作を起こすことがまれにあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
血管浮腫(頻度不明)
- 顔面、舌、咽頭等の浮腫があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
中毒性表皮壊死症(頻度不明)
- 中毒性表皮壊死症を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
呼吸困難(頻度不明)
- 呼吸困難を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
失神(頻度不明)
- 失神を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬剤の使用過多による頭痛(頻度不明)
- 薬剤の使用過多による頭痛があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 5-HT受容体のサブタイプ5-HT1B受容体及び5-HT1D受容体に対する選択的作動薬。脳内の血管を収縮させ、また炎症誘発性の神経ペプチド遊離を遮断することにより、片頭痛を改善すると考えられている。3)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- リザトリプタン安息香酸塩(Rizatriptan Benzoate)
化学名
- N ,N -Dimethyl-2-[5-(1H -1,2,4-triazol-1-ylmethyl)-1H -indol-3-yl]ethanamine benzoate
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶性の粉末である。
水又はメタノールにやや溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくい。
★リンクテーブル★
[★]
急性期治療
トリプタン系薬
エルゴタミン系薬
アセトアミノフェン
NSAIDs
鎮吐薬
予防薬
カルシウム拮抗薬
三環系抗うつ薬
β遮断薬
抗てんかん薬
[★]
リザトリプタン
- 関
- Maxalt、rizatriptan benzoate
[★]
- 英
- triptan
- 関
- トリプタン系薬剤、セロトニン受容体
[★]
- 英
- bird、avian
- 関
- 鳥類