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エディロール
エルデカルシトール
Japanese Journal
新薬くろ〜ずあっぷ(125)エディロールカプセル0.5μg,0.75μg
野田 久美子,小林 道也
調剤と情報 17(8), 1057-1061,1066, 2011-08-00
NAID 40018946498
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2011年1月21日、骨粗鬆症治療薬のエルデカルシトール(商品名エディロールカプセル0.5μg、同カプセル0.75μg)が製造承認を取得した。用法・用量は、「1日1回0.75μg経口投与する。また、症状により適宜1日1回0.5μgに減量 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
骨粗鬆症治療剤(活性型ビタミンD
3
製剤)
販売名
エディロールカプセル0.5μg
組成
成分(1カプセル中)
有効成分・含有量
エルデカルシトール0.5μg
成分(1カプセル中)
添加物(内容物)
トコフェロール、中鎖脂肪酸トリグリセリド
成分(1カプセル中)
添加物(カプセル)
ゼラチン、D-ソルビトール、カラメル、酸化チタン
禁忌
妊婦、妊娠している可能性のある婦人又は授乳婦(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
効能または効果
○骨粗鬆症
本剤の適用にあたっては、日本骨代謝学会の診断基準等を参考に、骨粗鬆症との診断が確定している患者を対象とすること。
男性患者における安全性及び有効性は確立していない。
通常、成人にはエルデカルシトールとして1日1回0.75μgを経口投与する。ただし、症状により適宜1日1回0.5μgに減量する。
血清カルシウム値を定期的に測定し、高カルシウム血症を起こした場合には、直ちに休薬すること。休薬後は、血清カルシウム値が正常域まで回復した後に、1日1回0.5μgで投与を再開すること。なお、本剤1日1回0.5μg投与による骨折予防効果は確立していないため、漫然と投与を継続せず、患者の状態に応じ、1日1回0.75μgへの増量又は他剤による治療への変更を考慮すること。
慎重投与
高カルシウム血症のおそれのある患者[血清カルシウム値を更に上昇させるおそれがある。]
腎機能障害のある患者
悪性腫瘍のある患者
原発性副甲状腺機能亢進症の患者 等
重度の肝機能障害のある患者[安全性は確立していない。]
尿路結石のある患者及びその既往歴のある患者[高カルシウム尿症により病態が悪化するおそれがある。]
重大な副作用
高カルシウム血症
(1.5%
注3)
)
血清カルシウム上昇作用による高カルシウム血症があらわれることがあるので、異常が認められた場合には直ちに休薬し、適切な処置を行うこと。また、高カルシウム血症に基づくと考えられる症状(けん怠感、いらいら感、嘔気、口渇感等)の発現に注意すること。
急性腎不全
(頻度不明)
血清カルシウム上昇を伴った急性腎不全があらわれることがあるので、血清カルシウム値及び腎機能を定期的に観察し、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
尿路結石
(0.9%)
尿路結石があらわれることがあるので観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
作用機序
エルデカルシトールは活性型ビタミンD
3
(カルシトリオール)の誘導体であり、以下のカルシトリオールとしての薬理学的特性を有する。
ヒト破骨前駆細胞に作用し破骨細胞の形成を抑制した(
in vitro
)
17)
。
ラットにおいて、小腸でのカルシウム吸収促進(
ex vivo
)
18)
及び血清カルシウム濃度の増加
19)
が認められた。
クル病モデルラットにおいて、骨端軟骨幅指数の低下が認められた
20)
。
卵巣摘出ラットにおいて、骨代謝回転パラメータ値の低下が認められた
21)
。
これらのことから、エルデカルシトールは、主に骨代謝回転を抑制して、骨密度及び骨強度を改善すると考えられる。
薬理作用
骨密度及び骨強度に対する作用
21,22)
卵巣摘出ラットにエルデカルシトールを12カ月間反復経口投与した試験において、エルデカルシトール0.03μg/kg/日の投与は、卵巣摘出による腰椎及び大腿骨の骨密度減少並びに骨強度低下を有意に抑制した。
卵巣摘出サルにエルデカルシトールを16カ月間反復経口投与した試験において、エルデカルシトール0.07μg/kg/日投与群の腰椎及び大腿骨骨密度は、卵巣摘出コントロール群を下回らなかった。また、骨強度を低下させるなどの悪影響は認められなかった。
卵巣摘出ラット及びサルの骨密度と骨強度の間には正の相関が認められた。
骨組織像に及ぼす影響
21,22)
卵巣摘出ラットにエルデカルシトール0.0075、0.015、0.03μg/kg/日を12カ月間反復経口投与した試験において、骨組織像に異常は認められなかった。
卵巣摘出サルにエルデカルシトール0.0175、0.035、0.07μg/kg/日を16カ月間反復経口投与した試験において、骨組織像に異常は認められなかった。
骨折治癒に及ぼす影響
23)
骨折モデルラットにおいて、エルデカルシトール0.015、0.05μg/kg/日の骨折手術前4週間、骨折手術後16週間の反復経口投与は骨折部位の形状及び力学的強度に影響を与えなかった。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
エルデカルシトール(Eldecalcitol)(JAN)
化学名
(1
R
,2
R
,3
R
,5
Z
,7
E
)-2-(3-Hydroxypropyloxy)-9,10-secocholesta-5,7,10(19)-triene-1,3,25-triol
分子式
C
30
H
50
O
5
分子量
490.72
性 状
白色〜淡黄色の粉末である。
N
,
N
-ジメチルホルムアミド及びエタノール(99.5)に溶けやすく、クロロホルムにやや溶けやすく、アセトニトリルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
融 点
約132℃
★リンクテーブル★
リンク元
「
ビタミンD
」「
ビタミンA及びD剤
」「
エルデカルシトール
」
「
ビタミンD」
[★]
英
vitamin D
同
カルシフェロール
calciferol
関
カルシトニン
、
カルシウム
、
活性化ビタミンD
first aid step1 2006 p.109,112,114,250(カルシウム代謝),251,255,319,321,381,386,387
概念
脂溶性ビタミン
植物にはビタミンD2, 動物にはビタミンD3が多く含まれ、ヒトではビタミンD3が重要な役割を果たしている。
ヒトではビタミンDの前駆体である7-でヒドロキシコレステロールが産生されているが、日照が足りない場合に食物由来のビタミンDが用いられる。(HB.492)
生合成
動物では、コレステロールが代謝を受けてプロビタミンD3(7-デヒドロコレステロール)となったあと、皮膚上で紫外線を受けてプレビタミンD3((6Z)-タカルシオール)、続いてビタミンD3(コレカルシフェロール)へと変わる。さらに肝臓で代謝を受け 25-ヒドロキシビタミンD3へと変化し、最終的に腎臓で代謝されて活性型ビタミンD3(1,25-ジヒドロキシビタミンD3)となる。
食物から摂取されるのはビタミンD3、ビタミンD2であり、肝臓、腎臓でhyroxylationを受け活性化する。
生理作用
SP.930
腸管:Ca吸収促進 ←
糖質コルチコイド
に拮抗される
骨:PTHとの共存下で骨吸収を促進
腎臓:PTHに拮抗して、リン酸の再吸収を促進 → 血中Pi上昇
必要量
http://web116.net/vita-d4.htm
目安量:5ug/day
上限量:50ug/day
ビタミンD製剤
関
ビタミンA及びD剤
活性化ビタミンD3製剤は骨粗鬆症の治療として用いられる。
腸管からのカルシウム吸収を促進し、腎臓でのカルシウム再吸収促進、PTH合成・分泌抑制などにより骨吸収を抑制。骨芽細胞に作用し骨形成を促進する。
アルファカルシドール
:(
アルファロール
、
ワンアルファ
\67.5、
カルフィーナ
\8.9):肝臓での活性化を受ける前の構造(プロドラッグ)をなしている。効果が緩徐で作用時間が長い。
カルシトリオール
:(
ロカルトロール
\\30.4):完全に活性化されたビタミンDの構造なので力価が高い分、生体内での持続時間は短い
エルデカルシトール
:(
エディロール
\99)
推奨グレード A行うように強く進められる、B行うように進められる、C行うように進めるだけの根拠が明確ではない
アルファカルシドール 骨密度B 椎体骨折B 非椎体骨折B 大腿骨近位部骨折C
カルシトリオール 骨密度B 椎体骨折B 非椎体骨折B 大腿骨近位部骨折C
エルデカルシトール 骨密度A 椎体骨折A 非椎体骨折B 大腿骨近位部骨折C
臨床関連
ビタミンD欠乏症
幼児期:
くる病
:骨の発達障害
成人 :
骨粗鬆症
、
骨軟化症
:骨カルシウムの低下
ビタミンD過剰症
高カルシウム血症
により血管収縮による高血圧、軟部組織へのカルシウム沈着。多尿、腎結石、悪心・嘔吐、不整脈
「
ビタミンA及びD剤」
[★]
関
ビタミンA
、
ビタミンD
商品
アルカドール
アルシオドール
アルファカルシドール
アルファスリー
アルファロール
アロートール
エディロール
エルシボン
オキサロール
オタノール
カルシオロール
カルシタミン
カルシタロール
カルシトリオール
カルデミン
カルトール
カルフィーナ
カルミサール
コバルファ
チガソン
チコカロール
チョコラA
ディーアルファ
トヨファロール
トルシトリン
ビタミロアルファ
ヒポテリオール
プラチビット
フルスタン
ホーネル
ポロセーブ
リストール
リモデリン
ロカルシトール
ロカルトロール
ワークミン
ワンアルファ
「
エルデカルシトール」
[★]
英
eldecalcitol
商
エディロール
関
ビタミンA及びD剤