アルファカルシドール
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
コバルファカプセル1.0
組成
コバルファカプセル1.0
- コバルファカプセル1.0は1カプセル中アルファカルシドール1.0μgを含有する。
添加物としてカプセル本体にポリソルベート80,赤色3号,黄色5号,青色1号,ラウリル硫酸ナトリウムを含有する。
効能または効果
○骨粗鬆症
○下記疾患におけるビタミンD代謝異常に伴う諸症状(低カルシウム血症,テタニー,骨痛,骨病変等)の改善
- 慢性腎不全,副甲状腺機能低下症,ビタミンD抵抗性クル病・骨軟化症
- 本剤は,患者の血清カルシウム濃度の十分な管理のもとに投与量を調整する。
○骨粗鬆症,慢性腎不全に使用する場合
- 通常,成人1日1回アルファカルシドールとして0.5〜1.0μgを経口投与する。
ただし,年令・症状により適宜増減する。
○副甲状腺機能低下症,その他のビタミンD代謝異常に伴う疾患に使用する場合
- 通常,成人1日1回アルファカルシドールとして1.0〜4.0μgを経口投与する。
ただし,疾患・年令・症状・病型により適宜増減する。
(小児用量)
- 通常,小児に対しては骨粗鬆症の場合には1日1回アルファカルシドールとして0.01〜0.03μg/kgを,その他の疾患の場合には1日1回アルファカルシドールとして0.05〜0.1μg/kgを経口投与する。
ただし,疾患・症状により適宜増減する。
重大な副作用
※
急性腎不全
(頻度不明)
- 血清カルシウム上昇を伴った急性腎不全があらわれることがあるので,血清カルシウム値および腎機能を定期的に観察し,異常が認められた場合には,投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。
肝機能障害,黄疸
(頻度不明)
- AST(GOT),ALT(GPT),Al−Pの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- (5Z,7E)‐9,10‐Secocholesta‐5,7,10(19)‐triene‐1α,3β‐diol
分子式
分子量
性 状
- 白色の結晶又は結晶性の粉末である。
メタノール,エタノール(99.5),クロロホルム又はジクロロメタンに溶けやすく,アセトン又はジエチルエーテルにやや溶けやすく,水又はヘキサンにほとんど溶けない。
本品は空気又は光によって変化する。
融 点
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- ビタミンA、ビタミンD
商品
[★]
- 英
- alfacalcidol
- 同
- 1-ヒドロキシコレカルシフェロール、1α-ヒドロキシコレカルシフェロール 1α-hydroxy cholecalciferol
- 商
- アルカドール、アルシオドール、アルファスリー、アルファロール、アロートール、エルシボン、カルシタミン、カルフィーナ、コバルファ、ディーアルファ、トヨファロール、ビタミロアルファ、プラチビット、ポロセーブ、リモデリン、ワークミン、ワンアルファ
- 関
- ビタミンD。ビタミンA及びD剤
参考文献
- アルファロールカプセル0.25μg/アルファロールカプセル0.5μg/アルファロールカプセル1μg
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3112001M1046_1_08/3112001M1046_1_08?view=body