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- 水頭症の特徴と症状 成人に多い交通性水頭症と小児に多い非交通性水頭症に分けて特徴と症状を示します。 成人の水頭症の特徴 髄液の循環を妨げている閉塞部分が脳室内にある場合の水頭症を非交通性水頭症といいます。
- 医療法人社団 葵会 千葉・柏たなか病院 正常圧水頭症センター センター長 東京大学生産技術研究所 研究員 専門: 特発性正常圧水頭症(認知症、歩行障害、排尿障害) 低髄液圧症候群 担当:土曜日 10:00~17:00(第1週)
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★リンクテーブル★
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- 英
- normal pressure hydrocephalus, NPH
- 関
- 水頭症、高髄液圧水頭症
[★]
- hydro cephalus
- 英
- hydrocephalus, hydrocephaly
- 同
- 水頭
概念
- 髄液の産生、循環、吸収の不均衡により頭蓋内に異常に髄液の貯留した状態。
分類
発症の起点となった時期
直接の原因
- 脳出血に伴う脳室内血腫
- 髄芽腫・上衣腫などの後頭蓋窩腫瘍(第四脳室腫瘍)
- 頭蓋咽頭腫・胚腫・視床下部神経膠腫などの第三脳室腫瘍・脳室炎などによる中脳水道閉塞
- 結節性硬化症、トキソプラズマ症、Dandy-Walker症候群(後頭蓋窩正中の嚢胞、小脳虫部の形成不全)
脳圧
機序
- 1. 髄液の過剰産生 →(稀)脈絡叢乳頭腫
- 2. 脳室、くも膜下腔の通過障害 →脳室周辺の腫瘍、血腫、先天奇形
- 3. 上矢状静脈洞への髄液の吸収障害 →くも膜下出血、髄膜炎
病因
症候
画像
治療
- 第一の治療はシャント手術:脳室-腹腔シャント(V-Pシャント)、脳室-心房シャント(V-Aシャント)、腰部-腹腔(L-Pシャント)
- 悪性腫瘍が原因である場合は原疾患の治療も。
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- 英
- sis, pathy
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- 関
- 脳脊髄液
- 60-180 mmH2O(YN. J7) → 4.4 - 13.2 mmHg