ピペミド酸
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ペピミドール錠250mg
組成
- 1錠中、ピペミド酸水和物294.5mg(ピペミド酸として250mg)を含有する。
添加物として、乳糖水和物、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、カルメロースCa、ステアリン酸Mg、タルク、酸化チタン、マクロゴールを含有する。
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
妊婦または妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
小児(「小児等への投与」の項参照)
効能または効果
適応菌種
- ピペミド酸に感性の大腸菌、赤痢菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、腸炎ビブリオ、緑膿菌
適応症
- 膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、感染性腸炎、中耳炎、副鼻腔炎
- [膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)の場合]
ピペミド酸として、通常、成人に1日500〜2000mgを3〜4回に分割経口投与する。
- [感染性腸炎、中耳炎、副鼻腔炎の場合]
通常、成人に1日1500〜2000mgを3〜4回に分割経口投与する。
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
高度の腎障害のある患者
- [高い血中濃度が持続するので、投与量を減量又は投与間隔をあけて投与すること。]
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
ショック(頻度不明)
- ショックがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、発疹、そう痒感、悪寒、冷汗、呼吸困難、血圧低下等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson 症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(いずれも頻度不明)
- これらの副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- ピペミド酸水和物は、緑膿菌、大腸菌、プロテウス、クレブシエラ、赤痢菌、腸炎ビブリオなどのグラム陰性桿菌に強い抗菌作用を示すが、レンサ球菌属、嫌気性菌にはほとんど作用しない。また抗生物質との間に交差耐性は見られず、抗生物質耐性菌にも抗菌作用を示す。細菌のDNA複製を阻害し、殺菌的に作用する。2)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ピペミド酸水和物(Pipemidic Acid Hydrate)
化学名
- 8-Ethyl-5-oxo-2-(piperazin-1-yl)-5,8-dihydropyrido[2,3-d]pyrimidine-6-carboxylic acid trihydrate
分子式
分子量
性 状
酢酸(100)に溶けやすく、水又はエタノール(99.5)に極めて溶けにくい。
水酸化ナトリウム試液に溶ける。
光によって徐々に着色する。
融 点
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- synthetic antibacterial drug, synthetic antimicrobial, synthetic antibacterial medicine, synthetic antimicrobials
商品
[★]
- 英
- pipemidic acid
- 化
- ピペミド酸三水和物 pipemidic acid trihydrate
- 商
- ドルコール、ペピミドール
- 関
- 抗菌薬