- 関
 
- 啓脾湯エキス、六味地黄丸料エキス、八味丸
 
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/12/24 04:55:22」(JST)
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| オモダカ科 | 
| 
 セイヨウオモダカ(Sagittaria sagittifolia) 
 | 
| 分類 | 
| 界 | 
: | 
植物界 Plantae | 
 
| 門 | 
: | 
被子植物門 Magnoliophyta | 
 
| 綱 | 
: | 
単子葉植物綱 Liliopsida | 
 
| 目 | 
: | 
オモダカ目 Alismatales | 
 
| 科 | 
: | 
オモダカ科 Alismataceae | 
 
 
 | 
| 属 | 
| 
 | 
オモダカ科(オモダカか、英: Alismataceae)は被子植物の科のひとつ。主に河川や湿地で生活する湿地性・抽水性の植物。大きなものでは1m近いが、小さなものでは葉長は数センチ程度である。日本を含むアジア、南北アメリカ大陸と広範囲に分布している。模式属はサジオモダカ属。
目次
- 1 分布、生態
 
- 2 人間との関わり
 
- 3 分類
 
- 4 出典
 
- 5 参考文献と参考資料
 
- 6 関連項目
 
 
分布、生態
世界中に11属、約90種が生育する。湿地やため池、水田などに分布する種がほとんどである。種子で繁殖するほか、塊茎や栄養芽などで繁殖する種も多い。
人間との関わり
クワイのように食用に給されるものや、サジオモダカのように薬用に用いられることもある。しかしウリカワやオモダカなどのように水田雑草として厄介者扱いされる場合もある。また園芸目的やアクアリウムで栽培される場合もある。近年は「メダカのよろこぶ水草」という触れ込みでホームセンター、園芸店等で販売されているのを見かけることもある。また、ヘラオモダカなどはナミゲンゴロウなどのゲンゴロウ類の産卵用水草として重要な種でもある[1]。
日本においてオモダカは「勝ち草」と呼ばれることもあり、戦国武将や大名家でオモダカの葉を意匠化した沢瀉紋が家紋として使用された。前者の例には豊臣氏や木下氏、福島氏があり、毛利氏も副紋として使用している。後者の例では徳川家譜代の家臣水野氏のそれが著名である。
分類
- サジオモダカ属(Alisma) - 模式属。
- ヘラオモダカ Alisma canaliculatum
 
- サジオモダカ Alisma plantago-aquatica var. orientale - 北日本と朝鮮半島、中国東北部に分布する水草。塊茎を澤瀉(たくしゃ、新字体で沢瀉)といい、漢方の薬味の一つで、利尿剤などとして用いられる。啓脾湯、五苓散、猪苓湯、六味地黄丸などの漢方方剤に使われる。
 
 
- Alismaticarpum - 化石種のみが知られている。
 
- バルデリア属(Baldellia) - 観賞用水草として、アクアリウムに用いられる。
 
- マルバオモダカ属(Caldesia)
- マルバオモダカ Caldesia parnassifolia - 日本や中国、ヨーロッパ、アフリカなどに分布する。
 
 
- エキノドルス属(Echinodorus) - 観賞用水草として、アクアリウムに用いられる。詳細はエキノドルスを参照。
 
- Luronium - 1属1種。
- Luronium natans - ヨーロッパに分布。楕円形の浮葉をつけるが、環境によっては細長い水中葉をつけることがある。白い花をつけて種子をつくるほか、塊茎や栄養芽で無性的に繁殖する。
 
 
- オモダカ属(Sagittaria) - 主にアジアや北米、一部は中南米や南米に分布するグループ。学名の「サジタリア」とは射手座」のことであるが、葉の形が矢に似ていることから、この名前が付けられたという。
- オモダカ Sagittaria trifolia - 本属の代表的な種。水田雑草であるが観賞用としても栽培される。矢尻形の葉をつける。日本を含むアジアを中心に分布。
 
- サジタリア Sagittaria subulata var. subulata - 北米から中米に分布。細長い葉を持ち、葉長は20 - 30cm。アクアリウムの世界では古くから栽培される水草である。
 
- ピグミーチェーン・サジタリア Sagittaria subulata var. pusilla - 北米に分布。細長い葉を持つが、葉長は10cmに満たない、サジタリアより小型の水草である。
 
- ウリカワ Sagittaria pygmaea - 日本各地に分布する小型の種。細長い葉で、10 - 20cmほどだが、水中葉は水上葉より大きくなる。水田雑草で、休耕田などにみられる。
 
- クワイ - Sagittaria trifolia var. edulis。オモダカの栽培変種で食用として栽培される。塊茎を食用とする。
 
- タイリンオモダカ Sagittaria montevidensis
 
- セイヨウオモダカ Sagittaria sagittifolia
 
 
出典
- ^ 山と渓谷社「田んぼの生き物図鑑」 (2013年3月5日初版第1刷発行 著者:内山りゅう、ISBN 9784635062862) p.225
 
参考文献と参考資料
- 富沢直人、山崎浩二『アクアリウムで楽しむ水草図鑑』(ピーシーズ、2001年) p126 - p153
 
- 角野康郎『日本水草図鑑』(文一総合出版、1994年) p16 - p23
 
関連項目
 | 
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Japanese Journal
- ニンジン, サンシチニンジン, ハンゲ, タクシャ, ヨクイニン澱粉のアミロースとアミロペクチンの単位鎖長分布
 
- 坊木 佳人,山田 雅英,高橋 昌江 [他],北小路 学,小田 弘子,萌抜 明子,濱田 陽子
 
- Journal of applied glycoscience 55(3), 187-190, 2008-07-20
 
- NAID 10021028505
 
- 坊木 佳人,山田 雅英,北小路 学
 
- Journal of applied glycoscience 53(4), 241-247, 2006
 
- NAID 40015208348
 
- 28pPSB-38 Bi(001) エピタクシャル超薄膜の構造安定性及び表面融解メカニズム
 
- 柳沼 晋,長尾 忠昭,Sadowski J. T.,藤川 安仁,高村 由起子,櫻井 利夫
 
- 日本物理学会講演概要集 58(1-4), 854, 2003-03-06
 
- NAID 110002223489
 
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
三和当帰芍薬散加附子エキス細粒
組成
- 本品1日量(9g)中、下記の当帰芍薬散料加附子水製エキス5.9gを含有する。
 
- 日局 トウキ          3.0g
日局 センキュウ      3.0g
日局 シャクヤク      6.0g
日局 ブクリョウ      4.5g
日局 ビャクジュツ    4.5g
日局 タクシャ        3.5g
日局 加工ブシ        1.0g
*添加物として乳糖水和物、トウモロコシデンプン、結晶セルロース、部分アルファー化デンプン、軽質無水ケイ酸を含有する。 
効能または効果
血色悪く貧血性で足腰が冷え易く、頭痛、頭重で小便頻数を訴え時に目眩、肩こり、耳鳴り、動悸あるものの次の諸症
- 婦人の冷え症、月経痛、神経痛、慢性腎炎、更年期障害、妊娠中の障害(浮腫、習慣性流産の予防、痔疾、腹痛)、産後の肥立不良
 
- 通常、成人1日9gを3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
 
慎重投与
体力の充実している患者
- 副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。
 
暑がりで、のぼせが強く、赤ら顔の患者
- 心悸亢進、のぼせ、舌のしびれ、悪心等があらわれるおそれがある。
 
著しく胃腸の虚弱な患者
- 食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等があらわれるおそれがある。
 
食欲不振、悪心、嘔吐のある患者
★リンクテーブル★
  [★]
- 日
 
- ごれいさん
 
- 関
 
- 水滞(全身型)
 
目標
- 
- 浮腫、ネフローゼ、二日酔、急性胃腸カタル、下痢、悪心、嘔吐、めまい、胃内停水、頭痛、尿毒症、暑気あたり、糖尿病
 
 
注意
高齢者
妊婦、産婦、授乳婦
- 妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
 
  [★]
- 関
 
- 八味地黄丸
 
成分
- 漢方製剤・丸剤 ウチダの八味丸M
 
- 本品6.154g(60丸1日分)中、(乾燥仕上り重量6g)
 
添付文書
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/5200120L1029_1_11/5200120L1029_1_11?view=body
 
  [★]
- 関
 
- 漢方製剤、半夏白朮天麻湯
 
  [★]
- 関
 
- 柴苓湯、漢方製剤
 
  [★]
- 関
 
- 漢方製剤、胃苓湯