黄耆
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キバナオウギ |
キバナオウギ
|
分類 |
界 |
: |
植物界 Plantae |
門 |
: |
被子植物門 Magnoliophyta |
綱 |
: |
双子葉植物綱 Magnoliopsida |
目 |
: |
マメ目 Fabales |
科 |
: |
マメ科 Fabaceae |
属 |
: |
ゲンゲ属 Astragalus |
種 |
: |
キバナオウギ A. membranaceus |
|
学名 |
Astragalus membranaceus (Fisch.) |
和名 |
キバナオウギ |
英名 |
membranous milk-vetch |
キバナオウギ(黄花黄耆)とはマメ科ゲンゲ属の多年生の高山植物。学名Astragalus membranaceus。別名タイツリオウギ。本州中部以北と北海道、中国、朝鮮半島の亜高山帯から高山帯にかけての草地・砂礫地に分布する。花期は7~8月頃で淡黄色の蝶形花を咲かせる。中国、朝鮮半島では、生薬として使用される。
生薬
本種または同属のナイモウオウギ(A. mongholicus)の根は黄耆(オウギ)という生薬である(日本薬局方に収録)。
本薬中の有効成分はフラボノイド・サポニン・γ-アミノ酪酸(ギャバ、GABA)など。
黄耆には止汗、強壮、利尿作用、血圧降下等の作用がある。黄耆を含む漢方方剤は防已黄耆湯、桂枝加黄耆湯、黄耆建中湯などがある。
ドラマの中で
- ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』第7話では、チャングムがキバナオウギの栽培に取り組むエピソードがある。
外部リンク
- オウギ(キバナオウギ/ナイモウオウギ)キバナオウギ - 「健康食品」の安全性・有効性情報 (国立健康・栄養研究所)
|
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UpToDate Contents
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- 1. 癌に対する補完代替療法 complementary and alternative therapies for cancer
Japanese Journal
- 岡山産オウギツチカニムシAllochthonius(Allochthonius)opticusの再記載(カニムシ目,ツチカニムシ科)
- 坂寄 廣
- 茨城県自然博物館研究報告 = Bulletin of Ibaraki Nature Museum (17), 1-6, 2014-12
- NAID 40020401893
- オウギガニヤドリムシの寄生がオウギガニの形態とLipofuscin蓄積に与える影響
- 神体化する御幣 : 黒川能のオウギサマについて (第67回学術大会紀要号)
Related Links
- 生薬オウギには全身の機能を高め、虚労時の寝汗を止め、皮膚を美しくし、身体のむくみをとるといった作用があります。 薬理学的にも、強壮作用、免疫力増強作用、利尿作用、血糖降下作用、抗腎炎作用、末梢循環改善作用 ...
- 薬対 『黄蓍+桔梗』 『黄蓍+金銀花』 『黄蓍+桂枝』 『黄蓍+五味子』 『黄蓍+穿山甲』 『黄蓍+当帰』 『黄蓍+党参』 『黄蓍+肉桂』 『黄蓍+人参』 『黄蓍+白朮』 『黄蓍+附子』=《蓍附湯》 『黄蓍+防已』 『黄 ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
テイコク防已黄耆湯エキス顆粒
組成
日局ボウイ 5.0g
日局オウギ 5.0g
日局ビャクジュツ 3.0g
日局ショウキョウ 1.0g
日局タイソウ 3.0g
日局カンゾウ 1.5g
上記の混合生薬より製した水製乾燥エキス3.02gを含有する。
添加物
- 乳糖水和物、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム
効能または効果
- 色白で疲れやすく、汗のかきやすい傾向のある次の諸症:肥満症(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)、関節痛、むくみ
- 通常成人1日3回、1回2.5gを食前に経口投与する。
なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
重大な副作用
間質性肺炎:
- 発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等があらわれた場合には、本剤の投与を中止し、速やかに胸部X線等の検査を実施するとともに副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。また、発熱、咳嗽、呼吸困難等があらわれた場合には、本剤の服用を中止し、ただちに連絡するよう患者に対し注意を行うこと。
偽アルドステロン症:
- 低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
ミオパシー:
- 低カリウム血症の結果としてミオパシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸:
- AST(GOT)、ALT(GPT)、Al‐P 、γ‐GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
★リンクテーブル★
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- 関
- 漢方製剤、大防風湯
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- 関
- 漢方製剤、加味帰脾湯
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- 関
- 漢方製剤、帰脾湯
[★]
- 関
- 漢方製剤、半夏白朮天麻湯
[★]
- 関
- 漢方製剤、人参養栄湯
[★]
- ラ
- Astragalus membranaceus
- 関
- タイツリオウギ
[★]
- ラ
- Astragalus membranaceus
- 関
- キバナオウギ