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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/09/07 11:33:05」(JST)
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胃苓湯(いれいとう)は漢方薬のひとつ。平胃散と五苓散を合方した処方。
構成生薬
- 厚朴(コウボク)
- 蒼朮(ソウジュツ)
- 沢瀉(タクシャ)
- 猪苓(チョレイ)
- 陳皮(チンピ)
- 白朮(ビャクジュツ)
- 茯苓(ブクリョウ)
- 桂皮(ケイヒ)
- 生姜(ショウキョウ)
- 大棗(タイソウ)
- 甘草(カンゾウ)
効能・適応症
- 理気化湿、利水止瀉。
- 食あたり、暑気あたり、冷え腹、急性胃腸炎、腹痛などに用いる。
類方
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Japanese Journal
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ツムラ胃苓湯エキス顆粒(医療用)
組成
- 本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス4.25gを含有する。
日局コウボク 2.5g
日局ソウジュツ 2.5g
日局タクシャ 2.5g
日局チョレイ 2.5g
日局チンピ 2.5g
日局ビャクジュツ 2.5g
日局ブクリョウ 2.5g
日局ケイヒ 2.0g
日局ショウキョウ 1.5g
日局タイソウ 1.5g
日局カンゾウ 1.0g
添加物
効能または効果
- 水瀉性の下痢、嘔吐があり、口渇、尿量減少を伴う次の諸症:
食あたり、暑気あたり、冷え腹、急性胃腸炎、腹痛
- 通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
重大な副作用
偽アルドステロン症
- 低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
ミオパチー
- 低カリウム血症の結果としてミオパチーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
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