抗グルタミン酸脱炭酸酵素抗体
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Japanese Journal
- Vogt-小柳-原田病に続発した急性発症自己免疫性1型糖尿病の1例
- 辻 英之 [他]
- 長崎醫學會雜誌 : Nagasaki Igakkai zasshi 86(3), 157-161, 2011-12-25
- … 入院時採血、検尿で、抗GAD抗体 1214.3U/ml、血中CPR空腹時 1.0ng/ml、食後2hr 1.2ng/ml、尿中CPR 15.6マイクロg/日、CPR 5min 0.5ng/mlであること、約1年前の空腹時血糖84mg/dl、HbA1c 5.6%であることなどから急性発症自己免疫性1型糖尿病と考え、インスリン強化療法を導入、加療を開始した。 …
- NAID 110008721260
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- ○抗GAD抗体 【こう・じーえーでぃー・こうたい、あんち・ぎゃど・こうたい】(検査指標名) (英:Anti-GAD Antibody) [類→ICA]. 〈1型糖尿病(高血糖症)と自己抗体〉 1型糖尿病 (高血糖症)の発症は自己免疫反応が起因するがゆえに、1型糖尿病(高血糖症)患者の ...
- 抗グルタミン酸デカルボキシラーゼ(GAD)抗体は,インスリン依存性糖尿病(IDDM)に高 頻度に検出される膵β細胞に対する抗体である。GADは1990年Baekkeskovらによって 抗膵β細胞64KD蛋白抗体の抗原であることが報告された。膵β細胞破壊に起因する ...
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- 次の文を読み、19~21の問いに答えよ。
- 28歳の男性。意識障害のため救急車で搬入された。
- 現病歴 : 6年前、入社時の健康診断で高血糖と尿糖とを指摘されたが、症状がないため放置していた。半年前からロ渇と多尿とがあり、ジュースやスポーツドリンクをよく飲むようになっていた。最大体重27歳時94kgであった。1か月前から体重が急激に減少し、倦怠感が増強していた。今朝からぐったりとなり意識がもうろうとなった。
- 既往歴 : 子供のころから肥満であった。
- 家族歴 : 父と兄とが糖尿病である。
- 現症 : 傾眠傾向で、大声で呼ぶと開眼する。身長176cm、体重84kg。体温 36.2℃。呼吸数22/分。脈拍96/分、整。血圧132/88mmHg。眼瞼結膜に貧血を認めず、眼球結膜に黄疸を認めない。口唇と舌とは乾燥している。心雑音は聴取しない。肝は右肋骨弓下に2cm触知する。浮腫は認めない。アキレス腱反射は両側消失している。
- 検査所見 : 尿所見:比重1.036、蛋白(-)、糖4+、ケトン体3+。血液所見:赤血球480万、Hb14.6g/dl、Ht46%、白血球9,800、血小板22万。血清生化学所見:血糖820mg/dl、HbA1C14.6%(基準4.3~5.8)、総蛋白7.4g/dl、アルブミン3.8g/dl、尿素窒素34mg/dl、総コレステロール282mg/dl、トリグリセライド340mg/dl、AST32単位、ALT48単位。
[正答]
※国試ナビ4※ [100C018]←[国試_100]→[100C020]
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- 英
- slowly progressive insulin dependent diabetes mellitus, slowly progressive IDDM, SPIDDM
- 関
- 1型糖尿病、糖尿病
臨床的特徴
- DMR.30 参考1
臨床像
- 急性発症1型糖尿病のGAD抗体とSPIDDMのそれとは異なり、N末端側にユニークなエピトープを有する。
- 発症年齢は30-50歳と中年から高齢である。 ⇔ 急性発症1型糖尿病は若年期
- β細胞障害の速度は女性に比べ男性のほうが早い。
- HLA type
- Class II MHC であるHLA-DR4-DQA1*0301-B1*0401との関連がある。
- 急性発症1型糖尿病と関連するHLA-A24 との関連は薄い。
膵組織
- 膵β細胞がわずかに残存
- 膵外分泌腺組織は著明に萎縮
- 膵島周囲にCD8陽性Tリンパ球浸潤(periinsulitis)が認められる。 ← 膵島炎は稀(DMR.30)
- 膵外分泌腺へのCD8陽性Tリンパ球もしくはCD4 陽性Tリンパ球の浸潤が認められることがある。
- 膵管造影で膵管、とくに二次膵管の慢性膵炎様の不整所見を認める頻度が高い。主膵管の拡張、不整。
参考
- 1. 緩徐進行1 型糖尿病(SPIDDM), 月刊糖尿病 2009/11 Vol.1 No.6, p.50
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- 英
- anti-glutamic acid decarboxylase antibody
- 同
- 抗GAD抗体、GAD抗体
- 関
- グルタミン酸脱炭酸酵素
意義
基準範囲
1型糖尿病
- 一緒に空腹時の血清Cペプチドもはかり、0.5ng/ml未満であればインスリン依存状態である。
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抗グルタミン酸脱炭酸酵素抗体
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- 英
- antibody, Ab
- 関
- γ-globline、免疫グロブリン
- 抗原を特異的に認識する糖蛋白質である免疫グロブリンの一種。
- 血液・リンパ液中で抗原と非結合状態のものを指す
- 液性免疫に関与
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- 英
- body
- ラ
- corpus、corpora
- 関
- 肉体、身体、本体、コーパス、ボディー
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