ブローカ失語症
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- French anthropologist who studied the craniums and brains of different races of people; remembered for his discovery that articulate speech depends on an area of the brain now known as Brocas area (1824-1880) (同)Pierre-Paul Broca
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Japanese Journal
- 失語症者における名詞と動詞産生について--Broca失語とWernicke失語の比較
- 今日における失語の古典分類 (特集 失語・失行・失認のリハビリテーション)
- 松田 実
- Monthly book medical rehabilitation (99), 7-12, 2008-11-00
- NAID 40016370248
- 症例報告 Broca領野に損傷をもたないBroca失語の1例
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- この領域に損傷を受けた人々は、ブローカ失語 (運動性失語、非能弁的失語とも) の 症状を示し、文法的に複雑な文章を作り出すことが不可能になる。彼らの作る文章は、 電文体と表現されるような内容語のみで構成されたものとなる。患者は殆どの場合、 自らの ...
- Lichitheimは復唱のために特殊な経路があると述べている。しかし、伝導失語では字性 錯誤を合併することが多く、責任病巣が同じである可能性もある。縁上回皮質下の弓状 束はウェルニッケ野とブローカー野を結び、この部位の障害で復唱障害がおこるという説 ...
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- 次の文を読み、59~61の問いに答えよ。
- 78歳の女性。右利き。会話が困難になったため搬入された。
- 現病歴:今朝、食事中に会話のつじつまが合わないことに家族が気付き、改善がみられないため救急車を要請した。昨夜の就寝までは異常はなかったという。
- 既往歴:50歳時の健康診断で耐糖能異常を指摘されたがそのままにしていた。
- 生活歴:息子夫婦と3人暮らし。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴:両親ともに高血圧。父親が脳出血で死亡。
- 現症:意識は清明。身長 148cm、体重 43kg。体温 36.1℃。脈拍 104/分、不整。血圧 152/74mmHg。呼吸数 16/分。過剰心音と心雑音とを認めない。呼吸音に異常を認めない。発語は流暢であるが、錯語がみられ、言語理解が悪く、物品呼称も障害されている。復唱は可能である。読字は困難で、書字は可能であるが文意がとれない。構音障害を含め脳神経に異常を認めない。四肢の運動系と感覚系に異常を認めない。腱反射は正常で、Babinski徴候は陰性。
- 検査所見:尿所見に異常を認めない。血液所見:赤血球 412万、Hb 12.1g/dL、Ht 40%、白血球 6,300、血小板 20万、PT-INR(prothrombin time-international normalized ratio) 1.09(基準 0.9~1.1)、APTT 24.3秒(基準対照 32.2)、血漿フィブリノゲン 306mg/dL(基準 200~400)、Dダイマー 2.2ng/mL(基準 1.0以下)。血液生化学所見:総蛋白 6.1g/dL、アルブミン 3.5g/dL、AST 26IU/L、ALT 18IU/L、LD 232IU/L(基準 176~353)、血糖 138mg/dL、HbA1c 6.6%(基準 4.6~6.2)、トリグリセリド 154mg/dL、HDLコレステロール 38mg/dL、LDLコレステロール 143mg/dL。12誘導心電図で心房細動を認める。胸部エックス線写真で心胸郭比52%。心エコー検査で左室壁運動は良好で、弁膜症を認めない。頸動脈エコー検査で左右とも有意な狭窄を認めない。頭部MRIの拡散強調像(別冊No. 9A、B)を別に示す。同時に行った頭部MRAに異常を認めない。
- この患者の失語はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109B058]←[国試_109]→[109B060]
[★]
- 次の文を読み、16~18の問いに答えよ。
- 70歳の男性。言動の異常に気付いた家族に付き添われて来院した。
- 現病歴 : 2日前の午後、急に会話がチンプンカンプンとなり、落ちつきがなくなった。昨日は症状がやや改善したようにみえたが、今朝になっても奇妙な言動が続いている。
- 既往歴 : 10年前から高脂血症の治療を受けている。また、不整脈を指摘されたことがある。
- 家族歴 : 母親と兄とに高血圧症がある。
- 現症 : 身長160cm、体重67kg。体温36.0℃。呼吸数17/分。脈拍68/分、不整。血圧160/68mmHg。意識は清明で発話量は多いが、質問に対する答えはトンチンカンである。項部硬直はない。顔面、舌および四肢に麻痺を認めない。「口を開けて舌を出して下さい。」と命じても別の動作をする。頚部血管雑音は聴取しない。心雑音はなく、呼吸音は清である。腹部に特記すべき所見はない。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球520万、Hb 15.7g/dl、Ht47%、白血球7,700、血小板29万。血清生化学所見:空腹時血糖94mg/dl、総蛋白7.0g/dl、アルブミン3.8g/dl、尿素窒素16mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl、総コレステロール210 mg/dl、総ビリルビン0.7 mg/dl、AST(GOT)37単位(基準40以下)、ALT(GPT)45単位(基準35以下)、Na142mEq/l、K4.4mEq/l、Cl104mEq/l。CRP0.2mg/dl(基準0.3以下)。胸部エックス線写真では心胸郭比64%、肺野に異常はない。心電図で心房細動を認める。脳波では基礎律動は9Hzのα波で、左側頭部に徐波が出現する。頭部単純CT(別冊No.3)を別に示す。
[正答]
C
- 脳梗塞、ウェルニッケ失語
- 梗塞巣:左側脳室三角に接する深部白質から側頭葉後部の大脳皮質にかけて広範な低吸収域をみとめる。
※国試ナビ4※ [096C015]←[国試_096]→[096C017]
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- 70歳の男性。右利き。言動が異常であることを心配した家族に伴われて来院した。 2日前、急に不可解な発言をするようになり、落ち着きがなくなった。昨日は症状がやや改善した印象であったが、今朝から奇妙な言動が続いている。 10年前から脂質異常症の治療を受けている。不整脈を指摘されたことがある。母親と兄とが高血圧症である。意識は清明。身長160cm、体重67kg。体温36.0℃。脈拍68/分、不整。血圧160/68mmHg。呼吸数17/分。項部硬直を認めない。脳神経系に異常を認めない。頸部で血管雑音を聴取しない。心雑音を聴取しない。呼吸音に異常を認めない。四肢に運動麻痺を認めない。発話量は多いが、質問とは無関係なことを答える。 「口を開けて舌を出して下さい」と指示を与えても別の動作をする。胸部エックス線写真上、心胸郭比58%であり、肺野に異常を認めない。心電図で心房細動を認める。頭部単純CT(別冊No. 12)を別に示す。
- この患者の病態として正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D037]←[国試_106]→[106D039]
[★]
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [096B031]←[国試_096]→[096B033]
[★]
- 発語は流暢で話し言葉の理解も良好だが、復唱が不能なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113B008]←[国試_113]→[113B010]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [101B078]←[国試_101]→[101B080]
[★]
- 英
- Broca's aphasia, Broca aphasia
- 同
- 運動性失語 motor aphasia、ブローカ失語症、Broca失語症、Broca失語、皮質性運動性失語 cortical motor aphasia
- 関
- ウェルニッケ失語症、失語症、ブローカ野
- 同
- Broca
- 理解力は保たれるが、言語表出の障害のため、自発言語、所持が不能であり、筆談は不可能である。
[★]
- 英
- nonfluent aphasia, non-fluent aphasia
- 関
- 運動性失語症、表出性失語症、Broca失語、失文法、流暢性失語
[★]
- 英
- agrammatism
- 関
- 運動性失語症、非流暢性失語、表出性失語症、Broca失語