- 英
- ossification of posterior longitudinal ligament in the cervical spine, OPLL in the cervical spine, ossification of posterior longitudinal ligament of cervical spine OPLL
- 同
- 頸椎後縦靭帯骨化症、頚椎後縦靱帯骨化症
- 関
- 脊椎靭帯骨化症、難病
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 頚椎後縦靭帯骨化症に対する前方除圧術の周術期合併症
- 谷口 愼一郎,谷 俊一,牛田 享宏,永野 靖典,田所 伸朗
- 中部日本整形外科災害外科学会雑誌. 中部日本整形外科災害外科学会抄録 53(1), 59-60, 2010-01-01
- NAID 10026235648
- 頚椎後縦靭帯骨化症K-line(-)例に対する後方除圧固定術の成績 (日本脊椎インストゥルメンテーション学会特集号)
- 藤由 崇之,山崎 正志,小西 宏昭 [他]
- Journal of spine research 1(10), 1797-1800, 2010-10
- NAID 40017367685
Related Links
- 後縦靭帯骨化症とは、脊椎椎体の後縁を上下に連結し、脊柱を縦走する後縦靭帯が骨 化し増大した結果、脊髄の入っている脊柱管が ... 骨化する脊椎のレベルによって それぞれ頚椎後縦靭帯骨化症、胸椎後縦靭帯骨化症、腰椎後縦靭帯骨化症と呼ばれ ます。 ...
- 後縦靱帯骨化症は、脊椎椎体の後縁を連結し、脊柱のほぼ全長を縦走する後縦靱帯が 骨化することにより、脊椎管狭窄をきたし、 ... わが国では成人外来患者の頸椎疾患の なかで、後縦靭帯骨化がX線写真にて1.5~4.9%に発見されており、平均3%である。 ...
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★リンクテーブル★
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[正答]
※国試ナビ4※ [099E053]←[国試_099]→[099E055]
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- 英
- ossification of posterior longitudinal ligament, OPLL
- 関
- 頚椎後縦靭帯骨化症、後縦靭帯、難病
概念
- 椎体及び椎間板の後面にあり脊柱管の前壁をなす後縦靭帯が肥厚・骨化し、脊髄を緩徐に圧迫して脊髄症状を引き起こす疾患。
- 変性は頚椎に多いが胸腰椎のこともある。
- 1960年に月本により報告された。
- 難病であり、特定疾患治療研究事業の対象疾患である。
- びまん性特発性骨増殖症の部分症であることがある。
病因
疫学
- 東南アジアに多く、50歳以上の男性に多い。男性での発生頻度は4%、女性では2%。
- 頚椎部の発生は男子に、胸椎部の発生は女子に多い。
- 日本人3%、中国人0.2-1.8%、台湾人3%、アメリカ人0.12%、ドイツ人0.1%。 (SOR.447)
- 糖尿病の合併例が多い
- 患者の両親に26%、兄弟に28%と同一家族に多発
分類
骨化の型による分類
病態
- SOR.448
- 骨化占有率が50%を越えると60%の症例に脊髄症が発生
- 骨化占有率が60%を越えるとほぼ全症例に脊髄症が発生
症状
検査
[show details]
- 脊柱管の中の大部分を占める骨化像が認められる。単純X線側面像はわかりにくいが、脊柱の後方で濃度の高い部分がC3?-C5?に認められる。
治療
- SOR.449
- 重症例には手術療法をするが、軽症例に対して予防的に手術すべきかという基準はない。
- 保存療法:頚椎カラー装着により頚部の安静を保つ。
- 手術療法:除圧術により脊髄の圧迫を解除する。手指の痺れ・巧緻運動障害、下肢体幹の感覚障害、痙性歩行、膀胱直腸障害などの重症頚髄症が見られた場合には手術適応。
ガイドライン
- http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0033/1/0033_G0000095_GL.html
参考
- http://www.nanbyou.or.jp/entry/257
- 2. [charged] 広汎性特発性骨増殖症(DISH) - uptodate [1]
国試
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頚椎後縦靭帯骨化症
[★]
頚椎後縦靭帯骨化症
[★]
頚椎後縦靭帯骨化症
[★]
頚椎後縦靭帯骨化症
[★]
- vertebra, spine
- 英
- cervical vertebra, cervical vertebrae (N), cervical spine
- ラ
- vertebrae cervicales
- 関
- 椎骨、胸椎、腰椎。頚髄
頚椎の評価
- 研修医当直御法度 第5版 p.185
- ABCDで読む
- アライメント、骨、軟骨、(軟部組織の)距離
臨床関連
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概念
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疫学
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自覚症状
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他覚症状
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頚椎症状
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神経根症状
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脊髄症
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神経根症
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脊髄症
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頚椎椎間板ヘルニア
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椎間板の退行変性に基づく線維輪断裂部からの椎間板組織の脱出。後方正中ヘルニア→脊髄症。後側方のヘルニア→神経根圧迫
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30-50歳代。男性。中下位頚椎
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喉頭・頚部から肩甲背部の疼痛、しびれと頚椎運動制限を呈する。通常頚椎の運動時に増悪し、安静にて軽快する。
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一側の肩甲背部の疼痛、上肢へ放散する疼痛、しびれと感覚障害、脱力、筋萎縮、筋の線維性攣縮などを呈する
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感覚以上は手指、手掌全体に及ぶしびれ感が主体で、体幹、下肢に広がる。運動系では、手指巧緻運動障害を訴える。下肢痙攣麻痺(ぎこちない歩行、階段下降時に手すりが必要、走れない)。進行すると膀胱直腸障害を自覚
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神経障害部位に一致した上肢の筋力低下、および筋萎縮、感覚障害、腱反射減弱。Spurlingテスト陽性が多い。
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上肢に障害髄説に一致した腱反射低下、筋力低下。それ以下は錐体路障害による腱反射亢進(Hoffmann反射、Rossolimo徴候、Mendel-Bekhterev反射、膝・足クローヌス陽性)。手指巧緻運動障害。感覚障害は初期に上肢、故知に体幹・下肢に拡大。腹壁反射、睾丸挙筋反射消失。Babinski反射陽性。排尿障害は軽微
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変形性頚椎症
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椎間板の退行変性により、椎間板腔の狭小化、椎体近縁の骨硬化・骨棘形成、椎間関節の狭小化などを生じる。これにより、可動域制限、疼痛、こり感などの局所症状を呈した状態
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中下位頚椎。高齢者ではC3-4椎間。
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椎間板および椎間関節の変形などによる頚肩部の疼痛、運動制限
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頚椎症性神経根症
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変形性頚椎症に加え、神経根症を呈した状態
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圧迫に伴う神経根刺激症状として、上肢のしびれ、放散痛、感覚異常(後根)がある。
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Jacksonテスト、Spurlingテスト陽性。神経脱落症状としては、感覚鈍麻、脱失および上肢の脱力、筋萎縮筋の線維束攣縮が見られる。
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頚椎症性脊髄症
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頚椎症性神経根症に加え、脊髄症を合併した状態。
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上肢における巧緻運動障害、myelopathy hand、下肢腱反射亢進、病的反射の亢進、痙性歩行障害などの痙性麻痺および神経因性膀胱などが見られる。
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頚椎後縦靭帯骨化症
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椎体および椎間板の後面にあり脊柱管の前壁をなす後縦靭帯が肥硬・骨化し、脊髄を緩徐に圧迫して脊髄症状を引き起こす疾患。
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後縦靭帯骨化:男性4%、女性2%。
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頚椎可動性の減少、肩こり、頚部痛が見られる。重要な障害は圧迫による脊髄症の麻痺症状である。一般に脊髄症は緩徐に進行する。外傷を契機に急激に悪化する場合もある。受診時に、多くの患者は種子のしびれや巧緻運動障害、下肢の痙性麻痺による歩行障害を呈する。
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[★]
- 英
- posterior longitudinal ligament (M), PLL
- ラ
- ligamentum longitudinale posterius
- 関
- 前縦靭帯、蓋膜
- 脊柱管の前壁にあり、椎体後面を縦に連結する構造物
- 後縦靭帯は上方では蓋膜となり、硬膜と癒着する
臨床関連
[★]
- 英
- ligaments, ligament
- ラ
- ligamenta, ligamentum
- 同
- 靱帯
[show details]
靱帯 : 約 231,000 件
靭帯 : 約 2,330,000 件
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- 英
- sis, pathy
[★]
- 英
- longitudinal ligament
- 関
- 縦靱帯、前縦靭帯、後縦靭帯