- 英
- enterohemorrhagic、((古))enterohaemorrhagic
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Japanese Journal
- 挽肉製品による腸管出血性大腸菌食中毒の発生予防 : 牛挽肉製品の焼成条件へのアプローチ
- 食品衛生学雑誌 = Food hygiene and safety science 56(6), J-209-213, 2015-12
- NAID 40020702848
- 症例 腸重積で発症した腸管出血性大腸菌O157感染症の10歳男児例
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- 英
- enterohemorrhagic Escherichia coli, EHEC
- 関
- 三類感染症、感染症法、大腸菌、食中毒
特徴
- 食中毒(感染型-生体内毒素型)の原因となる。
- 生体内で志賀毒素に類似したベロ毒素(VT1, VT2)を産生し、これにより腸炎、血性下痢を来す。
- 溶血性尿毒症症候群(Hemolytic Uremic Syndrome, HUS)などの重症な合併症を発症しうる。
病原体
- O157H7が多い。O1,026,O111,0128,O145等の血清型の中の一部がベロ毒素を産生する
疫学
潜伏期間
感染経路
- 1. 加熱不十分な肉類やミルクの摂取(約50%)
- 3. 糞口感染、水・野菜などの非加熱食品(約50%)
病態
症状
- 腹痛、下痢、発熱 → 血便
- 感染初期は水様下痢、1-2日で血性下痢
- 小児、基礎疾患を持つ高齢者で重症化。成人では軽い下痢。
合併症
経過
- 初期 :水様下痢
- 2-6病日後:鮮血便を排出する出血性大腸炎
- 7病日後 :溶血性貧血、血小板減少、腎機能低下
予防
- 加熱は有効:75℃1分
- 冷凍は不適(低温でも生存可能)
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- 関
- 大腸菌、志賀毒素 shigatoxin ST、感染症法、溶血性尿毒症性症候群、Shigatoxin-producing Escherichia coli STEC、O157、3類感染症、下痢原性大腸菌
- Shigatoxin-producing Escherichia coli(STEC)は腸管内で粘膜上皮に付着し、志賀毒素を産生し、腸管粘膜を障害して腸管出血性大腸炎を惹起する。このSTECによる感染症を刺している。3類感染症とされており、診断した場合には全例、直ちに保健所に届ける必要がある。
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- 英
- intestinal tract、enteric canal、intestinal、enteric
- 関
- 消化器系、腸、腸管内、腸内
[★]
- 英
- hemorrhagic、haemorrhagic、hemophilic、haemophilic
- 関
- 易出血性、血友病
[★]
- 英
- hemorrhage, bleeding
- 関
- 出血量
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- 英
- intestinal hemorrhage
- 関
- 腸出血