- 英
- intestinal hemorrhage
- 関
- 腸出血
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 生食肉による腸管出血性大腸菌食中毒と安全性確保に向けて (新春特集 平成25年における 食の安全)
- 浅漬による腸管出血性大腸菌O157の集団食中毒事例(中間報告)
- 片岡 郁夫,江湖 正育,寺島 寛樹 他
- 食品衛生研究 = Food sanitation research 63(1), 27-35, 2013-01-00
- NAID 40019548373
- 消化管感染症の課題と展望 (第115回日本小児科学会学術集会 教育講演)
- 田尻 仁
- 日本小児科学会雑誌 = The journal of the Japan Pediatric Society 116(12), 1857-1864, 2012-12-00
- NAID 40019533231
Related Links
- 大腸菌には病原性のないものから、腸管出血性大腸菌のように強い病原性を有するものまで様々な種類のものがあります。腸管出血性大腸菌は菌の構成成分の性質からみた分類ですが、大腸菌は病気の起こし方によって、主として以下 ...
- 知られている主な病原因子は、定着因子としてattaching and effacing病変を形成するIntimin と、ベロ毒素(抗原性の違いによりStx1とStx2がある)である。我が国においては、患者及び保菌者から検出される腸管出血性大腸菌のO 抗原による ...
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- intestinal hemorrhage, enterorrhagia
- 関
- 腸管出血
[★]
[★]
- 英
- enterohemorrhagic Escherichia coli, EHEC
- 関
- 三類感染症、感染症法、大腸菌、食中毒
特徴
- 食中毒(感染型-生体内毒素型)の原因となる。
- 生体内で志賀毒素に類似したベロ毒素(VT1, VT2)を産生し、これにより腸炎、血性下痢を来す。
- 溶血性尿毒症症候群(Hemolytic Uremic Syndrome, HUS)などの重症な合併症を発症しうる。
病原体
- O157H7が多い。O1,026,O111,0128,O145等の血清型の中の一部がベロ毒素を産生する
疫学
潜伏期間
感染経路
- 1. 加熱不十分な肉類やミルクの摂取(約50%)
- 3. 糞口感染、水・野菜などの非加熱食品(約50%)
病態
症状
- 腹痛、下痢、発熱 → 血便
- 感染初期は水様下痢、1-2日で血性下痢
- 小児、基礎疾患を持つ高齢者で重症化。成人では軽い下痢。
合併症
経過
- 初期 :水様下痢
- 2-6病日後:鮮血便を排出する出血性大腸炎
- 7病日後 :溶血性貧血、血小板減少、腎機能低下
予防
- 加熱は有効:75℃1分
- 冷凍は不適(低温でも生存可能)
[★]
- 関
- 大腸菌、志賀毒素 shigatoxin ST、感染症法、溶血性尿毒症性症候群、Shigatoxin-producing Escherichia coli STEC、O157、3類感染症、下痢原性大腸菌
- Shigatoxin-producing Escherichia coli(STEC)は腸管内で粘膜上皮に付着し、志賀毒素を産生し、腸管粘膜を障害して腸管出血性大腸炎を惹起する。このSTECによる感染症を刺している。3類感染症とされており、診断した場合には全例、直ちに保健所に届ける必要がある。
[★]
- 英
- enterohemorrhagic、((古))enterohaemorrhagic
[★]
- 英
- intestinal tract、enteric canal、intestinal、enteric
- 関
- 消化器系、腸、腸管内、腸内
[★]
- 英
- blood, (漢方)blood and body fluid energy
- 関
- 血液、血中
[★]
- 英
- hemorrhage, bleeding
- 関
- 出血量