腸リンパ管拡張症
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- 1. 蛋白漏出性胃腸症protein losing gastroenteropathy [show details]
…leading to intestinal lymphangiectasia. The disorders include camptodactyly-arthropathy-coxa vara-pericarditis syndrome (mutations in PRG4 ); protein-losing enteropathy with intestinal lymphangiectasia and skeletal …
- 2. 重度複合型免疫不全(SCID):概要severe combined immunodeficiency scid an overview [show details]
…cell function quickly normalizes once adequate nutrition is established. Infants with intestinal lymphangiectasia often present with profound lymphopenia and hypogammaglobulinemia and have been mistakenly…
- 3. 小児における浮腫の病態生理および病因pathophysiology and etiology of edema in children [show details]
…disease), milk protein allergy, celiac disease, inflammatory bowel disease, giardiasis, intestinal lymphangiectasia, and right-sided heart dysfunction (post-Fontan procedure) . Stool level of alpha-1 antitrypsin…
- 4. 吸収不良を疑う成人患者へのアプローチapproach to the adult patient with suspected malabsorption [show details]
…phase) that impede the transfer of nutrients into the systemic circulation are rare (eg, intestinal lymphangiectasia and abetalipoproteinemia). Although malabsorption and maldigestion are pathophysiologically…
- 5. 資源国に居住する小児の慢性下痢の原因に関する概要overview of the causes of chronic diarrhea in children in resource rich settings [show details]
Related Links
- 腸リンパ管拡張症は,小腸の粘膜内リンパ管の閉塞または奇形を特徴とするまれな疾患である。 主に小児および若年成人が罹患する。 症状としては,吸収不良の症状などがみられ,浮腫および発育遅滞を伴う。 診断は小腸生検による。 治療は通常,支持療法である。 腸リンパ管拡張症は 吸収不良を引き起こす疾患 である。 リンパ系の奇形は,先天性の場合と後天性の場合がある。 先天性の症例は通常小児(典型的には3歳以前に診断)にみられ,まれに青年または若年成人に発生する。 男性と女性の罹患率は同程度である。 後天性の症例では,後腹膜線維症,収縮性心膜炎,膵炎,腫瘍,またはリンパ管閉塞につながる浸潤性疾患に続いて異常が生じる。 リンパ流出障害によって,圧上昇および腸管内腔へのリンパ液漏出が起こる。
- 腸リンパ管拡張症の症状 腸リンパ管拡張症の初期症状には、著しい、しばしば非対称の末梢浮腫、慢性下痢、悪心、嘔吐および腹痛が含まれる。 中等度または小規模の脂肪便を有する患者もいる。 胸膜腔(胸胸部)および乳腺の腹水には、胸水が蓄積することがあります。 人生の最初の10年間に病気の発症の場合には、成長に遅れがあります。 腸リンパ管拡張症の診断 診断のために「腸リンパ管拡張症」は、通常の特性拡張および拡張症の粘膜下リンパ管や粘膜を検出し、小腸の内視鏡生検を必要としていました。 (足の先端部に造影剤の注入)limfangiografiiを行うことが可能な代替として、腸リンパ管の変化を可視化することを可能にします。
- 腸リンパ管拡張症とは、腸のリンパ管が拡張、または破れてしまい、リンパ液が腸管へと漏れ出ることにより起こる疾患です。 リンパ管は腸だけでなく全身をめぐり、途中でリンパ節 ※ などが位置しています。 ※リンパ節とは、複数のリンパ管がつながっている部分で、免疫に関わる細胞が集まる場所。 リンパ液はリンパ管を流れており、組織液やたんぱく質、脂肪、リンパ球(白血球のひとつ)などを含む液体です。 リンパの流れにより、 組織の液体や物質の吸収、運搬 老廃物の除去 免疫システムに関わる などを行います。 一方、腸粘膜の表面には、絨毛(じゅうもう)という、毛足の長い絨毯のように細長い無数の突起が密生しています。 絨毛表面は、栄養を吸収する細胞や粘液を分泌する細胞でおおわれています。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- intestinal lymphangiectasis
- 同
- 腸管リンパ管拡張症、腸壁リンパ管拡張症
- 関
- 蛋白漏出性胃腸症
[show details]
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
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- 英
- lymphangiectasia
- ラ
- lymphangiectasis
- 関
- 糸状虫症
先天性
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- 英
- dilation、dilatation、enlargement、extension、dilate、distend、enlarge、extend、dilated
- 関
- 延ばす、延長、及ぶ、拡大、散大、伸長、伸展、増大、怒張、伸びる、広がる、膨張、拡張型、伸び、伸張
[★]
- 英
- duct、tube、canal、pipe
- ラ
- ductus、vas、meatus
- 関
- 水路、チューブ、導管、道管、卵管、道
[★]
- 英
- intestinal tract、enteric canal、intestinal、enteric
- 関
- 消化器系、腸、腸管内、腸内