- 同
- fibromyalgia syndrome FMS
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Japanese Journal
- 治療に難渋した線維性筋痛症候群患者に絶食療法を試みた1例(第56回日本心身医学会東北地方会演題抄録)
- 瀧本 美耶子,佐藤 研,中畑 元,棟方 昭博,阿部 緑,佐々木 大輔,石沢 誠
- 心身医学 44(2), 157, 2004-02-01
- NAID 110001114658
- 線維性筋痛症候群が疑われた1症例に対する鍼治療の試み
- 伊藤 和憲,越智 秀樹,北小路 博司 [他],勝見 泰和
- 全日本鍼灸学会雑誌 53(5), 658-664, 2003-11-01
- NAID 50000359054
Related Links
- ... 年アメリカリウマチ学会による病気の概念と定義、分類(診断)基準が提案され、線維筋痛症あるいは線維筋痛症候群が一般的となりました。一方、我が国では数年前までは国民のみならず医療者間でもこの病気に対する認知が ...
- 以前は「結合織炎」「結合織炎症候群」と呼ばれていたものが今は「線維筋痛症(線維筋痛症候群)」と改められました。 日本ではようやく名前が知られてきたところで、まだまだ一般向け書籍等も少なく情報を得 にくい病気です ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- fibromyalgia FM
- 同
- 線維筋痛、線維性筋痛症候群 fibromyalgia syndrome FMS
疫学
- uptodate.1
- 本疾患は、20-55歳の女性における全身性の筋骨格痛の主な原因と考えられている。 → つまりは中年女性に多い
- 有病率2%
- 高齢になるに従い有病率が高まる。
- 精査については、男女比は1:6という記載もあるが、それを否定的な説もある。
病因
症状
- SOR.230
- 多彩な症状:頭痛、全身倦怠感、朝のこわばり、しびれ、睡眠障害、過敏性胃腸症、頻尿
診断基準
- 米国リウマチ学会分類基準(1990年) 参考1
- 以下の1,2を両方満たすとき診断する
- 1. 少なくとも3ヶ月持続/再発する「広範囲の疼痛」の既往がある。広範囲の疼痛が存在するとは「身体左側の疼痛、身体右側の疼痛、腰から上の疼痛、腰から下の疼痛、さらに躰幹中心部痛(頚椎、前胸部、胸椎、腰椎のいずれかの痛み)が存在する」ことをいう。
- 2. 触診において18箇所のうち11箇所以上に圧痛を認める。
- 触診は約4kg/cm2の強さで行う。
- 触診は4段階評価(痛くない、少し痛い、中くらいに痛い、とても痛い)で行い、少し痛い以上の場合に圧痛有りとする。
- 圧痛点は以下の9箇所について右左で判定する→18箇所
1
|
後頭部
|
2
|
下部頚椎
|
3
|
僧帽筋
|
4
|
棘上筋
|
5
|
第2肋骨
|
6
|
外側上顆
|
7
|
臀部
|
8
|
大転子
|
9
|
膝
|
併発疾患
- 参考1
- 炎症性リウマチ疾患:関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、脊椎強直症など
- 非炎症性筋骨格系疾患
- 機能性身体症候群
- 限局痛症候群
治療
- 症状応じて非薬物治療と薬物治療を組み合わせる。
- 非薬物療法:オンス尾プール、エアロビクス、ストレッチ、認知行動療法、リラクゼーション、リハビリテーション、物理療法、精神的サポート
- 薬物療法:弱い鎮痛薬、抗うつ薬
鑑別疾患
参考
- 1. [日本リウマチ財団登録医only] 線維筋痛症 - 財団法人日本リウマチ財団
- コンテンツにはアクセスできないが、診断基準と重症度分類は参照できる。
- http://www.rheuma-cme.org/fibromyalgiaWeb/
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%9A%E7%B6%AD%E7%AD%8B%E7%97%9B%E7%97%87
uptodate
- 1. [charged] 成人における線維筋痛症の臨床症状および診断 - uptodate [1]
- 2. [charged] 成人における線維筋痛症の治療 - uptodate [2]
- 3. [charged] 線維筋痛症の鑑別診断 - uptodate [3]
- 4. [charged] 線維筋痛症の病因 - uptodate [4]
[★]
線維性筋痛症候群 fibromyalgia syndrome
[★]
- 英
- syndrome, symptom-complex
- 同
- 症状群
- 関
- [[]]
- 成因や病理学的所見からではなく、複数の症候の組み合わせによって診断される診断名あるいは疾患。
内分泌
先天的代謝異常
高プロラクチン血症
- 分娩後の視床下部障害によるプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制のため、高プロラクチン血症を呈する。
- 分娩に関係なくプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制をきたし、高プロラクチン血症を呈する。
性腺機能低下
- 嗅覚の低下・脱出、低ゴナドトロピン性性腺機能低下症
- 肥満、網膜色素変性症、知能低下、低ゴナドトロピン性性器発育不全、多指症、低身長
性早熟
- 思春期早発症、多発性線維性骨異形成症、皮膚色素沈着
- 女性型の肥満、性器の発育障害の2主徴を示し、視床下部に器質的障害をもつ疾患群。
脳神経外科・神経内科
[★]
- 英
- myalgia、muscle pain、muscle ache、muscle soreness、muscular pain、myalgic
- 関
- 筋肉痛、筋痛症
[★]
- 英
- group
- 関
- グループ、集団、分類、群れ、基、グループ化
[★]
- 英
- symptom and sign
- 関
- 症状, 徴候 兆候
[★]
- 英
- fibrous、fibrotic
- 関
- 線維状