- 英
- contracted pelvis
- ラ
- pelvis contracta
- 関
- 児頭骨盤不均衡
定義
- G10M.229
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産科的真結合線
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入口横径
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外結合線
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狭骨盤
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<9.5cm
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<10.5cm
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<18.0cm
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比較的狭骨盤
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<10.5cm
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<11.5cm
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正常
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10.5~12.5cm
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11.5~13.0cm
|
18.0~20.0cm
|
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 橋本 佳奈,山村 省吾,冨田 裕之,泉 有希子,川村 洋介,野々垣 比路史
- 産婦人科の進歩 65(1), 95-99, 2013
- … 4000~10,000分娩と極めてまれである.今回われわれは,受傷機転の明らかでない妊娠および分娩経過を経て出生した児に,右前頭骨陥没骨折を認めた1症例を経験した.26歳,1経産,身長149cmと低身長であるが狭骨盤や扁平仙骨は認めない.妊娠中の外傷既往はなく,妊娠39週5日に自然陣痛発来し,11時間31分の分娩時間を経て自然経腟分娩に至った.吸引・鉗子分娩やクリステレル圧出は行っていない.新生児は2640gの女 …
- NAID 130003362659
- OP-211-7 腹腔鏡下直腸手術における開腹移行症例の検討 : 骨盤Indexによる狭骨盤の把握について(鏡視下手術・直腸,一般口演,第110回日本外科学会定期学術集会)
- 鶴田 淳,池田 博斉,岡部 道雄,河本 和幸,朴 泰範,伊藤 雅,小笠原 敬三
- 日本外科学会雑誌 111(臨時増刊号_2), 612, 2010-03-05
- NAID 110007717707
- OP-211-5 FGS法による腹腔鏡下直腸切除術I-O吻合 : 狭骨盤でもlinear stapler一本で切除(鏡視下手術・直腸,一般口演,第110回日本外科学会定期学術集会)
- 市原 隆夫,相馬 篤郎,林 伸泰,中野 克俊,村上 雅一,桧垣 直純,林田 博人,菅 和臣,左近 賢人
- 日本外科学会雑誌 111(臨時増刊号_2), 612, 2010-03-05
- NAID 110007717705
- 内視鏡手術 狭骨盤の下部直腸進行癌に対するTARD(transanal rectal dissection:経肛門的直腸切離剥離法) を併用した鏡視下手術
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[正答]
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[★]
- 英
- uterine rupture, spontaneous uterine rupture
- ラ
- ruptura uteri
分類
- 全子宮破裂:子宮壁全層が断裂して子宮腔と腹腔とが交通するもの。
- 不全子宮破裂:裂傷が子宮筋層のみにとどまり漿膜に及ばないものをいう。
原因
-
- 産科手術(鉗子分娩、過度の子宮内掻爬術)、陣痛促進剤の誤用、外傷
症候・身体所見
- 参考1
- 切迫子宮破裂:Bandl収縮輪の上昇、過強陣痛、激しい腹痛、不穏状態、胎児機能不全
- 完全子宮破裂:内出血と腹膜刺激症状によりショック症状。外診上、子宮と胎児を振れる
- 不全子宮破裂:広間膜内から広がる広範な血腫が形成される。
診断
- 参考1
完全子宮破裂は瘢痕子宮や過強靭痛などで診断が容易であるが、自然子宮破裂は診断が困難で、胎児分娩後に診断されることが多い。子宮収縮良好で外出血が少ないにもかかわらずショック症状が見られたら不全子宮破裂が疑われる。このため、超音波検査やCR,MRIを施行する。
治療
- 参考1
- 切迫子宮破裂:帝王切開による急速遂娩
- 完全子宮破裂:ショックに対して補液・輸液を行い、迅速に開腹手術を行う。子宮全摘、あるいは破裂部の縫合を行う。
- 不全子宮破裂:血腫除去手術
予後
- 参考1
参考
- 1. D.産科疾患の診断・治療・管理 10.異常分娩の管理と処置 - 日産婦誌60巻4号
- http://www.jsog.or.jp/PDF/60/6004-065.pdf
[★]
- 英
- weak pains
- 同
- 陣痛微弱 uterine inertia
- 関
- 過強陣痛、陣痛
概念
- 胎児心拍数陣痛図において、子宮内圧の低下、陣痛周期の延長、持続時間の短縮のうち、1つ以上が認められる場合。(G10M.222)
分類と病因
- 原発性微弱陣痛:分娩の開始から陣痛が弱く、分娩が進行しない
- 続発性微弱陣痛:最初は正常に進行していたが、後に陣痛が微弱となり、分娩が遅れているもの。
-
治療
- NGY.436
- 休養しつつ、バイタルサインのチェックを行う。また脱水の補正を行う。
- 分娩第1期:原因の検索。休息。
- 分娩第2期:未破水の場合は人工破膜を行い、オキシトシンやプロスタグランジンなどで陣痛促進。無効である場合や母児に危険が認められる場合には吸引分娩、帝王切開など。
- 分娩第3期:子宮底の輪状マッサージ、氷罨法、子宮収縮剤を用いて子宮収縮を促し、弛緩出血を予防する。
[★]
- 英
- prolapsed umbilical cord, umbilical cord prolapse, prolapse of the umbilical cord
- ラ
- dessus funiculi umbilicalis
- 関
- 臍帯
疫学
- 頭位:0.2-0.3%、骨盤位:5%、横位:1% (NGY.459)
成因
- 破水後に臍帯が先進部と骨盤入口面・産道の間を通過するために生じる。
原因
徴候
- NGY.459
- 破水と同時に激しい胎動と著明な心拍数の低下
- 胎便による羊水の混濁を見る
検査
治療
[★]
- 英
- cephalopelvic disproportion, CPD
- 同
- 児頭骨盤不適合
- 関
- 狭骨盤
検査
触診
X線写真
[★]
- 関
- 骨盤、狭骨盤、産科真結合線
- 狭骨盤:日本産科婦人科学会による狭骨盤の定義は産科真結合線9.5cm未満であり、帝王切開すべきである。近年の日本人で狭骨盤の婦人は非常に珍しい。
- 比較的狭骨盤:産科真結合線が9.5~10.5cm未満の時は比較的狭骨盤で試験分娩の対象。
- 正常骨盤:10.5cm以上
[★]
- 英
- ankylotic transversely contracted pelvis
- 関
- ロバート骨盤
[★]
- 英
- pelvis (Z)
- 関
- 小骨盤
- N.340-341,342(性差) KA.435(性差, 上面)
血管分布
動脈
- 内腸骨動脈
- 卵巣動脈
- 正中仙骨動脈
- 上直腸動脈
静脈
- 内腸骨静脈
- 卵巣静脈・精巣静脈
- 正中仙骨静脈
- 上直腸静脈
- 内椎骨静脈叢