- 英
- nature、essence
- 関
- エッセンス、自然、性質、ネイチャー
WordNet
- act so as to bring into existence; "effect a change"
- a symptom caused by an illness or a drug; "the effects of sleep loss"; "the effect of the anesthetic"
- (of a law) having legal validity; "the law is still in effect" (同)force
- the central meaning or theme of a speech or literary work (同)essence, burden, core, gist
- an impression (especially one that is artificial or contrived); "he just did it for effect"
- produce; "The scientists set up a shock wave" (同)effectuate, set_up
- the complex of emotional and intellectual attributes that determine a persons characteristic actions and reactions; "it is his nature to help others"
- the essential qualities or characteristics by which something is recognized; "it is the nature of fire to burn"; "the true nature of jealousy"
- a causal agent creating and controlling things in the universe; "the laws of nature"; "nature has seen to it that men are stronger than women"
- a particular type of thing; "problems of this type are very difficult to solve"; "hes interested in trains and things of that nature"; "matters of a personal nature"
- the natural physical world including plants and animals and landscapes etc.; "they tried to preserve nature as they found it"
- any substance possessing to a high degree the predominant properties of a plant or drug or other natural product from which it is extracted
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- 〈C〉〈U〉『結果』 / 〈C〉〈U〉(…への)『効果』,効きめ,影響《+『on』(『upon』)+『名』》 / 〈C〉(色・音・形などの)印象,感銘 / 《複数形で》品物;身の回り品;動産,財産 / (結果として)…‘を'『もたらす』;〈目的など〉‘を'果たす,遂行する
- 〈U〉『自然』,自然界,万物;自然の力;《しばしば『N-』》(擬人化した)自然,自然の女神 / 〈C〉〈U〉(人・動物,あるいは物事の持っている)『本質』,性質,本性 / 〈C〉《単数形で》種類(sort, kind)
- 〈U〉(…の)『本質』,真髄《+『of』+『名』》 / 〈U〉〈C〉(植物・薬物などから抽出された)精,エキス《+『of』+『名』》 / 〈U〉香水(perfume) / 〈U〉本質,実在;〈C〉(特に)霊的実在
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/08/21 21:26:50」(JST)
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本質(ほんしつ、希: ουσια (ousia), 羅: substantia / essentia)とは、あるものがそのものであると云いうるために最低限持たなければいけない性質をいう。もしくはそうした性質からなる理念的な実体をいう場合もある。
概要
或る存在を必然的にその存在として規定する内実がその本質である。伝統的には、「それは何であるか」という問いに対する答え(「何性」)として与えられるもの。
それに対して、ものに付け加わったり失われたりして、そのものが、そのものであることには関わらない(必然性のない)付帯的な性質を、偶有(性)という。
一般的には広義の使われ方として、「見せかけ」や「表面上の事柄」に対する概念としての「正体」や「真髄」など「ものの奥底にある表面的でない、中心的な、本当の「性質」の意味で使われる。
対義語は現象。
思想史
中世盛期スコラ学以降は、essentia (本質存在)は実存(現実存在 エクシステンティア exsistentia)の対概念とされてきた。
元来アリストテレスのウーシアは「存在するもの」という語構成を持っている語で、「本当に実在するもの」を意味し、彼にとってはまずもってそれはイデアではなく具体的な個物であった。この形相と質料とからなる個物は、述語として用いられうる普遍者としての「第二実体」に対比された場合、主語としてしか用いられない基体としての「第一実体」と呼ばれる。ここからさらに、その個物の素材である「質料 ヒュレー」ではなく、その「形相 エイドス」こそが、ものの真の実在性を担っているという考えにたったとき、個々のものの本質としては質料と対比された形相のほうが第一の実体であると説かれる。すなわち、彼にとってウーシアという言葉は実体という含意と本質としての形相という含意をともに持っていた。
これがラテン語に翻訳されるとき、substantia と essentia という二つの訳語が行われた。substantia は、ウーシアと同義で用いられていたヒュポスタシス「下に立つもの」(のちにキリスト教神学の文脈ではウーシアとヒュポスタシスは区別されるようになった。この場合の訳語はpersona)の直訳で基質としての実体という観点からの訳語であり、essentia は「あるところのもの」という観点からのウーシアの訳語であった。
アリストテレス的枠組みに立つ限り両者は区別されず訳語の違いにすぎなかったが、中世盛期スコラ学、具体的にはトマス・アクィナス以降、実体 substantia と本質 essentia は区別されるようになった。ただし、このときでも近代哲学とは異なり、本質こそが実在であるという観念論的な枠組みは維持された。存在は、本質として概念的に存在している実体と、本質に現実存在( existentia )がプラスされた、現実的に存在する実体とに区分されたのである。
なお、概念が本質存在する(概念として存在する)ということは、単に文法的・形式的な理由で名目的に表現可能であるというだけではなく、論理的矛盾なく想定可能だということを指す。言語の不備から、曖昧な、あるいは矛盾を孕む概念が観念されることはありうる。しかし、そうした名目的概念は、その名辞に対応する実体を持たないと考えられた。しかし、このことはかならずしもその概念に対応するものが現実存在するということを保障しない。概念から最高存在の現存在を証明する実体論的証明を退けた者にはカントがいる(純粋理性批判)。
このことは可能や不可能など様相を問題にする場面でとくに問題となり、また現代ではハイデッガーや実存主義によって、存在するということがものの本質や属性に含まれないという点から着目された。たしかにデカルトなどにとっては、たとえば神はその完全性のうちに存在を含むものであった。しかし、存在するものとしてしかその本質が考えられない(スピノザ)、というだけでは、やはりそのものは現実存在するとは限らないとの批判がたとえばカントなどからなされている。すなわち、述語として考えたときに「存在する」という述語は、他の述語にはないやや特異な位置を占める。
「神の存在論証」も参照
なおアリストテレスの上述の議論を継承した中世の普遍論争においては、実在するものは個物であるとする立場にたつ唯名論と、普遍(形相)こそが実在である実在論とが対立した。
関連項目
- 本質主義
- 三位一体
- 普遍論争
- 実体
- プロトタイプ理論
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- (変化などを)もたらす。(目的・計画など)果たす、遂げる。実施/施行する
- 関
- act, action, affect, efficacy, impact, impinge, indication, influence, potency, effected
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- 英
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- 関
- 原住民、自然発症、自然発症的、自発性、自発的、性質、当然、ネイチャー、本質、未変性、もっとも、天然、ネイティブ
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- 英
- property、character、propensity、nature、disposition
- 関
- 形質、自然、処分、人格、性格、性向、性状、素質、特質、特性、特徴、ネイチャー、配置、本質、廃棄、文字
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- 関
- character、disposition、essence、native、natural、naturally、propensity、property、spontaneous、spontaneously
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- 関
- nature
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- 英
- essential、intimate、essentially、intrinsically、intimately、inherently、fundamentally
- 関
- 基本的、固有、親密、重要、内因的、必須、必要、本態性、密接、必要不可欠
[★]
- 英
- quality
- 関
- 品質