- 英
- personality
- 同
- パーソナリティ
- 関
- 性格
WordNet
- engrave or inscribe characters on
- good repute; "he is a man of character"
- the inherent complex of attributes that determines a persons moral and ethical actions and reactions; "education has for its object the formation of character"- Herbert Spencer (同)fiber, fibre
- (genetics) an attribute (structural or functional) that is determined by a gene or group of genes
- a person of a specified kind (usually with many eccentricities); "a real character"; "a strange character"; "a friendly eccentric"; "the capable type"; "a mental case" (同)eccentric, type, case
- a written symbol that is used to represent speech; "the Greek alphabet has 24 characters" (同)grapheme, graphic symbol
- a formal recommendation by a former employer to a potential future employer describing the persons qualifications and dependability; "requests for character references are all too often answered evasively" (同)reference, character reference
- an actors portrayal of someone in a play; "she played the part of Desdemona" (同)role, theatrical role, part, persona
- the complex of all the attributes--behavioral, temperamental, emotional and mental--that characterize a unique individual; "their different reactions reflected their very different personalities"; "it is his nature to help others"
- a person of considerable prominence; "she is a Hollywood personality"
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- 〈U〉〈C〉(人の)『性格』,人格 / 〈C〉(物事が持っている)特質,特性 / 〈C〉《まれ》評判,名声 / 〈C〉《修飾語を伴って》(…の)人物;(小説・劇などの)『登場人物』 / 《話》(一般に)人 / 〈U〉《one's(the)~》(…の)資格,地位,身分《+『of』+『名』》 / 〈C〉《話》変わり者 / 〈C〉(意味を表す)文字,記号,字体
- 〈C〉〈U〉(他人と区別する)『個性』,性格 / 〈U〉〈C〉『人格』,人柄,風格 / 〈C〉(特にある方面での)著名人,有名人
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/09/30 15:14:50」(JST)
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人格(じんかく)は、個人の心理面での特性。人柄。または人間の人としての主体。
日本では当初哲学的な概念として輸入され、明治時代に井上哲次郎が英語のPersonality/Person、ドイツ語のPersönlichkeit/Personに相当する漢語として造語したものである。発達心理学、教育学においては、人間の成長の過程において形成されていくものとみなされることが多い。
目次
- 1 哲学における人格概念
- 2 心理学における人格概念
- 3 人格の形成
- 4 人間関係と健康なパーソナリティ
- 5 参考文献
- 6 出典
- 7 関連項目
- 8 外部リンク
哲学における人格概念[編集]
person(英)、Person(独)などは、ラテン語のpersona(ペルソナ)に由来する。その語源には諸説あるが、ギリシア語のπρόσωπον(prosopon:顔やモノの前面、仮面)であるとされることが多い。ラテン語ではさらに「〔演劇や実社会における〕役割」「〔法的主体または対象としての〕人」を意味した。キリスト教においてはテルトゥリアヌスによる神の「三位格・一実体(tres personae – una substantia)」定式において用いられ、ボエティウスにより、ペルソナとは「理性的本性をもつ個別的実体(naturae rationabilis individua substantia)」である、という定義が与えられた。イマヌエル・カントは、人間が持つ道徳法則の主体としての性質を人格性(Persönlichkeit) あるいは人間性 (Menschheit) と表現した。道徳性の主体としての人間は人格(Person)と呼ばれ、物件 (Sache) と明確に区別される。物件には何かのための手段として価値(価格)のみがあるが、人格は手段としてだけでなく同時に目的としても扱われなければならないという形で道徳的な価値を持つ。この思想は定言命法としてカント倫理学の中心的な役割を果たしており、『実践理性批判』『人倫の形而上学』などの著書において展開されている。また『純粋理性批判』においては、人格の同一性に関する心理学的な議論を純粋理性の誤謬推理として批判している。
心理学における人格概念[編集]
心理学において人格という用語は、personalityの訳語として用いられるようになった。しかし、心理学においてはpersonalityという単語には価値的な意味が含まれていないのに対し、「人格者」という言葉にあるように価値が含まれていることが多く、心理学においても用語の用い方に混乱が生じている面がある。日本において「性格」「人格」と使い分けられている言葉であっても,英語ではpersonalityである場合がある。人格を説明する理論として、ジークムント・フロイトの心を自我・超自我・エスに区分する構造モデルと、意識と無意識に分ける局在モデルが教科書的に有名である。超自我は良心に関係するとされる[1]。
人格の形成[編集]
事故や病気等による外的要因を除いて、幼少期における経験や体験が、人間としての人格形成に大きく影響を与えていると思われる。幼児期に親の愛情を受けずに(ネグレクト等)育った子供は、表情(笑顔等)が少なくなったりする傾向がある。また、こういう環境で育った子供は、脳の発達具合にまで違いがみられる。また、幼少期に継続的な虐待(児童虐待)を受けた子供の中には、虐待を受けている自分を別の人物として無意識的に切り離し苦痛から逃れようとする機制のために、自分自身の中に別の人格(正確には人格状態)を形成する場合もみうけられる。この状態が進行することによって起こる疾患が解離性同一性障害、いわゆる多重人格である。
人間関係と健康なパーソナリティ[編集]
パーソナリティの概念規定は様々ありはするが、人間関係の問題にかかわる場面に限定するなら、実際的に活用できる概念規定としては「パーソナリティとは、人間に特徴的な行動と考えとを決定する精神身体的体系の力動的組織」とするゴードン・オルポートの定義であろう[2][3]。そしてさらに「性格、気質、興味、態度、価値観などを含む、個人の統合体である」としておくとよい[4]。
マズローは、自己実現の原動力となる欲求として<生理的欲求・安全欲求・所属および愛情欲求・尊重欲求・自己実現欲求>を挙げた上で、左側の下位の欲求から上位の欲求へと満たしてゆき、最終的に高次の動機(メタモティベーション)に達するとした。つまり、下位の欲求から充足され最終的に最も高次の欲求に至る人が、より健康的なパーソナリティの人だ、としているわけである[5]。
ゴードン・オールポートは健康なパーソナリティの規準として、次の6つを挙げた[6]。
- 1) 自己意識の拡大。自己自身だけに集中的に向けられていた関心が、家族・異性・趣味・政治・宗教・仕事へと広がり、これにどれだけ積極的に参加し、自己をどれだけ拡大してゆくか。いわば、他人の幸福を自分の幸福と同一視できるほど重要視し、拡大視できるか。
- 2) 他人との暖かい人間関係の確立。家族や友人に対して、どれほど深い愛情を伴う親密さと、全ての人の人間的状態に敬意を払い理解するという、共感性を持つことができるか。
- 3) 情緒的安定。欲求不満の状況でもそれを受容するとともに、これをどれほど適切冷静に処理し、安定した精神状態を保つことができるか。
- 4) 現実的知覚、技能および課題。歪曲されない正確な現実認識と、真実性への認知の構えをどれほどもっているか。基本的知的能力だけでは不十分で、むしろ高い知的能力をもちながら、情緒的均衡を欠くために、健康なパーソナリティとなれない人も多数存在する。
- 5) 自己客観化、洞察とユーモア。自分自身とは何か、自分自身が持っているものは何か、他人は自分が何を持っていると思っているのか、といったことを客観的に知り、洞察しているか。この洞察とユーモア感覚は強く関連している[7]。
- 6) 人生を統一する人生哲学。人生をいかに生きてゆくか、という目標への指向性をどれほど明確にもっているか。そして、人生に統一を与えてくれる哲学、すなわち価値への指向をどれだけもっているか。[8]
「人間関係」も参照
参考文献[編集]
- 高橋正臣、秋山俊夫、鶴元春、上野徳美『人間関係の心理と臨床』北大路書房、1995年
出典[編集]
- ^ M.Hewstone etc., Psychology, BPS Blackwell,2005,
- ^ 『人間関係の心理と臨床』p.196
- ^ Allport, G.W. 1937, "Personality ; A psychological interpretation.", NewYork : Holt, Rinehart & Winston
- ^ 『人間関係の心理と臨床』p.196
- ^ 『人間関係の心理と臨床』p.205
- ^ 『人間関係の心理と臨床』p.205
- ^ 洞察とユーモアの評定の相関は0.89という高い値である。(『人間関係の心理と臨床』p.206)
- ^ 「 人生の意味」にも関連記述あり。
関連項目[編集]
- 人間性
- 性格
- 主体
- 日本パーソナリティ心理学会
- ペルソナ (心理学)
- パーソナリティ障害
- 人格主義(哲学)
外部リンク[編集]
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- デジタル大辞泉 - 人格の用語解説 - 1 独立した個人としてのその人の人間性。その人固有の、人間としてのありかた。「相手の―を尊重する」「―を疑われるような行為」 すぐれた人間性。また、人間性がすぐれていること。
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- 80歳の女性。昨夜、不穏状態となったため家族に連れられて来院した。
- 現病歴 : 7年前ころから物忘れが出現した。最近は食事をしたことを忘れ、自分の部屋が分からなくなることもあった。置き場所を忘れ、「盗まれた」と言うようになった。昨日、自宅の台所で転倒した。痛みのため1日中臥床していたが、夜間、「変なところに連れてこられ自転車に乗せられている。落ちそうで怖い」と大声で叫ぴ、ベッド柵にしがみつくといった言動がみられた。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 身長150cm、体重47㎏。体温36.8℃。脈拍84/分、整。血圧116/84mmHg。表情はにこやかである。話し方は穏やかだが多弁である。何の目的で来院したのかは理解できていない。昨夜の言動についても覚えていない。それ以外には神経学的な異常を認めない。
- 検査所見 : 尿、血液および血清生化学所見に特記すべきことはない。頭部単純CTでびまん性に脳萎縮を認める。
[正答]
※国試ナビ4※ [099I005]←[国試_099]→[099I007]
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- 関
- attribute、attribution、characteristic、disposition、distinction、feature、hallmark、nature、particular、peculiarity、personality、profile、propensity、property、salience、trait
[★]
- 英
- characteristic、property、feature、character、hallmark、particular、distinction、salience
- 関
- 区別、形質、証明、人格、性格、性質、性状、注目、特質、特色、特性、特徴的、特有、独特、特徴ある、特定、特別、差異、特集、文字
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- 英
-
- 関
- 形質、人格、性格、性質、性状、側面、特質、特徴、特徴的、特有、独特、プロフィール、輪郭、特徴ある、プロファイル、文字
[★]
- 英
- property、character、propensity、nature、disposition
- 関
- 形質、自然、処分、人格、性格、性向、性状、素質、特質、特性、特徴、ネイチャー、配置、本質、廃棄、文字
[★]
- 英
- property、attribute、character、attribution
- 関
- 起因、帰する、形質、人格、性格、性質、特質、特性、特徴、属性、文字
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- 英
- avoidant personality disorder
- 関
- 人格障害、自己愛性人格障害、回避性人格障害
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- 英
- dissociation of personality
- 同
- 人格分離
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- 英
- personality inventory
- 関
- 性格検査
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- 関
- ロールシャッハテスト
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ミネソタ多面人格目録