UpToDate Contents
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- 1. 血清ビリルビン定量の臨床的側面clinical aspects of serum bilirubin determination [show details]
…patients with conjugated hyperbilirubinemia develop bilirubinuria. However, some patients with conjugated hyperbilirubinemia do not exhibit bilirubinuria during the recovery phase of their disease because …
- 2. ビリルビン代謝bilirubin metabolism [show details]
- 3. 黄疸または無症候性高ビリルビン血症の分類および原因classification and causes of jaundice or asymptomatic hyperbilirubinemia [show details]
- 4. 成人のA型肝炎:疫学、臨床症状、診断hepatitis a virus infection in adults epidemiology clinical manifestations and diagnosis [show details]
…vomiting, anorexia, fever, malaise, and abdominal pain . Within a few days to a week, dark urine (bilirubinuria) appears; pale stools (lacking bilirubin pigment) may also be observed. These are followed by…
- 5. 成人スティル病の臨床症状および診断clinical manifestations and diagnosis of adult stills disease [show details]
Japanese Journal
- 免疫チェックポイント阻害剤投与後に褐色尿を認めた一症例
- 山口 高明,星 雅人,長嶌 和子,櫻井 昌代,水野 元貴,仲本 賢太郎,藤田 孝,石川 隆志
- 医学検査 68(2), 388-394, 2019
- <p>肉眼的に褐色尿を呈した患者検体を,メラニン尿と同定した症例を報告する。通常,褐色尿の場合には血尿,ビリルビン尿,ウロビリン尿を疑うが,本症例では,尿潜血反応(±)であること,イクトテストの結果が陰性であることから上記の可能性は否定された。臨床診断よりメラニン尿の可能性を考え,Thormählen反応を実施したところ陽性であり,さらに,高速液体クロマトグラフィーによりメラニンマーカ …
- NAID 130007637289
- Dr.上田剛士のエビデンス実践レクチャー! I LOVE Urinalysis : シンプルだけどディープな尿検査の世界(第13回)尿ビリルビン・尿ウロビリノーゲン
- 上田 剛士
- 総合診療 = Journal of generalist medicine : ジェネラルに診ることが求められる時代の臨床誌 28(4), 572-575, 2018-04
- NAID 40021518793
- 大野 明美,永野 勝稔,山方 純子,野口 昌代,柴田 綾子,菊池 春人,村田 満
- 医学検査 64(5), 534-540, 2015
- … 尿ビリルビンの測定法として,酸化法を測定原理とするRosin法,Harrison法,Watson-Howkinson法があるが,我々はこれらの方法とHarrison法,Watson-Howkinson法をアレンジした方法について確認検査としてどれが最も適切かの検討を行った。 … W法-Cはコスト面でも安価であり,日常検査における尿ビリルビン確認試験として十分使用可能であると考えられた。 …
- NAID 130005109633
Related Links
- 尿ビリルビン、ウロビリノーゲンを調べると何がわかるのか?健康な人の場合は、ビリルビンが尿中に出ることはありませんが、肝臓や胆道の病気になると尿中に排出されます。特に、急性肝炎では黄疸が出る前から尿ビリルビンは陽性を
- 尿ビリルビンとは、赤血球中のヘモグロビンが壊れてできる色素ビリルビンが尿中に出現したもの。ビリルビンのことを胆汁色素とも呼び、胆汁や便の色はビリルビンの色。尿ウロビリノゲンとは、ビリルビンが腸で細菌によって分解されてできたウロビリノゲンが尿中に出現したもの。
- 尿ビリルビンとは? ウロビリノーゲン同様に、 赤血球中のヘモグロビンが代謝されてできる物質 です。 ビリルビンは肝臓で処理され、間接ビリルビンから直接ビリルビンとなり、胆道から胆汁として腸管に排泄されます。 ですので、正常ですと尿からビリルビンは検出されないのです。
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- urobilinogen
- 同
- ウロビリノーゲン
- 関
- エールリッヒアルデヒド試験
ビリルビン→ウロビリノゲン→ウロビリン
ビリルビンの運命
- HBC.290
- 1. ビリルビン(非極性の分子なので)は肝臓でグルクロン酸抱合される(結局、2分子のグルクロン酸と反応)。 酵素:glucuronosyltransferase, ERに局在, 基質はUDP-glucuronic acid. 別名: bilirubin-UGT。
- 2. 抱合されたビリルビンは能動輸送によって胆汁に排泄される;この部分が胆汁代謝のrate limiting。MRP-2(multidrug resistance like protein 2),別名:multispecific organic anion transporter(MOAT)が輸送に関わる。これらの輸送体はbile canalicular membrane上に存在する
- 3. 排泄された抱合型ビリルビンは腸内細菌が産生するβ-glucuronidaseにより非抱合化ビリルビンになる。
- 4. 非抱合型ビリルビンは腸内細菌によって還元され(8分子のプロトン付加)、ウロビリノゲンが産生される。
- 5. 回腸末端もしくは大腸でウロビリノゲンは吸収され、血行性に肝臓に輸送され、再び胆汁中に排泄される(腸肝循環)。
- 6-1. 血中のウロビリノゲンは腎臓で尿中に排泄される。腎臓で(おそらく一部の)ウロビリノゲンは酸化され(2分子のプロトン喪失)黄褐色のウロビリンに変換される
- 6-2. 終末回腸や大腸の細菌はウロビリノゲンを酸化してウロビリンとなり、尿中に排泄される。
きちゃないトリビア
- 排泄された糞便の色が経時的に茶褐色に変化していくのは、ウロビリノゲンが酸化されてウロビリンに変化するためである。(HBC.290)
ビリルビンの排泄の変化と疾患
胆汁酵素と黄疸
- HBC.292
|
血清ビリルビン
|
尿ウロビリノゲン
|
尿ビリルビン
|
糞ウロビリノゲン
|
正常
|
D-Bil: 0.1-0.4 mg/dL I-Bil: 0.2-0.7
|
0-4 mg/24h
|
ー
|
40-280mg/24h
|
溶血性貧血
|
↑I-Bil
|
↑
|
ー
|
↑
|
肝炎
|
↑I-Bil, D-Bil
|
閉塞ありなら↓
|
閉塞ありなら有り
|
↓
|
閉塞性黄疸
|
↑D-Bil
|
ー
|
有り
|
ー
|
[★]
- 英
- bilirubin test of serum and urine, serum urine bilirubin tests
[★]
- 英
- bilirubin
- 同
- ヘマトイジン、類血素 hematoidin
- 関
- 黄疸
血清ビリルビンの由来
- 70-80%が網内系での老廃赤血球の破壊に由来、20-30%が骨髄での無効増血と肝臓での代謝回転の早いヘム由来のシャントビリルビンに由来。
- 70-75%が脾臓、肝臓などで老化赤血球に由来、10-20%が骨髄の無構造血、約10%が肝臓などのヘム蛋白に由来。1日に250-300mg生成される。
- 細網系由来:ヘモグロビンは細胞内秘計でヘムとグロビンに分解され、ヘムはヘムオキシゲナーゼにより開裂切断を受けてビリベル人となり、さらにビリベル人還元酵素の作用を受けて遊離型ビリルビンになる。遊離型ビリルビンは水溶性が低いため血中で血清アルブミンと結合して存在し、肝臓に運ばれてミクロソーム内のUDP-グルクロニダーゼにより、グルクロン酸抱合されて抱合型ビリルビンとなる。抱合型ビリルビンの大部分は胆道系を経て胆汁に排泄され、一部は血液中に漏れだし、尿中に排泄される。胆汁中の縫合ビリルビンは腸内に排泄され腸内細菌により還元されウロビリノゲン隣、大部分は便中に排泄される。一部のウロビリノゲンは小腸で再吸収されて血液中に移行し、大部分は肝臓で処理され胆汁に移行(腸肝循環)するが、一部は尿中に排泄される(LAB.563)。
基準値
血清ビリルビン
- 単位:1 μmol/L = 0.058 mg/dl
(流れが分かる臨床検査マニュアル上 p.13)
HIM.A-4
- total bilirubin: 5.1-22μmolL, 0.3-1.3 mg/dl
- direct bilirubin: 1.7-6.8μmolL, 0.1-0.4 mg/dl
- indirect bilirubin: 3.4-15.2μmolL, 0.2-0.9 mg/dl
ビリルビンの吸収波長
- ■~■
臨床関連
[★]
- 英
- urine
- ラ
- urina
- 関
- 尿浸透圧、尿量
臨床関連
尿中への代謝物質の異常排出
尿の色
- 決定する要素:ウロビリノゲン、ヘモグロビン、ミオグロビンなど
[★]
- 英
- bottle
- 関
- ビンづめ