- 英
- coccygeus muscle (M,N,K)
- ラ
- musculus coccygeus
- 関
- 骨盤隔膜、肛門挙筋
- 肛門挙筋の後方にある薄い筋。坐骨棘から起こり、内方に扇状に広がって尾骨につく(KL.464)
起始
停止
神経
機能
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/08/27 19:21:55」(JST)
[Wiki ja表示]
尾骨筋 |
分類 |
|
部位 |
|
ラテン名 |
musculus coccygeus |
英名 |
Coccygeus muscle |
尾骨筋(びこつきん)は、腹部の筋肉のうち仙骨下部と尾骨外側縁との間に存在するものである。仙骨尖を起始とし、尾骨に付着する[1]。
尾骨と仙骨の間の動きは人間に於いてほとんど退化しており、有効な作用はない。仙棘靭帯と一帯となっており、深会陰横筋、尿道括約筋、肛門挙筋とあわせて骨盤底筋と呼ばれる[1]。
目次
- 1 脚注
- 2 参考文献
- 3 関連項目
- 4 外部リンク
|
脚注
- ^ a b 南山堂医学大辞典 第12版 ISBN 978-4525010294
参考文献
この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
関連項目
外部リンク
この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 小角 卓也,米倉 竹夫,黒田 征加 [他],山内 勝治,井原 欣幸,太田 善夫
- 日本小児外科学会雑誌 47(1), 85-89, 2011-02-20
- … 剤のたまりを認めた.MRI検査では,肛門背側から仙骨前面に造影剤と一致する1.2cm大の球形の嚢胞性病変を認めた.また,仙骨奇形・泌尿器の奇形等は認められなかった.手術はposterior sagittal anorectoplastyを応用し,肛門挙筋(恥骨直腸筋・恥骨尾骨筋)を切離することなく,直腸と共有している直腸筋層を含め完全に摘出した.病理検査で肛門管重複症と診断した.術前に認められていた便秘も解消し,術後約1年再発等は認めていない. …
- NAID 110008506463
- 性器脱レベルIの骨盤再建手術における腸骨尾骨筋膜固定術(Inmon法)併用の有用性の検討(第85群 性器の病理1)
- 荻田 和秀,松尾 高司,古山 将康,香山 晋輔,井阪 茂之,下屋 浩一郎,村田 雄二
- 日本産科婦人科學會雜誌 55(2), 336, 2003-02-01
- NAID 110002098972
- <原著>ラット肛門尾骨筋の高濃度 K^+ およびフェニレフリン収縮に対する各種選択的ホスホジエステラーゼ阻害剤の影響
- 金田 剛治,平野 基輝,清水 一政 [他],浦川 紀元,中條 眞二郎
- 日本獣医畜産大学研究報告 51, 1-10, 2002-12-01
- … ラット肛門尾骨筋の高濃度 K^+ およびフェニレフリン(PE)による収縮に対する各種選択的ホスホジエステラーゼ(PDE)阻害剤および環状ヌクレオチド関連薬の影響を検討した。 … 選択的 PDE 阻害剤のミルリノン, Ro20-1724,ザプリナストおよび IBMX は濃度に依存して, ラット肛門尾骨筋の高濃度 K^+ および PE による収縮をいずれも抑制した。 …
- NAID 110000207908
Related Links
- 尾骨筋(びこつきん)は、腹部の筋肉のうち仙骨と尾骨との間に存在するものである。 仙骨尖を起始とし、尾骨に付着する。 尾骨と仙骨の間の動きは人間に於いてほとんど 退化しており、有効な作用はない。 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- sacral plexus
- ラ
- plexus sacralis
- 関
- 腰神経叢、腰仙骨神経幹
仙骨神経叢
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- ischial spine, ischiadic spine
- ラ
- spina ischiadica, ossis ischii
- 関
- 尾骨筋、梨状筋、大坐骨孔、仙棘靭帯、仙結節靭帯、寛骨
付着する筋・靭帯
臨床関連
- 産科:分娩の進行を見るために用いる。児頭の固定(-2~-1)から児頭の嵌入(0~+3)に至まで(~第2回旋の進行中。濶部)は触れることができるが、坐骨棘を触れなくなるころにはSP +3~+4となり児頭最大通過面は濶部から峡部にある。SP+4では坐骨棘が触れなくなり、児頭最大通過面は峡部に達し、矢状縫合は骨盤前後径に一致し、第2回旋は終了する。(G10M.214)
[★]
- 英
- internal pudendal artery (Z)
- ラ
- arteria pudenda interna
- 図:N.378(後面), 382(女性、側面), 383(男性、側面), 384(女性、下面), 385(男性、下面)
起始
走行
分布
枝
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- pelvic diaphragm (M,K)
- ラ
- diaphragma pelvis
- 図:KH.259
- 骨盤下口を塞ぐ。主として肛門挙筋、尾骨筋、およびこれらを覆う筋膜からなる (K.40 KH.260)
- 骨盤底の最内層で骨盤底筋と共に骨盤内臓器の支持組織(QB-Q.207)
[★]
- 英
- pubococcygeus (M,K)
テンプレート:category 肛門挙筋
[★]
- 英
- iliococcygeus (M,K)
テンプレート:category 肛門挙筋
[★]
- 英
- coccyx
- ラ
- os coccygis
- 同
- 尾てい骨
- 関
- 仙骨