- 英
- coxal bone, hip bone
- 同
- 無名骨 innominate bone
- ラ
- os coxae
- 関
- [[]]
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/11/08 17:05:14」(JST)
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骨: 骨盤 |
女性の骨盤
男性の骨盤
|
名称 |
日本語 |
骨盤 |
英語 |
pelvis |
画像 |
アナトモグラフィー |
三次元CG |
関連情報 |
MeSH |
Pelvis |
グレイの解剖学 |
書籍中の説明(英語) |
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骨盤(こつばん、pelvis)は大腿骨と脊柱の間で体を支える、強固に一体化した一群の骨の解剖学的名称である。
目次
- 1 構造
- 2 臨床的意義
- 2.1 性差
- 2.2 骨髄移植
- 2.3 骨盤骨折
- 2.4 骨盤開閉
- 3 ギャラリー
- 4 参考文献
- 5 関連項目
- 6 外部リンク
構造[編集]
骨盤
1. 仙骨 2. 腸骨 3. 坐骨 4. 恥骨 5. 恥骨結合 6. 寛骨臼 7. 閉鎖孔 8. 尾骨 赤線は骨盤縁(分界線)
骨盤は、左右1対の寛骨、仙骨、尾骨で構成される。これらの骨はいずれも成長とともに癒合するため個数が変わる。
- 寛骨 : 腸骨、坐骨、恥骨が17歳頃に一体化して1個の寛骨となる。
- 仙骨 : 5個の仙椎が癒合して1個の仙骨となる。
- 尾骨 : 3-6個の尾椎が部分的にあるいは全面的に癒合して尾骨となる。数は不定である(個々人で異なる)
骨接続[編集]
- 仙骨は脊柱の下端の骨ではない。下端は尾骨である。
- 坐骨・腸骨・恥骨の結合部が大腿骨との関節になっている。肩関節と同じく球関節で自由度は2である。
臓器接続[編集]
骨盤で囲まれる空間には膀胱・子宮・直腸などがあり、それらを固定する後腹膜が腹腔の下端をカップ状に密閉していてダグラス窩と呼ばれる。腹腔内出血や腹水貯留時などには著明に液体貯留を来す部位であり、超音波エコー検査や穿刺の対象となる。
臨床的意義[編集]
性差[編集]
骨盤は法医学において、頭蓋骨と並んで最も男女差の著明な骨であるため、骨盤が残っていれば性別の鑑定が簡便である。
- 骨盤の中央の孔は男性では三角形に近く、女性では丸い。出産の際に胎児が通るためである。
骨髄移植[編集]
腸骨・坐骨の骨髄は、頭蓋骨のそれとともに、成人においても造血を行う。骨髄移植の際はこれらの骨から骨髄液を採取する。
骨盤骨折[編集]
総腸骨動脈・内腸骨動脈の近傍での骨折はそれらの動脈を傷つけ、致死的な腹腔内出血を起こす。交通事故や転落事故においては、頸椎損傷・胸部外傷に次いで重篤な事態であり、それらに次ぐ優先度で骨盤の動揺・圧痛の有無を確認し、骨盤固定処置を行わなければならない。
「JPTEC」を参照
骨盤開閉[編集]
女性では恥骨結合が、初潮の1年以上前までは男性と同じく閉じているが、初潮の1年前後から出産時に胎児を通すため開き始める。若年出産またはそれを経験した経産婦では安産になりやすいのはそのためである。また半関節の仙腸関節について、カイロプラクティックでは可動であり可動性亢進関節になることがあるとしている。
ギャラリー[編集]
参考文献[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
UpToDate Contents
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- 1. 腎移植後の副甲状腺とミネラル代謝 parathyroid and mineral metabolism after renal transplantation
Japanese Journal
- 臼蓋形成不全股に対する寛骨臼回転骨切り術後応力の経時的変化--CT Osteoabsorptiometry法を用いて
- 寛骨臼骨折に対し中空海綿骨螺子を下前腸骨棘から刺入する内固定術の経験
Related Links
- 骨盤は、左右1対の寛骨、仙骨、尾骨で構成される。これらの骨はいずれも成長とともに 癒合するため個数が変わる。 寛骨 : 腸骨、坐骨、恥骨が17歳頃に一体化して1個の寛骨 となる。 仙骨 : 5個の仙椎が癒合して1個の仙骨となる。 尾骨 : 3-6個の尾椎が部分 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- ischial spine, ischiadic spine
- ラ
- spina ischiadica, ossis ischii
- 関
- 尾骨筋、梨状筋、大坐骨孔、仙棘靭帯、仙結節靭帯、寛骨
付着する筋・靭帯
臨床関連
- 産科:分娩の進行を見るために用いる。児頭の固定(-2~-1)から児頭の嵌入(0~+3)に至まで(~第2回旋の進行中。濶部)は触れることができるが、坐骨棘を触れなくなるころにはSP +3~+4となり児頭最大通過面は濶部から峡部にある。SP+4では坐骨棘が触れなくなり、児頭最大通過面は峡部に達し、矢状縫合は骨盤前後径に一致し、第2回旋は終了する。(G10M.214)
[★]
- 英
- ischial tuberosity, tuber of ischium
- ラ
- tuber ischiadicum
- 関
- 坐骨、寛骨
- 図:N.340 N.473(筋の付着)
- 英語のイメージと日本語とが一致しない気がする
付着する筋
- 大内転筋 ←恥骨下枝にもつく
- 半腱様筋
- 大腿二頭筋長頭
- 半膜様筋
- 大腿方形筋
- 下双子筋 ←内側寄り。小坐骨切痕寄り
[★]
- 英
- obturator foramen
- ラ
- foramen obturatum
- 関
- 寛骨
通過する構造物
臨床関連
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- vascular lacuna, lacuna of vessels
- ラ
- lacuna vasorum
- 関
- 筋裂孔
構造物
- ↓名称の記載はない
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- pubic tubercle
- ラ
- tuberculum pubicum
- 関
- 寛骨
- 恥骨稜の外側端の丸くなった結節。
- 恥骨結合の前外側にある小さな高まり (KL.142)
- 恥骨筋の起始
靭帯の付着
[★]
- 英
- cotyle
- ラ
- acetabulum
- 同
- 股臼 cotyloid cavity
- 関
- 寛骨臼窩、寛骨臼縁、月状面、寛骨
- 寛骨が解剖学的姿勢にあるとき、寛骨臼は下外側かつやや前向きである (M.293,294)
[★]
- 英
- acetabular lip
- ラ
- labrum acetabulare
[★]
- 英
- bone
- ラ
- os
- 関
- 骨格