労作性狭心症
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Japanese Journal
- ステント留置後の複雑分岐部病変に対してDual Wire PTCA Dilatation Catheter(Safecut<sup>TM</sup>) が有効であった1例
- 労作時胸部圧迫感を訴え, 労作時狭心症として加療されていたARVDの1例 : 日本循環器学会第72回九州地方会
- 41)労作時狭心症の病態 : 運動負荷中発作時冠動脈造影による検討 : 日本循環器学会第60回近畿地方会
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- antianginal agents, antianginal drug
- 関
- 狭心症
種類
硝酸薬
- 冠血管スパズム緩解→酸素供給↑
- 末梢血管拡張→心筋仕事量↓→心筋酸素需要↓
特徴
- 小動脈より静脈を拡張させる → 前負荷の減少
- 冠血管では、細い動脈より太い動脈を弛緩させる
β遮断薬
- 冠血管スパズム緩解→酸素供給↑ (SPC.226)
- 心筋抑制→心筋仕事量↓→心筋酸素需要↓
作用機序
- 電位依存性型Ca2+チャネルのαサブユニットに作用
その他の冠血管拡張薬
抗狭心症薬の使い分け
[★]
- ラ
- angina pectoris AP
- 関
- [[]]
定義
- 冠動脈血量が不十分で、心筋の酸素需要に対して十分な酸素を供給できていないときに生じる胸痛発作 (SPC.226)
疫学
- http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/05syoubyo/suiihyo24.html
病態
- 血管が75%以上狭窄すると症状が出現してくるらしい。(参考1)
- 負荷時の冠血流量は狭窄率が70%を越えると著明に低下する。安静時の肝血流は狭窄率が90%を越えると著明に低下する。(PHD.148)
症状
- 胸痛(絞扼感、圧迫感)が数分持続。30分以上続く場合は心筋梗塞の疑い
- 前胸部を締め付ける様な痛み。痛みの局在性は悪く、左肩、左内腕、顎、背部に放散する。背部痛や上腹部痛もありうる。
- 糖尿病患者、高齢者(感覚低下あるいは認知症などによる)、精神病患者
分類
誘因
経過
発生機序
診断
問診
- S: sudden onset : 突然発症
- A: anterior chest pain: 前胸部痛
- V: vagus pain : 不快な前胸部圧迫感
- E: effort participation : 労作により誘発
- N: nitroglycerin effective : ニトログリセリンが有効
- S: short duration : 短時間発作
参考
- http://www.agu-web.jp/~seminar/archives/2009/05/images/1256258430.pdf
[★]
- 英
- exertion、exertional
- 関
- 努力、労作性、発揮、労作型
[★]
- 英
- sis, pathy
[★]
- 英
- exercise-induced、on exercise
- 関
- 運動時、運動誘発性