- 英
- mastitis
- 関
WordNet
- inflammation of a breast (or udder)
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- 乳房炎,乳腺炎
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/07 01:30:55」(JST)
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乳腺炎(英: mastitis)とは乳腺実質(霊長類の胸部、他の哺乳類の乳房(Udder))の炎症。泌乳動物では産褥性乳腺炎、それ以外の動物では非産褥性乳腺炎と呼ばれる。乳腺炎は雄でも発生するが極めて稀である。炎症性乳癌と乳腺炎の症状は非常に似ており鑑別が必要である。
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Japanese Journal
- 症例 妊娠中に発症した肉芽腫性乳腺炎に伴った結節性紅斑の1例
- 黒木 りえ,樋口 睦美,山口 美奈 [他]
- 西日本皮膚科 = The Nishinihon journal of dermatology : 日本皮膚科学会西部支部機関誌 76(6), 540-545, 2014-12
- NAID 40020298185
- 乳腺炎および前回の分娩経過がトラウマになった母親に対する看護
- 症例報告 結節性紅斑を合併した肉芽腫性乳腺炎の1例
- 梅本 淳一,大澤 研子,竹上 智浩 [他]
- 臨床皮膚科 = Japanese journal of clinical dermatology 68(11), 863-868, 2014-10
- NAID 40020218209
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- ○乳腺炎になった時. 「乳腺炎(にゅうせんえん)」と言っても、表れる症状は人それぞれ、 さまざまで、 元々あった小さなしこりが、どんどん大きくなって、熱を持って、真っ赤に なり、乳腺炎となる場合や、 なんの前触れもなく、ある日突然大きなしこりが出来て、 ...
- 乳腺炎の対処法・おっぱいの痛み~. 吸わせるとおっぱいがチクチク痛むという程度なら おっぱいの軽い詰まりである可能性が高いです。この程度であればしこり・白斑・ おっぱいが詰まりかけた時のケアのページを参考に乳管開通のマッサージをしたり、 赤ちゃん ...
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★リンクテーブル★
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- 74歳の女性。左乳房のしこりを主訴に来院した。30年前に左乳房にゴルフボール大のしこりがあるのに気付いていたが、大きさに変化がないためそのままにしていた。先日、入浴時にしこりの増大に気付き心配になり受診した。乳房に色調の変化やひきつれを認めない。表面平滑で弾性硬、可動性良好な径3cmの腫瘤を触知する。腋窩リンパ節を触知しない。左乳房のマンモグラム(別冊No. 24A)と胸部CT(別冊No. 24B)とを別に示す。
- 考えられる診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112D048]←[国試_112]→[112D050]
[★]
- 20歳の女性。昨日、第1子を分娩し入院中である。搾乳した母乳が白色ではなく、淡黄色であることを心配している。妊娠40週3日、2,800gの女児を正常経腟分娩した。家族歴と既往歴とに特記すべきことはない。発熱はない。乳房に発赤や圧痛はない。明らかな腫瘤を触知しない。
- 説明として適切なのはどれか。
- a 「乳癌の検査が必要です」
- b 「人工乳で育てた方が良いです」
- c 「細菌培養検査で乳腺炎の確認をします」
- d 「出産後数日の母乳は淡黄色なのが普通です」
- e 「うつ乳の可能性があるので乳房マッサージが必要です」
[正答]
※国試ナビ4※ [110E051]←[国試_110]→[110E053]
[★]
- 50歳の女性。右乳房のしこりを主訴に来院した。2年前から右乳房の2cm大の腫瘤に気付いていたが、あまり変化がないため医療機関を受診していなかった。4か月前から増大し痛みを伴ってきたため心配になり受診した。右乳房腫瘤は長径17cmで、弾性軟、胸壁への固定を認めない。皮膚には発赤や腫瘤の浸潤を認めない。腋窩リンパ節を触知しない。胸部CT(別冊No. 25)を別に示す。
- 最も可能性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113D057]←[国試_113]→[113D059]
[★]
- 45歳の女性。左乳頭・乳輪部の変化を主訴に来院した。 6か月前から乳頭・乳輪部の変化に気付いていた。市販の副腎皮質ステロイド外用薬は無効であった。未経妊であり、授乳歴はない。身長156cm、体重47kg。発熱はなく、局所の痛みと痒みとを認めない。乳房に腫瘤を触知しない。左乳房の写真(別冊No. 8)を別に示す。
- 診断として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D026]←[国試_106]→[106D028]
[★]
- 49歳の女性。1週前からの右乳房乳頭からの分泌を主訴に来院した。右乳房に腫瘤は触知しないが、圧迫すると乳頭から血性の分泌液を認める。マンモグラムで異常を認めない。超音波検査で拡張した乳管像を認める。
[正答]
※国試ナビ4※ [103A045]←[国試_103]→[103A047]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [109C031]←[国試_109]→[109D002]
[★]
- 乳房エックス線単純撮影で微細粒状石灰化像がみられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096G100]←[国試_096]→[096G102]
[★]
- 英
- mammary duct ectasia, duct ectasia
- 関
- 乳腺炎。乳房のしこり
- 乳房にしこりとして感じられる。
- 腫瘍様病変:乳癌との鑑別が必要
- 乳房の間質が線維化 → 乳管の狭窄・閉塞 → 末梢で分泌物が貯留 → 乳管の拡張(乳管分泌物の濃縮したもの、脱落した細胞成分) → 乳管の破綻 → 乳腺炎 → 硬結形成
疫学
- uncommon condition
- 40-50代で子供を産んだ女性でみられる。 → may be a reaction to stagnant colostrum
病理
- 分泌物うっ滞、乳管拡張、乳管内円形拡張浸潤
- marked dilatation of large ducts with fibrosis and chronic inflammation (Q book p. 256)
- (BPT.742)
- Usually the inflammatory changes are confined to an area drained by one or several of the major excretory ducts of the nipple. There is increased firmness of the tissue, and on cross-section dilated ropelike ducts are apparent from which thick, cheesy secretions can be extruded.
- 乳管には分泌物、剥離した細胞のほかに白血球、脂肪を蓄積したマクロファージが認められる。
- 乳管上皮は破壊されている。
- (本疾患に特徴的なのは)リンパ球や形質細胞が浸潤しており、時に周囲の間質に肉芽腫を認めることである。
USMLE
[★]
- 英
- chronic mastitis
- 関
- 乳腺炎
[★]
- 英
- congestive mastitis
- 関
- 乳腺炎、うつ乳
[★]
- 英
- neonatal infective mastitis
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- 英
- mammmary gland (KH)
- ラ
- glandula mammaria
- 関
- 乳房
臨床関連
- 乳腺疾患
- 炎症性疾患
- 乳性乳腺炎
- 急性化膿性乳腺炎
- 慢性乳腺炎
- 乳腺脂肪壊死
- モンドール病
- 乳腺症
- 腫瘍性疾患
- 良性腫瘍
- 乳腺線維腺腫
- 乳管内乳頭腫
- 葉状腫瘍
- 悪性腫瘍
- 乳癌
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- 関
- 炎光、炎症
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- 英
- adenitis
- 関
- リンパ節炎