- 英
- interstitial cystitis
- ラ
- cystitis interstitialis
- 関
- 膀胱炎
- 原因不明の膀胱萎縮。
- 昼間に5回以上、夜間に2回以上の頻尿により切迫排尿を来す。(SURO.201)
- 400ml以下の膀胱容量で排尿筋の緊張や悪性腫瘍、結核、精神科疾患が否定された症例。(SURO.201)
- 服用:非ステロイド型抗炎症薬、ステロイド、抗ヒスタミン薬、免疫抑制薬、三環系抗うつ薬
- 膀注:ヘパリン、clorpactin WCS-90、DMSO、硝酸銀
- 内視鏡手術(水圧拡張術、経尿道的手術)、観血的手術(膀胱剥離術、supratrigonal cystectomy、尿路変向術)
参考
- http://rockymuku.sakura.ne.jp/hinyoukika/OABtoIC.pdf
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/04/08 19:10:49」(JST)
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間質性膀胱炎(かんしつせいぼうこうえん)は、血行障害や自己免疫障害による、膀胱機能障害の病気である。
目次
- 1 診断基準
- 2 治療
- 3 検査
- 4 関連項目
- 5 外部リンク
診断基準
必須項目
- 点状出血またはハンナー潰瘍の存在
- 膀胱部痛または尿意切迫時に伴う痛み
除外項目
- 膀胱容量350ml以上
- 膀胱容量が150mlに達するまでに尿意がないもの
- 不安定膀胱
- 症状が9ヶ月未満
- 夜間頻尿の欠如
- 抗生剤、抗コリン剤、消炎鎮痛剤にて症状が消失するもの
- 排尿回数が8回未満(1日)
- 3ヶ月以内に細菌性膀胱炎または細菌性前立腺炎に罹患
- 下部尿路結石
- 活動性の性器ヘルペス
- 子宮、子宮頚部、膣、尿道の悪性腫瘍
- 尿道憩室
- 薬剤性膀胱炎
- 結核性膀胱炎
- 放射線性膀胱炎
- 膀胱腫瘍
- 膣炎
- 年齢が18歳未満
治療
水圧拡張法
萎縮した膀胱を水圧で拡張する方法です。麻酔をして行います。治療の中心であり、診断にも有用です。
電気刺激療法
経皮的電気神経刺激(TENS)は、皮膚を通して低電流で刺激を与え、膀胱への神経を刺激するものです。 経皮電気的神経刺激は、膀胱への血流の増加、膀胱をコントロールする下腹部の筋肉の強化、そして痛みをブロックする物質の放出を誘発するなどのことにより症状を緩和します。
検査
細かい診断基準から間質性膀胱炎を確定診断するため、下記の検査が必要になる。
- 尿検査
- エコー検査
- 尿流量測定ウロフロメトリー検査
- 排尿日記検査
- 水圧膀胱鏡検査
関連項目
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外部リンク
- 日本間質性膀胱炎研究会
- 日本間質性膀胱炎患者情報交換センター
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 間質性膀胱炎に対する鍼治療 (特集 尿トラブルへの鍼灸治療)
- 北小路 博司
- 医道の日本 = The Japanese journal of acupuncture & manual therapies 73(2), 97-103, 2014-02
- NAID 40019970391
- 間質性膀胱炎の病因と治療 (特集 高齢社会における下部尿路障害)
- 九州地方における間質性膀胱炎の実態調査 : 第16回九州泌尿器科共同研究
- 速見 浩士,中川 昌之,榎田 英樹 [他]
- 西日本泌尿器科 = The Nishinihon journal of urology 75(10), 522-531, 2013-10
- NAID 40019830438
- 高橋 久弥,山本 恭代,小居 浩之 [他]
- 西日本泌尿器科 = The Nishinihon journal of urology 75(8), 413-417, 2013-08
- NAID 40019789812
Related Links
- 間質性ぼうこう炎患者の会:ともの樹http://www.tomonoki.org/. 患者さん同士の情報 交換の場や、病院紹介や、国・厚生労働省に対する要請書の提出、マスコミに対して 啓発し病気に対して広く世間の理解を得ることなどを目標として活動されています。一人 で ...
- 間質性膀胱炎とは、原因不明の炎症が膀胱に起こり、頻尿、残尿、膀胱痛、下腹部痛 などの症状が現れる病気です。年齢的には40歳以上が多く、女性に多い病気です。 症状がひどくても検査ではほとんど異常がみられないことが特徴です。
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★リンクテーブル★
[★]
- 46歳の女性。多尿を主訴に来院した。半年くらい前からトイレが近いことを徐々に自覚するようになった。最近になり就寝後にも2回程度トイレに行くようになったため受診した。排尿後は夜間であっても大量の水を飲んでしまうという。他に腹痛などの自覚症状はない。2年前から肝疾患で内服治療中である。身長 156cm、体重 54kg。脈拍 68/分、整。血圧 144/92mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢に異常を認めない。尿所見:比重 1.004、蛋白(-)、糖(-)、ケトン体(-)。血液所見:赤血球 421万、Hb 13.2g/dL、Ht 40%。血液生化学所見:アルブミン 4.2g/dL、AST 38U/L、ALT 42U/L、血糖 124mg/dL、HbA1c 6.2%(基準 4.6~6.2)、Na 143mEq/L、K 2.7mEq/L、Cl 102mEq/L、Ca 10.0mg/dL、P 3.2mg/dL。
- 多尿の原因として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111B040]←[国試_111]→[111B042]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [106B023]←[国試_106]→[106B025]
[★]
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [097H041]←[国試_097]→[097H043]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [107I036]←[国試_107]→[107I038]
[★]
- 英
- urinary bladder (M,N), bladder (Z)
- ラ
- vesica urinaria
- 関
- 膀胱容量
組織
- 粘膜には多くのヒダが存在し、膀胱が伸展すると消える (HIS.388)
- 被蓋細胞+移行上皮細胞 (HIS.388)
血管(M.210)
[★]
- 英
- cystitis
- 関
- 膀胱
病型
病因
- 細菌感染による
- 急性:全身の防御能の一時的低下:大腸菌単独が多い
- 慢性:尿路のに何らかの基礎疾患:グラム陰性桿菌の複合菌感染
疫学
症状
治療
- 生活指導:水分をとること、排尿を我慢しないこと、下腹部を保温すること
[★]
- 英
- interstitial、stromal
- 関
- 介在、介在性、間質、間質内、支質、侵入型、ストローマ、ストロマ、組織内、中間部、角膜実質
[★]
- 英
- interstitium, interstitial tissue, stroma
- 関
- 細胞内液、細胞外液
[★]
- 関
- 炎光、炎症